今回はSDAというインジケーターについて説明していきます。
SDAは海外のインジケーターのため、調べてもあまり情報が出てこなかったため、僕が実際にダウンロードして使用、検証してみました。
実際チャートに入れてみたところ、チャートの底と天井を示唆してくれるインジケーターのようですね。
- SDAってどんなインジケーター??
- ダウンロード、設定方法は??
- 勝率はどのくらい??
- おすすめのエントリー手法は??
と盛りだくさんのため、最後までご覧くださいませ。
目次
SDAとはどんなFXインジケーターか?
SDAとは相場との底と天井を判断するのに使われるインジケーターになります。
チャート上のレベルラインを抜けた時が反転のサインになるインジケーターです。
青ラインが下降から上昇へ反転するサイン
赤ラインが上昇から下降へ反転するサイン
となります。
反転する場所がわかれば、FXの逆張りエントリーなどで役立ちそうですよね。
中身を見てみたのですが、RSIやCCI、ストキャスティクスなどのカスタムインジケーターをベースに作っているわけではなく、
始値終値高値安値をベースに作られているボリューム系のインジケーターである印象を受けました。(具体的にどんな計算式なのかはわかりませんでした。ごめんなさい笑)
ただダウンロードしてチャートに表示してみたところ、相場の底と天井を割と正確に判断してくれるインジケーターでしたので、レ
ンジ相場での逆張り、トレンド時の押し目戻し目買いなどで、有効的で便利なインジケーターだと感じましたので、これから詳しい設定方法や使い方を説明させていただきます。
SDAのダウンロードやMT4での設定方法について
それではSDAのダウンロード方法や設定方法を解説していきますね。
SDAは標準で入っているインジケーターではないため、まずこちらからダウンロードしてください。
ダウンロードするとzipファイルになっているため、解凍してSDA v 3.2.ex4とSDA v 3.2.mq4というファイルがありますので、そちらをMT4のIndicatorsフォルダに入れます。
その後MT4を再起動して、SDA v 3.2をクリックしましょう。
パラメーターも簡単に説明していきますね。
Len | ボリュームを出す条件のようです。値を少なくするとたくさんの場所で発生し、値を大きくすると発生頻度が減ります。 |
HistoryBars | バーを読み込む本数です。 |
ModeHL | trueにすると高値安値をベースにボリュームを出し、falseにすると始値終値ベースになります。 |
ModeOnline | こちらはオンライン時は基本trueで。falseにすると何も表示されません。 |
Modeinfile | MT4ファイルモード。基本はModeOnlineをtrueで大丈夫です。 |
ModeinHistory | 過去履歴モード。オフラインで検証したい場合にtrueに。 |
UrovenSignal | 上ラインの調整ができます。 |
Alert | ラインタッチでのアラートのオンオフができます |
sound | ラインタッチで音を鳴らすかどうか。アラートの方がおすすめ。 |
ラインタッチでメールを送信できます。 |
設定方法は以上になります。
SDAのFXでの使い方や見方について
SDAの使い方はとても簡単です。
- 青ラインがレベルラインを越えたら下降から上昇へ反転するサイン(買いサイン)
- 赤ラインがレベルラインを越えたら上昇から下降へ反転するサイン(売りサイン)
デフォルトではレベルラインが15になっていますが、25以上まで上昇した方が、より精度は上がります。
ですので、2本ラインを引き、タッチしたタイミングでほかの要素を見るのがおすすめです。
あくまでも相場も買われすぎ売られすぎを表しているだけのサインのため、SDAだけでエントリーするのではなくほかの要素も確認してから取引するのがおすすめですね。
天底を見極めるインジケーター(SDA)を利用した攻略手法とは?
