この記事ではOANDA Japanについて解説しています。
OANDA Japanは、4大市場(日本・アセアニア・イギリス・米国)などに拠点をおき、グローバル展開しているFX会社です。
グローバル展開しているOANDA Japanの基本情報から、自動売買・スプレッドなど様々な機能面についても解説していますので、最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- OANDA Japanで口座開設を考えている方
- OANDA Japanの自動売買について知りたい方
- OANDA Japanのメリット・デメリットについて知りたい方
- OANDA Japanのスプレッドや機能面を知りたい方
OANDA Japanの基本情報
OANDA Japanは1996年にカナダで設立されたFX会社で、現在では4大市場などグローバル展開している国内・国外で人気のFX会社です。
海外が起点となっているFX会社ですので不安になる方もいるかと思いますが、OANDA Japanは日本の金融庁に登録・認可されています。
また信託保全も行っていますので、国内のFX会社で取引してるのと同じ環境構築がなされている点は、安全性・信頼性の高さが伺えます。
グローバル展開をしているOANDA Japanは、現在のオーダーとポジション状況が一目でわかる「OANDAオーダーブック」を提供しており、価格変動の未来予測が可能です。
その他にも、様々な機能が充実していますので、これから自動売買を始める方やFX初心者の方にもおすすめです。
最小取引単位 | スプレッドドル円 | スワップポイント | 通貨ペア | 取引手数料 | 口座コース |
1通貨 | 0.3銭 | 変動型 | 69通貨 | 無料 | 5コース |
OANDA Japanのメリット
OANDA Japanのメリットを解説していきます。
OANDA Japanのメリットは、
- MT4を使用できる
- 最小取引単位は1通貨
- 5つのコースがある
- 69種類の通貨ペアがある
- OANDA Labで世界中の情報を閲覧
- OANDAオーダーブックを使用できる
グローバル展開しているOANDA Japanならではのメリットが沢山ありますので、順に解説していきます。
MT4を使用できる
OANDA Japanでは、世界的に人気の高いMT4という取引ツールを使う事が出来ます。
国内のFX会社でMT4を扱っているFX会社は数少ないので、OANDA JapanでMT4が使えるというのはメリットです。
MT4では、40種類以上のテクニカルインジケーターを使用する事ができ、さらにOANDA Japanの口座を開設している方であれば、50以上のOANDAオリジナルインジケーターを使用する事が出来ます。
MT4の最大の特徴は、オリジナルの自動売買を運用できることです。
OANDA Japanで使用するMT4では、オリジナルの自動売買とOANDA Labで提供している自動売買が使えるので、初心者の方でも安心して自動売買を行う事が可能です。
最小取引単位は1通貨
OANDA Japanの最小取引単位は1通貨です。
1,000通貨単位で取引できるところは多数ありますが、1通貨単位で取引できるところは殆どありません。
レバレッジ25倍でドル円が100円の場合は、たったの4円で取引ができるという事です。
1,000円あれば約250回のトレードができることになりますので、トレーダーとしての経験を少額で体感することができます。
少額からFXを始めようとしている方にとっては、大きなメリットです。
5つのコースがある
OANDA Japanには、MT4を主体とした「東京サーバーコース」「ベーシックコース」「プロコース」と、独自ツールFX Trade主体の「ベーシックコース」「プロコース」の5つのコースがあります。
OANDA Japanの独自ツールFX Tradeは、80種類以上のインジケーターや19種類のテクニカル指標があり、MT4にも負けていない高機能なツールです。
また、FX Tradeの最小取引単位は1通貨からですので、FX初心者の方や少額から取引を始めたいと思っている方にとって充実した取引を行う事ができます。
OANDA Japanには、5つのコースが用意されているので自分にあったコースを選ぶことが可能です。
OANDA Japanの5つのコースを順番に解説します。
