今回はグランビルの法則で勝てない人の特徴とは?
というテーマでお話をしていきたいと思います。
グランビルの法則は、移動平均線を使ったとても有名な手法で取り入れている方も多いと思います。
しかし、シンプルながら奥が深い手法のためプラスにできていないという方もいるのではないでしょうか?
そんな方のために、グランビルの法則で勝てない原因から、改善方法、注意点を詳しく解説しました。
この記事を読めば、グランビルの法則で今まで勝てなかった原因がわかり、今後どうすればいいのかわかるようになりますので最後までご覧ください。
目次
グランビルの法則はFXで勝てない?
移動平均線を使ったトレード手法で最も有名な取引手法グランビルの法則ですが、多くのトレーダーが使っていると思います。
グランビルの法則はFXで勝てないのでしょうか?
いいえ。グランビルの法則は勝てます。
同じグランビルの法則を使って取引をしているトレーダーでも勝てている人と負けている人が必ずいます。
グランビルの法則を使いトレードをして資金を溶かしてしまっている人もいれば、何百万何千万と資金を増やしている方もいます。
グランビルの法則はマスターすれば、資金をプラスにすることは必ずできます。
ですので本日はグランビルの法則で勝てない人の原因を徹底分析していきましょう。
グランビルの法則で勝てない人の原因は?
グランビルの法則で勝てない人の原因から考えていきましょう。
問題解決するためには、まず原因を知ることからです。
考える原因をいくつか挙げていきますね。
ダマしを拾いすぎている
まずはダマしを拾いすぎているのが1つ目の原因かと思います。
一番多いのがゴールデンクロスデッドクロスでのダマしだと思います。
グランビルの法則は、青枠のトレンド時は機能しやすいですが、赤枠のレンジでは機能しずらいです。

ゴールデンクロスデッドクロスは、相場の転換点では上手く機能することが多いですが、レンジ相場や強いトレンドが出ている時にはダマしに合う場合が多いです。
特に強いトレンド時、移動平均線のクロスが起こった後、再度強いトレンドに乗ってしまうと損失額がかなり大きいです。
そのため、まずはダマしに合う確率を少しでも少なくするのが重要です。
グランビルの法則だけでエントリーしている
グランビルの法則で勝てない人は、グランビルの法則だけでエントリーしてしまっているというのも原因の1つかもしれません。
あくまでグランビルの法則は、エントリー根拠の1つであってそれだけでエントリーをしていくのはよくありません。
他の根拠を1つ1つ積み重ねていき、複数根拠が揃ったときに初めてエントリーという形が理想です。
グランビルの法則だけでエントリーしてしまっていると、先ほど言った通りダマしに合ってしまう可能性が高いため注意しましょう。
グランビルの法則だけでなくて、ダウ理論、エリオット波動、レジサポライン、トレンドライン、チャネルラインあたりは理解しておいた方がいいでしょう。
グランビルの法則にこれらの根拠が合わさることによって勝率アップが可能です。
グランビルの法則だけをエントリー根拠にしている方は、他の根拠も学ぶようにしましょう。
ダマしに合い逆行した時の対策を用意していない
グランビルの法則でFXをし、負けてしまう方はダマしにあい逆行した時の損切はしっかりとできていますか?
ダマしに合って相場が逆行してしまった時は、すぐに損切してしまった方がよいです。
逆行したけどそのうち戻ってくるだろうという考えで、ポジションを持ってしまうといつかは破産します。
そのためグランビルの法則を使い相場が逆行した場合は、すぐに損切りして次のエントリーポイントを探した方がいいです。
グランビルの法則は売買ポイントが8つあるため、エントリーチャンスは多いはずです。
そのため、ダマしが起きた場合は損切りをし資金を減らさないようにするのが基本ですね。
グランビルの法則でFX取引をする際の注意点とは?
