本日はFXにおいて超大事な形、フラッグ・ペナントについて記事を書きました。
勝てるトレーダーはローソク足の形を見てエントリーをすると言われておりますが、今回はその一種となります。
フラッグ・ペナントはよく出る形ですし、マスターすればFXで利益を出しやすくなります。
今回はフラッグ・ペナントの意味や、私が実際に取引している手法についても解説していきますので最後までご覧ください。
目次
FXにおけるフラッグ・ペナントとは?
チャートの値動きにはある程度規則性があると言われております。
例えば、相場はレンジ→トレンド→レンジを繰り返すといったことや、トレンドは5波調整派3波からなるなどのエリオット波動など、ある程度の規則性があると言われています。
未来の相場を完全に予測することは不可能ですが、これらの規則性を頭に入れておくことによって、FXで利益を出すことが可能となります。
その中でもチャートパターンというものがあり、チャートパターンとは過去の値動きからよくあるパターンというものを抽出し、パターン化したものを言います。
フラッグ・ペナントもその中の一種です。
フラッグ・ペナントは、どちらもトレンド継続のチャートパターンといわれており、実際のチャートを見ていてもよく出る形です。
特にトレンド中の休憩地点にてこのパターンは頻出します。
FXで勝つためには、フラッグ・ペナントといったトレンド継続のサインを見逃さずに取引を行っていくことが重要です。
しかし、フラッグ・ペナントを見つけたからといってすぐエントリーというわけではありませんし、なかなか難しい部分もありますが今回の記事を読んでぜひマスターしてみてください。
FXにおいてフラッグ・ペナントが大事な理由
FXにおいてフラッグ・ペナントがなぜ大事なのか?を解説していきます。
なぜ大切かを知ることによってより理解が深まると思います。
よく出るチャートパターンのため
フラッグ・ペナントをなぜ覚えておいた方がいいのかというと、とにかくよく出る形だからです。
トレンドが発生して休憩して再度トレンドが発生する。
このタイミングでフラッグ・ペナントはよく出ます。
意識してみてみると本当によく見られる形です。
なぜよく出る形かというと、フラッグ・ペナントという形は投資家たちの迷いを表しているためです。
トレンド発生して下降トレンドなら下がり切った後に反発するのか再度下がるのか、これを投資家たちが迷っている時に、レンジを作る。
この時にフラッグ・ペナントの形になります。
このレンジをもう一度下にブレイクした時とは、迷った結果結局下にブレイクしたということで大きくトレンドに乗りやすいといったイメージです。
相場はレンジ→トレンド→レンジを繰り返すという基本原則があるためよく見られる形ですので必ず覚えておいた方がいいチャートパターンになりますね。
利益を取りやすい手法のため
フラッグ・ペナントはわかりやすく初心者の方でも簡単に見つけることができます。
きれいなフラッグ・ペナントほど素直にトレンド継続します。
さらに再度トレンドに乗るときは勢いよくトレンドに乗るため、利益を大きく出しやすいのがポイントです。
FXにおいて最も利益を取りやすいのは大きなトレンドに乗ることです。
大きなトレンドに乗ることで利益を大きくとることができるため必ず意識するといいでしょう。
逆に大きな流れに逆らってエントリーしてしまうと、小さな利益しか取れないですし、逆行した時のリスクが高いです。
それよりも全体の流れに乗りながらエントリーをしていくのが大事です。
フラッグ・ペナントという言葉は、知っていてもそれだけで利益を出すことができないのはこういった理由です。
まずは大きな流れを確認して今の相場がどっち向きなのか?を環境認識をしたうえでエントリーをしていくようにしてください。
勝率が高い手法のため
フラッグ・ペナント抜けのトレンド継続を狙う手法は、プロのトレーダーもよく使っており、とても勝率が高い手法となります。
RSI・ストキャスティクスなどインジケーターを活用した手法よりもダマしは少ないです。
なぜなら過去のデータからよくトレンドが継続しているという実績があるためです。
正直上位足の環境認識プラス、このフラッグ・ペナントなどのチャートパターンを覚えておけばFXは勝てます。
ポイントは難しく考えないこと。
相場はなるべくシンプルに考えてあげるのが基本です