大きくはMT4を使ってトレードするか、FX Tradeを使ってトレードするかに分かれますが、最小取引単位などが違ってきます。
東京サーバーコース
本来はニューヨークサーバーを使ってトレードを行いますが、こちらは東京サーバー専用のコースです。
東京サーバーの特徴としてはスプレッドが5コースの中で、ドル円0.3銭と最狭となっており他通貨のスプレッドも同様の狭さになっています。
ただ、最小取引単位が1万通貨となっていますので、少額からの取引がしたいという方はデメリットになってしまいます。
また、取引可能通貨ペア数は40通貨と他コースより少ないです。
自動売買を行う事も出来ますので、取引単位や通貨ペア数を覗けば5コースの中で優れたコースだと言えます。
ベーシックコース
ベーシックコースは、MT4を使てのトレードが可能ですが自動売買を使ったトレードができません。
ですので、自動売買を使用したいと思っている方は、プロコースか東京サーバーを選ぶことになります。
最小取引単位1,000通貨、取引通貨ペア数は69通貨ペアです。
プロコース
プロコースは、自動売買が使え69通貨ペア、最小取引単位1,000通貨と全ての機能が使えるコースです。
難点としては、ドル円のスプレッドが0.8銭と大きいことです。
自動売買を稼働させることができるので、利益をコツコツ積み上げていきたいという方には向いているコースです。
FX Tradeの専用コースは2種類です。どちらもMT4を使用していませんので、自動売買を使用する事は出来ません。
ただ、両方とも最小取引単位1通貨ですので、少額からトレードを始めたいかにとっては、かなりメリットなります。
ベーシックコース・プロコースともに69通貨ペアを取引する事が可能です。
ベーシックコース
ベーシックコースは、ドル円のスプレッド0.4銭と東京サーバーより大きいですが、平均水準のスプレッドです。
魅力は最小取引単位は1通貨です。
自動売買やMT4は使えませんが、FX Tradeの独自ツールも豊富ですので、少額から取引を行いたい方にとっては、おすすめの口座です。
プロコース
プロトレードは、スプレッド0.8銭と大きめです。
MT4の自動売買ではありませんが、API機能と言う取引ツールを使う事によって独自で開発したツールを組み込み使う事が出来ます。
このAPIによって、自動売買機能と同じように売買を繰り返すことが可能になります。
69種類の通貨ペアがある
現在OANDA Japanでは、東京サーバー以外の4つのコースで69種類の通貨ペアを扱っています。
通常のFX会社で扱っている通貨ペアは20~30種類くらいなので、OANDA Japanの扱っている通貨ペアは倍以上ということになります。
東京サーバーでも40種類の通貨ペアを扱っていますので、他のFX会社と比較しても引けを取りません。
他のFX会社では扱っていなかった通貨ペアにも対応していますので、取引できない通貨ペアはないと思います。
OANDA Labで世界中の情報が閲覧できる
OANDA Japanでは、OANDA Labという世界7拠点から発信しているマーケット情報を見ることができます。
OANDA Japanは、世界中にグローバル展開しているFX会社ですので、日本だけでなく米国市場など世界各国からの情報をいち早く取得する事が出来るので、情報を基にトレードにいかすことが可能です。
FXのチャートは、様々な市場心理が影響する事もありますので、日本では好景気でも米国が不景気であれば市場によって値動きが比例しない時も多々あります。
こうした情報をOANDA Japanでは、いち早く察知する事ができる点は大きなメリットです。
OANDAオーダーブックが使える
オーダーブックは、グローバル展開しているOANDA Japanの強みと言ってもいい取引ツールです。
OANDA Japanは4大市場に拠点を置いていますので、現在のポジションやオーダーがどこの値に多くあるのか少ないのかを可視化して見ることができます。
例えば100人のトレーダーがいるとします。
現在のドル円の価格が100円の時に101円で売りたい人が90人いたとすると、売りたい人が90人とそうでない人が10人になります。
10人対90人で、売りたい人が多くなります。
その場合101円になった時に、90人が売った勢いで反発して下がるという事になります。
このように、オーダーブックを使う事によって値動きの未来を予測する事が出来るので流れに沿ってトレードすることで利益を得られる可能性が格段にあがります。
