今回はTickChartMakerというインジケーターについて解説していきます。
あなたはティックチャートを使った分析をしたことがありますか?
通常だと1分5分ごとにバーが変わるチャートがほとんどですが、TickChartMakeを使えばティックごとの動きを確認できるチャートが作れます。
- TickChartMakerとはどんなインジケーター?
- TickChartMakerのダウンロード・設定方法
- Tickチャートを使った具体的なエントリー方法が知りたい!
- TickChartMakerを使う際の注意点とは??
などなど詳しく解説しておりますので最後までご覧ください。
目次
TickChartMakerとはどんなインジケーター?
TickChartMakerとは、その名の通りティックチャートを表示することができるインジケーターです。
MT4の標準機能ではラインチャートはできても、ティックチャートは設定することができません。
しかし、TickChartMakerを利用すればMT4でティックチャートを表示することができます。
ティックチャートでは、ローソク足ではわからない細かい値動きも見ることができるためとても便利です。
高速スキャルピングなどの細かい値動きで利益をとっていくトレーダーさんにとてもおすすめです。
ダウンロード方法や設定方法が少し特殊な部分もありますので詳しく解説していきますね。
TickChartMakerのダウンロード方法について
TickChartMakerのダウンロードはこちらからできます。
ダウンロードができたら、TickChartMaker.mq4ファイルをMT4のIndicatorsファイルに移動。
MT4を再起動して「ターミナル」よりTickChartMaker.mq4をチャートにドラッグ。
こちらでTickChartMakerのダウンロード、導入は終了です。
導入しただけではティックチャートにはなりませんので、これから設定方法も解説していきます。
TickChartMakerの設定値や設定方法について
設定方法を解説していきましょう。
基本的には初期設定のままでOKです。
OmitDigitが初期設定だと0になっていますが、1にすると一桁減ります。
Nameは名前が変更できるのですが、何も入れないことを公式ではおすすめされています。
ですので基本的にはこのままの設定で使っていただければと思います。
TickChartMakerインジケーターの使い方について
TickChartMakerインジケーターの使い方を説明していきましょう。
まずTickChartMakerがチャートに入っているか確認しましょう。
そしてDLLの使用を許可にチェックを入れます。
そうしたら、ファイル→オフラインチャートをクリックします。
チャ-トの一覧が出てくるため、EURJPY_T.M1をクリック(通貨ペア名+Tが入っているもの)
開くをクリックし、表示させるとこのようにティックチャートが表示されます。
時間がたつと右端までティックチャートになりますので、少し待ちましょう。
ちなみにインジケーターをドラッグすれば表示させることも可能です。(写真はボリンジャーバンド)
このようにティックチャートでもいろんなインジケーターを入れて相場分析もできますのでぜひお試しください。(ただしできないのもあります。)
TickChartMakerは、ティックが動くたびにチャートが動きます。値動きがなければチャートは動かないのでそこはご注意ください。
TickChartMakerをFX取引で攻略するには?
TickChartMakerをFX取引で活用するには、トレンドラインを利用するのがおすすめです。
何回も反発している価格にトレンドラインを引き、トレンドラインをブレイクしたところでエントリーです。
ラインは何回も反発しているラインの方が強いため、できれば3.4回くらいは反発しているようなトレンドラインが理想です。
そのラインをブレイクしたらエントリーですね。
写真の左部分のようにです。
また反発が弱いラインの場合、ロールリバーサルを待つのもおすすめです。
写真右の矢印は2回反発している価格にトレンドラインを引き、ブレイク後一度下がってトレンドラインで再び上に上昇したタイミングで買いです。
ティックチャートでトレンドラインを引きエントリーをする最大のメリットは初動を取れることです。
上昇から下降に変わるとき、下降から上昇に変わるとき、レンジからトレンドに変わる瞬間を見逃さずにエントリーすることができます。
初動を取れるということは利益を大きくとれるのが最大の魅力です。
トレンドの途中からエントリーするよりも、トレンドの始まりからエントリーすることができれば大きな利益を出すことができますよね?
スキャルピングでは1回1回細かい利益を積み重ねていくため、0.1pipsでも多くとれた方がいいと思います。
ですのでこの機会にティックチャートを活用してみましょう!
TickChartMakerインジケーターの注意点とは?
TickChartMakerインジケーターの注意点は、ティックチャートだけでエントリーしないということです。
多くのトレーダーはティックチャートではなくて、バーチャートやローソク足で見ています。
そのため、ローソク足とティックチャートどちらも見ながらエントリーしていくのがおすすめです。
こんな感じで、急すぎてローソク足には引けないトレンドラインなどもティックチャートを使えば引くことが可能です。
スキャルピングをする場合は、ローソク足よりも細かい動きまで捉えられるティックチャートを使うことはかなりおすすめします。
しかしティックチャートをだけだと、細かすぎて全体の流れなどが見づらいため、ローソク足で全体の流れを見ながらティックチャートを見てエントリーしていくイメージですね!
あとはかなり細かい値動きをとっていくため、スプレッドが小さい会社、少ない通貨ペアでやりましょう。
1日10~50ポジションくらいは持つと思いますので、なるべくスプレッドが少ない方がよいです。
また超短期トレードのため、短期のハイ・ロでエントリーできるバイナリーオプションとの相性も良いインジケーターになりますね!
TickChartMakerインジケーターに関するまとめ
- TickChartMakerとは、その名の通りティックチャートを表示することができるインジケーター
- 高速スキャルピングなどの細かい値動きで利益をとっていくトレーダーさんにとてもおすすめ
- 導入したら「オフラインチャート」→「通貨ペア+T」のチャートを開くとティックチャートが開く
- 複数回反発しているトレンドラインを引きブレイク後エントリーまたは、ロールリバーサルを狙う手法がおすすめ
- ティックチャートのみでなく、ローソク足と一緒に分析するとさらに良い
いかがでしたでしょうか?
TickChartMakerはMT4でティックチャートが表示できる非常に便利なインジケーターになります。
細かい値動きを分析できればエントリーチャンスも増え、細かく利益をとることができるようになります。
もし興味を持った方はぜひダウンロードしてみてくださいね。
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