FXをフィボナッチリトレースメントと逆張りを組み合わせて攻略するには?勝率を上げられる時間足は?

フィボナッチといえば、よく使用される手法であり、多くのトレーダーが意識しているものです。

集団心理を読む上でも、幅広く知られている手法は詳しく知っておく必要があります。

もちろん知っておくだけではなく、しっかりと学べば自分で活用して勝率を高めるのも可能になります。

フィボナッチ自体は知っていてもうまく活用できていないという声も多かったので、今回はフィボナッチトレースメントを使用した手法について紹介していきたいと思います。

 

フィボナッチリトレースメントとは?

「フィボナッチリトレースメント」は、フィボナッチ手法の中でも一番使用されることの多い手法です。

「フィボナッチ」は1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377…というように隣り合った数字を足した数が次の数になるというもので、この隣同士の数の比率などにより「黄金比」が導き出されました。

フィボナッチラインでは、その「黄金比」がFXにも活用できるようにされています。

 

「リトレースメント」とは、「引き返す」であるとか「後戻りする」といった意味合いがあります。

また全体的な相場の動きとして、価格はまっすぐ進むのではなく、ジグザクに進む傾向があります。

例えばチャートが上昇していく時には、何度も押し目を作りながら進んでいくのです。

 

この性質とフィボナッチを利用して、押し戻しのタイミングでどこまでチャート価格が戻すのかを計るのが「フィボナッチリトレースメント」です。

MT4には簡単にフィボナッチラインを引くことの出来るツールが初期搭載されてあるのでとても便利ですね!

 

MT4のスマホ版アプリにあるフィボナッチについて

 

フィボナッチラインについては、スマホ版アプリにおいても表示させることができます。

スマホ版MT4アプリは無料でアプリストアからダウンロードが可能です。

Android版もiOS版もどちらも用意されています。

MT4アプリでチャート画面を開くと、現在のチャートがすぐ表示されるようになっています。

チャート画面の上でどこでもいいので一度タップをすると、上の画像のようにサークルが表示されます。

サークルの中で左下にある○△□が重なっているようなマークがありますので、そちらを選択します。

するとオブジェクトを選択する画面になります。

中に「フィボナッチトレースメント」がありますので、そちらを選択します。

 

「フィボナッチトレースメント」をタップするとチャート画面に戻ります。

その状態で高値から安値までタップしてスライドするとこのようにフィボナッチラインを引くことが出来ます。

PCのMT4のように細かい調整が難しいと感じるかもしれませんが、出先でもスマホであればチャートを開いたり分析したり出来ますので、とても便利な機能です。

僕自身PCから少し離れたい時は、スマホ版MT4をリビングで確認したり分けて使用することもあります。

 

フィボナッチリトレースメントと逆張りを組み合わせて攻略する手法とは?

 

まず、フィボナッチを使用する際には、レンジ相場ではなくトレンド相場の時に使用しましょう。

チャートのほとんどはレンジだという言葉もありますので、しっかりトレンドが出来るのを待ってからラインを引きます。

また、フィボナッチには38.2%、50%、61.8%、100%というラインがありますが、このラインにおいて、38.2%<50%<61.8%<100%というように強度が変わってきます。

そのため、38.2というラインが一番弱いラインですので、このラインで跳ね返った場合は、まだトレンドの勢いは強く、トレンド継続となる可能性が高いです。

50%であれば強くも弱くもなく、安定している状態。

68.2まで戻した場合は、トレンドの勢いは弱く、トレンドが終わる可能性も高いという様に判断することが出来ます。

もし100%を抜けた時には、ほぼ相場は反転すると考えて良いでしょう。

フィボナッチトレースメントを紹介するサイトによっては、「23.6」が一番反発しやすい、であるとか「61.8」が最も反発しやすいなどと紹介しているところもあるようですが、どこで反発するかどうかはその時の場合に寄ります。

例えば上の画像の場面の場合、それぞれのラインをみてみて反発回数(意識されているであろう回数)が多いラインに注目します。

ここでは「23.6」や「61.8」での反発回数は他と比べて少な目であり、「38.2」と「50.0」のラインで多く反発しているのが分かると思います。

もし逆張りで反発タイミングを見極めたいという場合には、このように多く意識されているラインを反発したタイミングなどを狙うと良いでしょう。

 

実際にそのあとの流れをみてみると、「23.6」ラインでは止まらずにそのまましばらく下降を続け、「50.0」のラインでようやく反発しました。

上昇していくときにもまた反発があり、今度は「38.2」ラインで反発しまた上昇方向へ進んでいきました。

場合によっては、ここまで最後に上昇せずに下降トレンドに切り替わるという場合もありますが、反発ポイントとしてかなり有効に働いているということが分かると思います。

実際に使用するという場合には、フィボナッチだけを使用するのではなく、他のロジックやインジケーターなどと組み合わせて使用することをおすすめします。

相場転換のタイミングを計るのであれば、移動平均線のゴールデンクロスなども定番です。

 

あくまで高確率で反発があるというものであり、確実に反発タイミングになるかどうかはわかりません。

他のロジックにおいても転換点となりそうな場合に、丁度フィボナッチトレースメントの条件も揃っていたとなれば、さらにそこで反発する可能性も高いという判断ができます。

慣れるまで時間がかかると思いますが、何度も繰り返していくと、ここはフィボナッチトレースメントを使ったほうがいいなという感覚がつかめてくると思います。

わかりやすいところからでいいので、フィボナッチトレースメントを取り入れてみましょう。

 

フィボナッチリトレースメントでFX取引勝率を上げられる時間足は?

 

実際のトレードにおいてはあまり短い時間足ではラインを引くのも難しいため、中長期の時間足でのトレードをオススメします。

僕のオススメとしては、1時間足や4時間足などであれば十分かと思います。

短期的な反発タイミングをフィボナッチトレースメントで確認するよりも、より長い時間足で確認する方が効果的です。

長い時間足の場合、なかなか綺麗なフィボナッチラインを引くことが出来ないと思うかもしれませんが、色々な通貨を切り替えながら探していけば割と多くのポイントを見つけられるはずです。

慣れてきたら少し短めの時間足でチャレンジしても良いと思いますが、反発の確立や値動きの早さなどが違いますので気を付けましょう。

 

フィボナッチリトレースメントに関するまとめ

 

フィボナッチという言葉を知っていても実際に使用できるようになっているトレーダーはあまり居ません。

一つ一つ学んでいき、自分のスタイルに合う手法を探していくのはとても重要です。

 

もし実際にはほとんど使わないというものでも、フィボナッチトレースメントを理解しておくことで、更なる勝率アップが見込めます。

なぜここで反発したのか?大衆の心理は今どのようになっているのか?という判断にも大きく影響します。

普段使わない手法は、食わず嫌いせずに日々のトレードにプラスになるかどうか実際に使って試してみましょう。

 

当サイトではフィボナッチをはじめ、他にも様々な手法やFXトレードにおける情報を発信していますので、気になる方はぜひ他の記事も参考にしてみてください!

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