オーダーブックを使うのと使ってないのとでは、未来に起こる値動きに対する行動に差が開く事は間違いありません。
OANDA Japanのデメリット
次にOANDA Japanのデメリットについて解説していきます。
OANDA Japanのデメリットは、
- キャンペーンが弱い
- スプレッドが大きい
- スワップポイントが低い
- 口座開設時の入金額が高い
少額から始めたい方にとっては、少しハードルの高いデメリットがあります。
ただ、デメリットに問題がなければOANDA Japanが提供しているメリットが最大限に活用できます。
キャンペーンが弱い
OANDA Japanのキャンペーンは、他社と比べると弱いです。
他社では新規口座開設キャッシュバックや規定通貨単位の取引でキャッシュバックなど、資金やギフト券など金銭的なキャンペーンが多いのが印象的です。
しかし、OANDA Japanでは本やインジケーターなどが対象で、金銭的なキャッシュバックを設けておりません。
ですので、キャッシュバックなどが目的の方にはOANDA Japanのキャンペーンは、魅力に欠ける内容となっています。
スプレッドが大きい
OANDA Japanは、他のFX会社に比べるとスプレッドが大きいです。
東京サーバーでは、ドル円0.3銭と業界でも狭い方ですが、プロコースではドル円0.8銭と他と比べても倍以上スプレッドが大きいことがわかります。
スプレッドは、実質取引手数料となりますので、エントリーした時点では損益がマイナスになります。
0.3銭ではわかりにくいかもしれませんが、0.8銭になると1万通貨で800円の損失を最初から背負う事になりますので、かなり大きな金額になります。
スプレッドが大きいということは、実質手数料が大きいという事なので大きなデメリットです。
スワップポイントが低い
OANDA Japanのスワップポイントは、日に日に変化をする変動型のスワップポイントですが、他のFX会社と比較しても決して高くはなく、むしろスワップポイントは低いです。
スキャルピングやデイトレードではスワップポイントは関係ありませんが、スイングトレードなどの中長期トレードを行う場合はスワップポイントの損益は重要になってきます。
スワップポイント目的の中長期トレードをメインで行いたい方にとっては、OANDA Japanのスワップポイントはデメリットになると思います。
口座開設時の入金額が高い
FX会社の口座を開設する際には、個人情報を提示して承認されれば口座開設することができますが、OANDA Japanは開設条件として初回入金額が定めれらています。
OANDA Japanのベーシックコースで10万円、プロコースで20万円です。
初回口座開設と入金でキャッシュバックキャンペーンなどは聞いたことがありますが、口座開設の条件として入金が必要となるとケースは稀です。
また、金額もベーシックコースで10万円、プロコースで20万円と高額ですので開設時の高いハードルになります。
FX初心者の方や少額でOANDA Japanの取引ツールを使いたいと思っているトレーダーにとっては、かなり大きなデメリットになります。
OANDA Japanの評判・口コミ
OANDA Japanについての評判・口コミを「価格.com」より抜粋しましたので、紹介します。
いい評判・口コミ
悪い評判・口コミ
OANDA Japanのまとめ
OANDA Japanについて、記事を書きました。
OANDA Japanは、グローバル展開しているFX会社でMT4を使用した自動売買が行えるメリットや世界のマーケット情報や取引情報が瞬時に見られる高機能なシステムを取り揃えたFX会社です。
初回入金やスワップポイント・スプレッドなどのデメリットはありますが、デメリットと感じなけらば優れたトレード環境を手に入れられることは間違いありません。
📝この記事の要約 |
・OANDA Japanは世界にグローバル展開している金融庁認可のFX会社 |
・国内でも数少ないMT4を使って自動売買を運用可能 |
・最小取引単位は1通貨、自分に合った5つのコースから選択する事が可能 |
・世界のマーケット情報や取引情報を見て未来の値動きを予想が可能 |
・スワップポイントが小さくスプレッドが大きいため、取引の際にデメリット |
・初回入金額がベーシックコース10万、プロコース20万と口座開設のハードルが高い |
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