トレードの調子はいかがでしょうか?
投資には多くの手法があり、どれが良い手法なのかよくわからずに何も手を付けられていないということはよくあります。
さまざまな手法がありますがどれも難しいものが多く知識を必要とするため、とっつきにくいというのも原因として挙げられますね。
僕自身、投資を始めたばかりの時はどこから学べばいいかわからない、という状態はしばらく続きました…
そこでFXの有効で簡単な手法を試してみたいという方にもオススメの「ロンドンコーリング手法」について今回は紹介させていただきます!
目次
ロンドンコーリング手法について
ロンドンコーリング手法とは、エントリーは1日1回2注文を出しておけば、あとはチャートに張り付いていなくとも大丈夫という自動売買的手法です。
投資と言えば、1日中チャートに張り付いていたり、チャート分析をしっかり行ったりということが重要視される世界ですが、
なんとこの手法は初心者でも簡単に行うことができ、注文1度出した後はずっと放置しておくというものです。
考案したのは、名古屋在住のシングルマザーである女性トレーダーのボリ平氏です。
なかなか女性での投資家は珍しく、かなりの努力家ではないかと思います。
普段はセミナーなども行っており、かなりの実力者です。
シングルマザーで子供が3人いるという環境で編み出したロンドンコーリング手法は、誰でも低リスクではじめることができ、少額からスタートが可能です。
ブログでも戦績を詳しく掲載しており、自ら実践したデータを元に手法をどんどん進化させてきました。
5年以上前から使用されている手法ですが、とても有名な手法の1つです。
ロンドンコーリング手法の具体的なルールについて
ロンドンコーリング手法は非常にシンプルで、一度覚えてしまえば毎日の日課のようにこなすことが出来ると思います。
具体的な条件は以下の通り。
①ニューヨーク市場が開く前に、ロンドン時間で15時~21時の高値・安値を確認(20:45くらいに確認するとやりやすい)
※夏時間の時は15時~20時
②チェックした高値・安値をみて2つのイフダンOCO(IFO)注文を入れる。
・買いイフダンOCO条件
条件1:チェックした高値に買いの逆指値
条件2:利確(指値売り)を高値+15Pipsに設定
条件3:損切(逆指値売り)を高値-15Pipsに設定
・売りイフダンOCO条件
条件1:チェックした安値に売りの逆指値
条件2:利確(指値買い)を安値-15Pipsに設定
条件3:損切(逆指値買い)を安値+15Pipsに設定
③売りと買いのどちらかの注文が約定した段階で、もう片方のイフダン注文をキャンセルする。
このような感じです。非常にシンプルですね!
現在は注文をスマホアプリから出すこともできますので、やろうと思えばスマホからの注文だけでも完結できます。
時間的にも、会社員の方でも仕事が終わったタイミングで充分間に合うタイミングかと思います。
21時はニューヨークでは早朝に早く起きているトレーダーがやっと動き出すタイミングであり、株式市場が動き出す直前のタイミングでもあります。
その時間をうまく活用した手法がこの「ロンドンコーリング手法」なのです。
また、勝っても負けても15Pipsですので、安心して行うことが出来ますね。
ロンドンコーリング手法は初心者でも使えるの?
ロンドンコーリングのルールをみてわかったと思いますが、この手法は初心者でも簡単に扱うことができる手法です。
難しく考える部分もなく、一度決めた最高値、最安値に価格が届いたら自動エントリーされるものですので、まだFXトレードを始めたばかりという方でもこの手法の設定さえ知っておけば誰でも行うことができます。
ボリ平氏自身も出来るだけ簡略化して、自身の負担を最小限にしたことにより、このような手法になったと思われます。
ロジックがわかりやすく、投資における精神的負担が少ないことは長期的にみても大きなメリットです。
とりあえず何かの手法を試してみたいという方にもぴったりの手法と言えます。
ロンドンコーリング手法を利用する際の注意点とは?
ロンドンコーリングの主な注意点としては、ボリ平氏いわく、月曜と金曜には勝率が悪いことが傾向としてあるため、月曜と金曜に限っては、通常の順張り手法ではなく、逆張り手法を使用した方がいいと言われています。
通常は「最高値まで上がったら買い、最安値まで下がったら売り」という事でしたが、
逆張りですので、「最高値まで上がったら売り、最安値まで下がったら買い」というようにしましょう。
また、水曜日に関しては、最近の勝敗をみてトレードしないというようにするのもボリ平氏の戦略にはあるようです。
ロンドンコーリング手法は長期的にみて稼げる手法ですので、短期的に連敗してしまったからやめるということではうまくいきません。
しっかりルールを守ってコンスタントに続けることで結果がでます。
これはロンドンコーリングに限った話ではありませんが、しっかりとした裏付けのあるロジックは、短期的ではなく長期的にみるべきなのです。
なかなかそのようなメンタルコントロールも難しいとは思いますが、この手法では勝っても負けても15Pipsですので、ルールを守った上でしっかりと続けていくことが重要です。
ロンドンコーリング手法の評判や評価はどうか?
ブログなどで検証結果を掲載しているところもありますが、トータルで見てもネットでの評判はかなり割れているように思われます。
しっかりこの手法を実践している方の意見かどうかは判別が難しいですが、ロンドンコーリングだけではなかなか思うような勝率を上げられていないという方も多かったです。
単純かつ明瞭で初心者にもやさしい手法ではありますが、現状その日その日の相場の状況を詳しく分析しなければそこまで勝率は上がらない様子です。
もちろん一時のバックテストでは7割もの勝率を上げていた手法ですので、ルールを守り長く実践していけば勝率は安定するかもしれませんが、最近のフォワード結果を実際に取ってからの実践が良いかと思われます。
個人的な意見としては、最近この手法を使用しているという方をほぼみないので、そこまで長期的にも稼げてはいないのではないかとも思います。
ボリ平氏自身のブログやTwitterなどでもロンドンコーリングの手法に関するものは更新がなく、他の手法に以降しているかもしれません。
いずれにしても相場次第かなという感想です。
ロンドンコーリング手法に関するまとめ
ロンドンコーリング手法は誰でも簡単に行える手法ですが、もし使用するとすれば最近の曜日ごとの相場の状況なども確認をした上でトレードすることで、安定した勝率を維持することができるはずです。
危ないと思った日には、思い切ってトレードをしないというのも一つの戦略です。
今回紹介のロンドンコーリング手法だけを使用しなくとも、他の手法や見方と組み合わせて使用するなど、日々工夫していくことをおすすめします。
昔稼げていた手法でも、現在もその手法で稼げるかどうかは確かではありません。
どのロジック、手法でも勝率をしっかりと判断するためにフォワードテストは欠かさずに行いましょう。
また、当サイトでは様々な手法や自動売買システムの詳しい情報を記事にして取り扱っています。
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