FXで高値安値を表示するMT4インジケーターとは?逆張りやブレイクアウト手法も解説!

FXにおいて、サポートラインやレジスタンスラインはよく意識される傾向があります。

そのラインの引き方も様々で、直近の高値や安値、その日の最高値、最安値などを基準するという場合も多いです。

基本的な手法ではありますが、基本的だからこそ多くのトレーダーが意識をし、反発を狙ったりすることができるようになります。

まだあまり馴染みがないという方は、どのようにして使えばいいのかわからないと思いますので、今回の記事では、高値安値を活用した手法を詳しく紹介させていただきます!

また無料でダウンロードできるインジケーターも紹介していますのでぜひ読み進めてみてください。

 

FX取引で高値安値が重要となる理由とは?

高値や安値がサポートライン、レジスタンスラインになることがありますが、これはトレーダー全体の意識として、直近の高値や安値、過去数日間の高値安値が意識されやすいからです。

「恐らくここで反発するだろうからポジションを持とう」など多くのトレーダーが意識することで値動きが起こります。

反発する場合、ぴったり反発することは少ないかもしれませんが、その付近では高確率で反発します。

画像では、6/17と6/18の最高値、最安値にラインを引いています。

緑ライン ⇒ 1日前の高値

赤ライン ⇒ 1日前の安値

水色ライン ⇒ 2日前の高値

オレンジライン ⇒ 2日前の安値

というようになっています。

 

その当日の高値、安値は勿論意識されていますが、画像ではそれに加えて前日の安値も翌日意識されているような状態ですね。

6/19に関しても、前日の高値と安値が多少意識されているように見えます。

少なからず、当日の高値安値、前日の高値安値は意識されやすい傾向にあります。

もっと細かく見れば、直近の高値や安値も意識されますが、一日単位で見たほうが最初はわかりやすいかと思います。

 

高値安値を表示するMT4インジケーターとは?

 

自分で高値と安値を引いてもいいのですが、通貨ごとにいちいちラインを引いたりするのは面倒です。

実はインジケーターでもそのような機能を持ったものがあります。

無料でダウンロードできるものもありましたので、紹介させていただきます。

 

TakaYasu(前日・前々日の最高値・最安値を表示)

⇧「キャンドルマツが語るトレード部屋」さんから

こちらのインジケーターは、前日と前々日の最高値・最安値を表示させることができます。

直感的にも見やすく、とても便利なインジケーターです。

パラメーター設定では、前日・前々日ではなくとも過去2日指定することができ、10日前などでも最高値・最安値を表示させることが出来きます。

MT4に導入すればすぐに使用可能で、立ち上げればすぐに適用されるので導入してみましょう!

MT4左上の「ファイル」 ⇒ 「データフォルダを開く」 ⇒ 「MQL4」 ⇒ 「Indicators」

「Indicators」の中にex4ファイルを入れれば設置完了です。

 

高値安値から逆張りでFX取引を攻略する手法とは?

まずはポピュラーな逆張り手法から紹介します。

この場面では6/17、6/18の最高値・最安値を表示しています。

逆張りが狙えそうなポイントを黄色の○で示しています。

ここでは6/17の最高値が逆張りのポイントの少し上に位置していますが、そのラインに届かずに反発していますね。

勿論ラインぴったりに反発することは珍しいですので、よくある場面をピックアップしました。

 

手法としては、一日前の最高値ラインを反発ポイントとして逆張りをするということになりますが、

今回は最高値ぴったりではなく、最高値を付けたローソク足の実体からヒゲ先までをゾーンとして使用します。

そうすると、どのあたりで反発をするかどうか確認がしやすくなります。

この場面では、逆張りポイントの箇所でローソク足がゾーンに入ってきて、すぐに下向きに抜けています。

場合によってはこのまま上昇するという事も予想できますので、より安全にエントリーしたいという場合は、このゾーンに入り、そして「ゾーンを下向きに抜けるタイミング」でショートポジションを持つのがベストです。

急激に上方向にいくような騙しに遭う確率も減らすことができ、ゾーンにより余裕を持ったエントリーが可能になります。

もう一つポイントを挙げると、急激な価格の変化がある時には少し様子を見ましょう。

この場面をみてもわかる様に徐々に価格変化をし、ゾーンまできています。

それが一気にゾーンを抜けようとするような状況の場合、また違った視点から見る必要があります。

 

このインジケーターは「Takayasu」を使用していますが、高値と安値ラインが表示されていれば、あとは実体と結ぶだけですので、自分で四角いゾーンを現在来そうなラインまで引いておくといいでしょう。

慣れないうちはゾーンのあたりでチャートが反発しているかどうかをなんども確認してみましょう。

 

高値安値のブレイクアウト手法でFX取引を攻略するには?

「ブレイクアウト」とは、トレンドラインやサポートラインなどの意識されやすいラインをブレイクし、ブレイク方向に加速していくというものです。

ブレイクしたラインがレジサポラインとして機能するため、なかなか元の価格帯には戻りにくくなります。

画像では赤矢印の箇所で17日の最安値を下にブレイクしていますね。

しばらくは下降を続け、また上昇しましたが、ブレイクした17日の最安値ラインで何度も反発を繰り返しています。

 

19日に関してもそのラインが意識されてはいますが、最後のほうで緩く抜けていきそうな状態になっていますね。

このようにライン付近でもじもじ動いている時は、その後またラインブレイクする可能性が高いです。

 

ポジションを持つタイミングとしては、ラインブレイク直後に順張りでのエントリーを行うのも良いですし、レジサポラインの箇所で逆張りをしてみるのも高確率で勝つことができますね。

コツとしては、このように一気にラインをブレイクした時が狙い目です。

 

高値安値のインジケーターや攻略手法に関するまとめ

 

高値と安値を意識するだけでこのような手法を持つことが可能になります。

前回や前日の高値・安値は意識することが重要ということがお分かりいただけたかと思います。

しかし、今回紹介させていただいた手法のみでエントリーを重ねることはあまりお勧めしません。

あくまで他の手法と組み合わせることで更なる勝率アップを狙うために使用していただきたいです。

(例えば他のインジケーターでサインの出たタイミングでちょうど反発しそうなラインの付近の時など…)

 

多くの視点が持てると、その分エントリーする根拠をしっかり持つことが出来ます。

闇雲にエントリーを重ねていては勝率もアップせず、低い勝率は低いままです。

今回紹介したインジケーターである「Takayasu」などはあまり邪魔にならないので、負担使用している手法に取り入れてみてはいかがでしょうか?

また、このほかにも様々なFXトレードの情報、手法、証券会社の情報などもまとめた記事がありますので、そちらもぜひ参考にしていただければと思います。

FXで高値安値からのフィボナッチでのラインでサインが出るインジケーターとは?使い方や設定方法、無料ダウンロード方法を解説!

今回のように高値から安値までを計測するインジケーターとして、こちらのページではフィボナッチに関する無料インジケーターをこちらでプレゼントしていますのでぜひGETしてみてください!

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