SDAを利用したFXの攻略手法を紹介していきましょう。
大きなトレンドができていない時が最低条件になります。
Lenの値は100
25にレベルラインを引きましょう。
エントリーポイントは
青ラインがレベル25に到達した時買いエントリー
赤ラインがレベル25に到達した時売りエントリー
という攻略手法になります。
こちらの写真のように大きなトレンドができていない状態で赤ラインが25を超えた時売りエントリーです。
青ラインが25に到達した時に買いエントリーとなりますね。
ただもう一つエントリーを避けるポイントがあります。
それは一度25ラインに到達した後また高値安値を更新し、再度25ラインに到達したとき。
というのはエントリーを避けた方がいいです。
具体的に言うとこちらの写真のような感じになりますね。
一度青線が25ラインに到達し一時的に少し反発しましたが、再度下降してまた25ラインに到達。
このような形は反発が小さく、下降トレンドに乗る可能性が高いためエントリーは避けましょう。
上記の現象を避けて、大きなトレンドができていない時での25ライン到達での逆張りエントリーは効果的ですのでぜひ試してみてください。
SDAインジケーターを利用する際の注意点とは?
SDAを使用する際の注意点は3つあります。
- 大きなトレンド時の逆張りエントリーはしない
- 他のインジケーターと組み合わせる
- レジサポラインとの相性は○
まずSDAは相場の底と天井を予測するインジケーターですが、トレンド時よりレンジ相場での方が機能はしやすいです。
トレンド相場でSDAの逆張りエントリーを狙ってしまうと反発せずにそのままトレンドに乗ってしまったり、反発はするけど少ししか反発しなかったりと、相性が良くないです。
ですのでなるべくレンジ相場での使用を心がけましょう。
もしレンジかトレンドが詳しくはわからないという方も、明らかなトレンド状態の時のエントリーを避けるだけでも、エントリーの精度は上がると思います。
他のインジケータと組み合わせるのもおすすめです。
SDAはどちらかというとRSIなどのオシレータ系インジケーターと似た働きをします。
ですので、RSIやCCIの買われ過ぎ、売られ過ぎサインは反発確率を上げてくれます。
さらにレンジ相場でのエントリーをしたいため、移動平均線のパーフェクトオーダー時のエントリーは避ける。
ボリンジャーバンドのスクイーズ、エクスパンション、バンドウォーク時の逆張りエントリーは避けるなどの条件を組み合わせるのがおすすめです。
またSDAがレベルラインに到達した時にレジスタンスライン、サポートラインが近くにあるときは反発確率は大きく上がります。
SDAを使った逆張りエントリーをしてみたいという方は写真のようにレジスタンス、サポートラインを引いてみるといいでしょう。
勝率はどれぐらい上がるのか?
SDAをを使ってトレードをすると勝率はどれくらいになるの??
と疑問を持つ方も多いと思います。
勝率が高ければ、SDAだけでも勝てますし、資金も増やし続けることが可能なため気になりますよね・・・
調べた感じですと、SDAの25ラインでの反発確率は50%前後でした。
勝率50%ですと場合によっては資金が減っていまいます・・
そのため他の要素と組み合わせるのが大事なのです!
・大きなトレンド時のエントリーは避ける
・他のインジケーターと組み合わせる
・レジスタンス・サポートラインを引く
これらを組み合わせることで勝率70%前後まで上げることが可能になります。
ですので頑張りましょう。
SDAの反発確率が50%ならそもそも入れる必要がないのではないか?
と思う方もいるかもしれません。
しかしそれでもSDAは入れといた方が便利です。
なぜならばSDAは天井と底を表してくれるインジケータのため、大きな利益を出してくれる可能性が高いからです。
天井で反発し、落ちてきてからエントリーするのと、頂点でエントリーするのは取れるpips数に大きな差が出ます。
そのためSDAを使い頂点、底を予測するのはおすすめですね。
FXのSDAインジケーターに関するまとめ
- SDAとは相場との底と天井を判断するのに使われるインジケーター
- 青ラインが下降から上昇へ反転、赤ラインが上昇から下降へ反転するサイン
- 大きなトレンドができていない時に、青ラインがレベル25に到達した時買い、赤ラインがレベル25に到達した時売りエントリーがおすすめ。
- 勝率を上げるには、大きなトレンド時の逆張りエントリーはしない、他のインジケーターと組み合わせる、レジサポラインを引くのがおすすめ。
いかがでしたでしょうか?
SDAは相場の底と天井を示唆してくれるインジケーターのためとても便利ですね。
逆張りでのエントリーが多い方は入れといて損はないインジケーターだと思います。
興味がある方は一度ダウンロードして使ってみてください!
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