今回はCurrency Strengthというインジケーターについて解説していきます。
通貨強弱を表しているインジケーターなのですが、あまりなじみがなく使ったことがないという方も多いかと思います。
そんな方たちのために
- Currency Strengthとは??
- Currency Strengthを表示できるインジケーターのダウンロード設定方法は??
- 通貨強弱を利用したFX手法が知りたい!!
- スマホでCurrency Strengthを見ることはできるか??
などなど詳しく書きましたので、興味がある方は最後までご覧いただければと思います。
目次
Currency Strengthとはどんなインジケーター?
Currency Strengthとは通貨強弱を表しているチャートのことで、MT4のインジケータで表示することができるものもあります。
通貨強弱とは、聞きなれない言葉かと思いますが、簡単に言うとどの通貨が買われていて、どの通貨が売られているのか??
を強弱で表したチャートになります。
世界中に出回っている通貨の額には決まっているため、どれかの通貨が買われれば、何かの通貨が売られているからです。
どの通貨が強く買われていて、どの通貨が強く売られているかが一目でわかるのがCurrency Strengthの特徴になります。
単純に考えると、強く買われている通貨と強く売られている通貨のペアでfx取引をすれば大きな利益を出すことができるということになります。
どの通貨が買われていて、どの通貨が売られているかはたくさんの通貨ペアを見て判断するしかありませんでした。
しかしCurrency Strengthを使えば、今まで時間がかかっていたこの作業を一目でわかるようになっています。
使用するととても便利なインジケーターのためこれからダウンロード方法を説明していきますね。
Currency Strengthのダウンロードや設定について
Currency Strengthのダウンロードはこちらからできます。
ページ下部にダウンロードがあるためそちらをクリック。
ダウンロードしたらCCFp.mq4をMT4の『Indicators』フォルダに入れてMT4を再起動します。
再起動したら「ナビゲーター」にCCFpが存在すると思うため、そちらをチャートに入れましょう。
これでダウンロード・起動までは終わりになります。
次は設定方法ですね。
MA_Method | 強弱関係を描画するのに使用するMAのタイプ。0→SMA 1→EMA 2→SMMA 3→LWWAですが、このままの設定でOK |
Price | MAの適応価格。0→終値 1→始値 2→SMMA 3→高値 4→中央値 5→代表値 6→加重終値ですがこのままでOK |
Fast・Slow | この2つのMA期間を使用してライン形成がされる。このままでOK |
USD~NZD | 各通貨のライン表示するか。trueで表示、falseで非表示 |
Color_USD~Color_NZD | 各ラインの色を変更できます。 |
Line_Thickness | ラインの太さを変更できます。色の設定からした方がいいかもしれません。 |
All_Bars | 読み込み本数を設定できます。0だとすべて読みこんでしまうため重くなります。リアルチャートで使う場合は1000くらいでいいと思います。 |
Last_Bars | 何本前から読みこむか。特に変える必要はありません。 |
基本的には初期設定で大丈夫ですが、All_Barsが0のままだと重いため1000くらいに設定するのをおすすめします。
Currency Strengthの見方や使い方について
通貨強弱インジケーターの見方はとてもシンプルです。
- 買われている通貨は0より上の数値に
- 売られている通貨は0より下の数値に
なるインジケーターです。
数値が大きければ大きいほど買いが強い通貨ということになります。
また数値が小さければ小さいほど売りが強いということになります。
使い方はいつも取引している通貨ペアの通貨をパラメーターでtrueにします。
そうすると各通貨の強弱関係が見えてくるため、買いが強い通貨と売りが強い通貨のペアで取引をするという感じです。
また0付近にある通貨は売りと買いが拮抗しているということです。
0付近同士にある通貨ペアは、レンジ状態になりますね。
たとえばこの写真ですとポンドが買われていて、円が売られているということになりますね。
非常にわかりやすいインジケーターのためぜひ活用していきましょう。
Currency StrengthインジケーターをFXで利用した攻略手法とは?
Currency Strengthインジケーターを使用したFX攻略手法について解説していきますね。
まずチャートのCurrency Strengthを見て、現在1番買われていている通貨と1番売られている通貨ペアを確認する。
その2つの通貨ペアのチャートを開きエントリーポイントを探す。
エントリーする方法はトレンドに逆らうのではなく、トレンドに乗るイメージで順張りエントリーをする。
僕がチャートを開いたとき1分足でポンドが買われていて、円が売られている状況だったため、GBP/JPYのチャートを開きました。
ここからトレンドに乗っていきたいため、買いエントリーができそうなポイントを探していきます。
僕でしたら、トレンドラインと前の山の高値と直近の谷にラインを引き、そのラインを明確にブレイクしたら買いエントリーで入ります。
またトレンドラインまで下げて、トレンドラインで反発し上に上昇していけばエントリーしようかなと思っております。
といった感じで、売られている通貨と買われている通貨をCurrency Strengthで探し、その通貨ペアのトレンドに乗るようにエントリーする。
という手法がおすすめです。
今回はシンプルに1分足のみでやりましたが、5分15分などの上位足を見て、短期と長期が同じ向きの時にエントリーとするMTF分析をした方が精度は上がりますね。
ぜひぜひ試してみてください。
Currency Strengthはアプリが存在する?
Currency Strengthにはスマホアプリも存在します。
スマホアプリで見ることができれば、PCにチャートを表示させて、スマホに通貨強弱を表示させる。
ということも可能になります。
スマホアプリにも種類がたくさんあるようですが、中でもFX Currency Storengthというアプリは人気のようですね。
各通貨の強弱をバーで確認できるためとてもわかりやすいですね。
副業でトレードをしている方も、帰りの途中に通貨の強弱を確認して、家についたらPCでチャートを開いてエントリーポイントを探す。
といったこともできるため無料でダウンロードできるためスマホ版も入れておいて損はないでしょう。
iOSだとEasy Currency Strengthというアプリが同じようなバーで強弱がわかるソフトになります。
こちらも無料で使えるためiOSの方はこちらを使用してみてください。
相場分析でどの通貨ペアでトレードをするかを考える時間が大幅に短縮されますね。
Currency Strengthインジケーターに関するまとめ
- Currency Strengthとは通貨強弱を表すチャートのことで、インジケータも存在する
- Currency StrengthのインジケーターはCCFpがおすすめ
- 数値が大きければ大きいほど買いが強い通貨、数値が小さければ小さいほど売りが強い通貨という意味
- FXトレードで応用するには、売られている通貨と買われている通貨をCurrency Strengthで探し、その通貨ペアのトレンドに乗るようにエントリーするのがおすすめ
いかがでしたでしょうか??
Currency Strengthは通貨強弱を瞬時に判断することができるインジケーターのため活用してみてください!
相場分析の時間が大幅に削減されること間違いなしです^^
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