どうもバカポンドです。
「高値と安値を意識して取引を行うと良い」このような説明をよく聞きます。
確かに高値と安値は多くのトレーダーが気にする点であり、そこを意識をするのは大事なことです。
高値と安値では反発したり、突破すれば勢いよく価格が進むこともありえます。
ただですね、
・本当にここが高値でいいの?
・ここを安値として間違ってない?
と不安に考えてしまう初心者も多いのではないでしょうか。
高値と安値の意味を知っていても、本当にそこが高値と安値という定義をすることに迷ってしまうのです。
そこで!
今回の記事では、「高値と安値を定義する方法と、取引レート一覧の確認方法」を解説していきます。
目次
高値安値とはそもそも何か?
高値とは、ある一定期間を区切った中で最も高い価格を意味します。
安値はその逆、最も安い価格を意味しているのです。
聞くと簡単な内容ですが、迷う点は「ある一定期間」という説明箇所になります。
この一定期間という言葉で、高値と安値の箇所を迷ってしまう初心者が多くなるのです。
相場はトレーダーによる買いと売りの総力戦になるので、より多く買われたら高値を付けますが、売られれば安値を付けます。
ただ、いくら勢いがあっても買われ続けることは、当たり前ですがありません。
・買ったものは売らなければ利益にならない
・間違えた場合はすぐに損切しなければならない
こうした考えから、チャートはアップダウンを繰り返すのです。
トレーダーのさまざな心理から、高値と安値は付けられていることを理解しておきましょう。
FXで高値安値を定義する方法とは?
「FXにおける高値安値の定義はこれです!」と言った内容はありません。
よって、初心者は色々な説明を読んでしまい、どれが高値?安値?と迷ってしまうのです。
ここでは普段トレーダーが利用している高値安値の定義を集めてみました。
・今見えているチャートの中で確認できる最も高い価格が高値、低い価格が安値という定義(4時間足、日足、週足、月足ごとに確認する)
・現在の価格からの直近を高値安値とする定義
・東京、ロンドン、ニューヨーク市場ごとの各市場時間で区切った高値と安値の価格を定義
そして最も使用される定義が、スイングハイとスイングスローによる定義です。
・スイングハイ
高値を中心に低い安値のローソク足が左右6本できる状態
・スイングロー
安値を中心に高い高値のローソク足が左右6本できる状態
このチャート状況が、高値と安値の定義に一番使われる内容です。
スイングローのローソク足を結ぶことで、サポートラインを形成することもできます。
高値安値を定義できるメリットとは?
高値安値を定義することで、明確な取引を行うことができるようになります。
取引するたびに高値安値を変更していたら、その手法の勝率など計れるものではありません。
高値安値にはいろいろな定義がありますが、自分自身でいつも利用する定義を使う必要があるのです。
そのため、先ほど最後に説明したスイングハイとスイングローが的確に判断しやすく、最も利用されているということになります。
相場分析を毎回同じ理由で行うのはとても大切なこと、これが定義を行う最大のメリットです。
取引レート一覧を確認して過去の高値安値を知る方法とは?
検索サイトで「取引レート一覧」と検索すると、「過去の取引レート一覧」というのが検索されます。
こちらを選択すると、過去のさまざまなレート一覧を確認することできますが、過去の高値と安値を知るためには、1つずつ見ていくしかありません。
ただですね、このサイトが一番古い過去の取引チャートを確認することができるようです。
他の「為替レート一覧」は過去のレートではなく、現在の価格変動のペアごとの一覧になります。
過去のレートは分かりませんので注意してください。
一番簡単な方法はMT4を利用して、年間チャートで確認する方法です。
これにより、過去の高値安値を確認することもできます。
取引レート一覧を公表しているサイトは限りなく少ないので、MT4を利用されるのがおすすめです。
FXと高値安値の定義に関するまとめ
FXの高値安値を利用するのは、トレードするにあたりとても重要なことです。
ここを無視して取引をすると、なぜ反発をしたのか、なぜ一気に上昇したのかの理由が説明できなくなります。
なぜ為替が動いたのか、この理由を知る事がFXをやる上で大切なこと、そのために高値安値を利用しなくてはいけないのです。
過去の高値安値を知る方法は、MT4で分かります。
昨日の高値安値のラインを色違いで引いておくと、その箇所で反発することもあるのです。
「さぁ今日もFXを始めよう」としたとき、まず最初に行うのは、前日の高値安値にラインを引いておくことです。
ここを意識するトレーダーも多くいます。
その次に、スイングハイとスイングローで高値安値を確認していき、必要であれば、「サポートライン」や「レジスタンスライン」を引いていくのです。
高値安値の定義を明確にしておく、そうすればこのようなチャート分析ができるようになります。
FXで勝率を上げるのならば、高値安値は必ず意識するようにしましょう。
ここを無視してトレードするのは、とても危険なエントリーとなります。
負けた時はもちろん、勝った時においても、
「なぜ為替がそう動いたのか?」
を説明できるようになることが一番大事です。
そのためにも、高値安値を意識したFXを心がけていきましょう。
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