グランビルの法則でFX取引をする際の注意点もお話していきましょう。
他の根拠も必ず重ねる
まずグランビルの法則だけをエントリー根拠にするのではなくて、他の根拠も重なったタイミングでエントリーをするようにしましょう。
どのテクニカル分析も万能ではないため、必ずダマしが起こります。
そのためなるべく根拠が揃ったときにエントリーした方がいいです。
例えば、ゴールデンクロス・デッドクロスでの相場転換を狙う手法なら、波形の勉強をしてダブルトップ、ダブルボトム、三尊、逆三尊の形になった後のクロスを狙うとか根拠を複数持つことで勝率はアップします。
押し目買い、戻り売りを狙うなら、近くにレジスタンスサポートラインがあるかなど、複数根拠を重ねられるようになりましょう。
根拠が重なれば重なるほどそのポイントは多くのトレーダーに意識されているポイントになるため有効的です。
ですのでグランビルの法則の法則だけでなく、他の根拠も学んだ方がいいですね。
上位足の確認をする(MTF分析)
こちらも根拠の1つになるのですが、上位足の分析をするのもおすすめです。
例えば、5分足での取引をするのでしたら、15分足1時間足の流れを見てその流れに沿うようにエントリーをしていくのがおすすめです。
上位足の方向性が上向きならば、下位足のエントリーは売りよりも買いエントリーの方が期待値が高いです。


上が1時間足で下が5分足ですが、このような上昇チャネルが引ける場合、売りエントリーより買いエントリーの方が利益が大きくとれるのがわかりますか?
FXの世界は勝率も大事ですが、1回のエントリーで大きな利益を出せるかどうかも大事です。
その考えでいうと、大きな流れに乗るという考え方が一番いいと私は思います。
逆行した時の対策も考えておく
グランビルの法則はとても優秀な売買ロジックですが、いくら他の根拠を重ねたからといって勝率100%にはなりません。
ですので必ず逆行した時に損切りを適切なタイミングで入れられるようにしましょう。
グランビルの法則に当てはまっていて、他の根拠もそろったところでのエントリーだから大丈夫だろうと思い損切りをしないのはよくありません。
そのため逆行したらすぐに損切りできるように準備をしておくか、あらかじめストップロスを入れておくとよいですね。
逆行した時はポジションを持ち続けるのではなくて、次のチャンスを狙っていく方がいいです。
そこら辺のリスク管理などもできるようになりましょう。
グランビルの法則を使い負けてしまう人が勝つためにすべき改善策とは?
グランビルの法則を使い取引をして負けてしまっている方がやるべきことは、とにかく相場の基本を学ぶこと。
それに尽きると思います。
グランビルの法則を使い、大きな利益を出せている方はたくさんいます。
勝てていない方と負けている方の最大の違いは相場の基本知識による違いだと思います。
そのためまずは相場の基本原則をもう一度復習しましょう。
わからないところはわかるまで勉強する。
これが一番大事です。
波形の種類、エリオット波動、ダウ理論、レジサポライン、ローソク足これらをひたすら学び、根拠をプラスしていけば必ず勝てるようになりますし、自信をもってトレードできるため、メンタルも安定するようになると思います。
ですのでまずは相場の基本を勉強しましょうね。
あとは過去チャートの分析も大事です。
過去チャートを分析して勝っているパターンと負けているパターンを徹底的に分析しましょう。
その後デモトレードまたは少額でのエントリーをして、負けたところは振り返る。
これを繰り返していれば必ず勝てる様になります。
今グランビルの法則を使い取引をして勝てていない方は、相場の基本を徹底的に学ぶようにしましょう。
一番いけないのは他の手法を学びいろいろ中途半端になってしまうことです。
グランビルの法則は極めれば、一生もののスキルになります。
まとめ
- グランビルの法則を使って取引をしているトレーダーでも勝てている人と負けている人がいる
- グランビルの法則で勝てない原因は、ダマしを拾いすぎ、グランビルの法則だけでエントリーしている点、ダマしに合い逆行した時の対策を用意していない点
- 注意点はグランビルの法則だけでエントリーではなく他の根拠も必ず重ねる、MTF分析をする、損切りをしっかりと行うこと
- グランビルの法則で勝てない方は他の手法に変えるのではなくて相場の基本原則を学ぶとよいです
いかがでしたでしょうか?
グランビルの法則はとても優秀な手法なので、今勝てなくても絶対にあきらめない方がいいです。
今資金がマイナスでも将来的にプラスにしていけばいいだけの話なので頑張っていきましょう。
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