なるべくきれいなフラッグ・ペナントの形を見つけて、大きな流れに乗っていくことでかなり高い勝率をたたき出せる手法ですので、ぜひ覚えておくといいでしょう。
フラッグ・ペナントの見つけ方や注意点について
フラッグ・ペナントの見つけ方も解説していきましょう。
いくつか例を貼っておきますね。
画像はドル円5分足です。もちろんどの時間足でも一緒です。
基本的な流れとしては、
まずはトレンド発生やトレンド転換を確認する。
その後トレンドの休憩地点で、フラッグ・ペナントの形が出ているか確認する。
といった流れで探していきます。
1枚ずつ解説していきましょう。
まず1枚目は、三尊からのリターンムーブからのペナントの形を作るパターン
三尊とは、上昇トレンド終了のサインといわれる形で、ここから下降していくことが多いパターンです。
さらに三尊の谷の部分を結んだトレンドラインでリターンムーブを起こしています。
その後ペナントレンジを作って下がっていくというパターンです。
トレンド転換の時によく出るパターンなので覚えておくといいですね。
2枚目はレンジブレイクからの下降三角持ち合いパターン。
青枠で長いレンジを作った後レンジをブレイク、その後ペナントの形を作って下にブレイクする形です。
下がった後に急騰していますが、これは急騰しているのでファンダメンタルズ的影響でしょう。
チャートパターンを使ってエントリーすれば勝率は高いですが、こういったこともありますのできちんと損切を入れたり建値移動をしたりするのは大事です。
このパターンもレンジをブレイクした時の値幅と同じくらい下がっているため、きちんと利確をすれば取れた場面でしょう。
3枚目は、上昇トレンド中の3波と5波目にペナント・フラッグを作るパターンです。
エリオット波動では、上昇5波下降3波が基本パターンとなっているので、休憩地点をブレイクした時にトレンド継続という意味になります。
この場面ではペナントブレイク時に5波目に見えるため、この上は休憩して下がるパターンもよくあるため、これ以上は追わなくてもいいかもしれません(上位足見ていくのはアリです。)
このようにトレンド中の休憩地点を狙っていくのが基本です。
勘違いしがちなのが大きな流れがレンジ相場の時はあまり意味がないという点です。
レンジ相場の時は、無理してチャートパターンを探すのではなく、レンジをブレイクするのを待つか下位足を探してみるなどがいいですね。
フラッグ・ペナントを活用したエントリー例をご紹介
フラッグ・ペナントのを活用したFX手法も詳しく解説していきましょう。
エントリーポイントは、フラッグ・ペナントブレイク時足確定でいいのですが、そのトレンドがどこまで続くのかを予測し、利確ポイントを決める必要があります。
また損切ポイントも決める必要がありますね。
先ほどの写真をもう一度出していきましょう。
利確ポイントの目安ですが、N計算を使うのが一番簡単です。
前の上昇幅をベースに考えるのがいいですね。
今回の場合だと、四角形の上の部分が利確ポイントとなります。
また損切ポイントは直近安値付近でいいと思います。
シナリオ通りにいかなかったときは、すぐに撤退するのも大事なことです。
またN計算だけでなく強いラインがあった場合、ライン付近で利確する場合もあります。
その場合は臨機応変に相場を見ながら予想するのが大事です。
大切なのは欲張らないこと。
上昇5波を狙うのならば、1波ずつ利確していくこと。
1波から5波までのすべてをとるのではなく、1波ずつ利確していくことが大切です。
大きく利益を取りたければ、時間軸を大きくすればエントリーポイントは少なくなりますが、大きく利益を狙えます。
そのためまずは確実に利益を取れるようになってください。
まとめ
- フラッグ・ペナントはどちらもトレンド継続のチャートパターンでトレンドの休憩地点で多発するチャートパターン
- よく出るパターンで、勝率が高く、わかりやすいとても優秀なチャートパターン
- ポイントはレンジ相場ではなくてトレンドの休憩地点でのフラッグ・ペナントを探すこと
フラッグ・ペナントというチャートパターンはFXにおいてとても重要な形のため必ず覚えておくとよいでしょう。
本日ご紹介した手法は私自身もよく使う手法ですのでぜひ真似してみてください。
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