本日はエンベロープを使った1分足スキャルピング手法について解説していきます。
- エンベロープって一体どんなインジケーター??
- エンベロープを使ってFX取引をするメリットは??
- エンベロープの設定の仕方は??
- 具体的な手法が知りたい!!
上記のお悩みを持つ方には最適な内容となっています。
最後までご覧くださいませ。
目次
FX取引でエンベロープを利用するメリットとは?
まずエンベロープというインジケーターはどんなものなのか説明していきます。
エンベロープ(Envelope)とは、移動平均線を一定距離の幅を開けてスライドさせたものになります。
真ん中にあるのがメインの移動平均線で、一定の幅を開けて上下に表示させたものがエンベロープになります。
トレンド系のインジケーターには有名なものでボリンジャーバンドがありますが、ボリンジャーバンドは移動平均線の標準偏差というものを使用しています。
幅が広がったり狭まったりするという現象が起こりますが、エンベロープは単純に移動平均線を上下にずらして表示させているだけのインジケーターになります。
そのため僕としては、ボリンジャーバンドよりエンベロープの方がシンプルでわかりやすいインジケーターだと思っています。
これからエンベロープを使うメリットは何か?
について説明していきますね。
反発ポイントになりやすい
エンベロープは移動平均線を上下に表示させたものですが、反発ポイントになりやすいのです。
なぜなら移動平均線の有名なテクニカル分析の一つに、グランビルの法則というものがございます。
こちらの一つに
移動平均線より現在の価格が大きく離れた時に、移動平均線に戻る
というのがあります。
では移動平均線から大きく離れた時とはどのポイント??
と見る時にエンベロープが役に立ちます。
エンベロープにタッチで反発してますよね??
非常に有名なグランビルの法則にも基づいている反発手法になりますので、とても使いやすいロジックになります。
初心者でもわかりやすい
エンベロープは移動平均線を上下にスライドさせただけのインジケーターになりますので、見方がとても簡単なのです。
ですのでトレード初心者から中級者の方にも使いやすく便利なインジケーターになります。
初めのうちは難しいインジケーターをたくさん入れて、難しいロジックで取引するのではなく、シンプルなインジケーターを使いシンプルなトレードをする方が勝率がいい場合が多いです。
それはなぜでしょうか?
なぜなら
なぜこのタイミングでエントリーするのか?
という明確な根拠が自分の中であったほうがいいからです。
そのため初めのうちは難しいインジケーターを使うのではなく、移動平均線やエンベロープなどのわかりやすいインジケーターを使い、エントリー根拠をきめてあげましょう。
自分がエントリーする根拠を明確に決めて毎回取引をすることを繰り返せば、将来的に勝ち続けるトレーダーにもなることができます。
まずはシンプルなインジケーターで明確な根拠を持ったエントリーを心がけるようにしてください。
1分足でエンベロープを設定する方法
次にエンベロープの設定方法について説明していきましょう。
まず最初にベースとなる移動平均線の設定からしていきます。
移動平均線の設定方法はこんな感じです。
期間は14から21ぐらいが一般的に使われている数字になりますのでそちらがおすすめです。
移動平均線の種別はsimple
適用価格はclose
が一般的です。
普段違う設定で使っているという方はそのままで大丈夫です。その代わり、エンベロープの設定も合わせてください。
そうすると真ん中の部分に移動平均線が表示されます。
移動平均線は指定した期間の値の平均値を算出したものになります。
こちらの移動平均線をベースに上下にずらしたものをエンベロープで出していきます。
エンベロープの設定はこんな感じです。
必ず移動平均線の設定と同じになるようにしてあげてください。
この時の偏差ですが、偏差を小さくすればするほどエンベロープの幅が狭まって、偏差を大きくすればするほどエンベロープの幅が広くなると考えてください。
今回は1分足で見ていくのと、そんなに幅広くは取りたくないため0.02%で設定していきます。
そうするとこんな感じで表示されます。
これでエンベロープの設定は以上になります。
簡単ですよね??
スキャルピングとは?
次に手法について解説していきたいとは思いますが、今回紹介していくのは1分足のスキャルピング手法になります。
紹介する前に
そもそもスキャルピングって何??
という疑問をお持ちの初心者の方もいると思いますので解説していきますね。
スキャルピングとはトレード手法の一つです。
トレード手法には大きく分けて4つあります。
- スキャルピング→超短期取引
- デイトレード→短期取引
- スイングトレード→中期取引
- 長期トレード
この中で最も短期的な取引がスキャルピングになります。
スキャルピングとは、1分から1時間ほどの短い期間の価格の上下を狙い取引をしていく手法のことを言います。
一回一回の利益は大きくありませんが、細かく多くの回数の利益を積み重ねていくことによって収益をプラスに持っていく手法です。
メリットは持ったポジションを翌日に持ち越したりすることがなく、その日の間で取引が完了してしまうのがメリットです。
そのため副業トレーダーの方でもサクッと1~2時間の空き時間があればトレードすることができますし、ポジションを持ち越すことがないため、
あれ??今持ってるポジション大丈夫かな??
といった不安を仕事中に持つ必要がなくなります。
デメリットとしては取引回数が多くなるため、トレードをしている間はずっとチャートに張り付いていなければいけないというデメリットがありますが、
短期間でサクッと利益を出すといった面ではとても便利な手法になります。
これから詳しい手法を紹介していきますね。
FXをエンベロープの1分足スキャルピング手法で攻略するには?
それでは実際にFXでエンベロープを使った1分足スキャルピング手法を紹介していきますね。
手法としてはとても単純です。
まず前提として、大きなトレンド相場ができていないという条件があります。
その条件下で
- エンベロープの上ラインにタッチ時に売り
- エンベロープの下ラインにタッチ時に買い
これを繰り返す手法になります。
写真のように上ラインにぶつかった時にショート、下ラインにぶつかった時ロング、これを繰り返していくだけです。
利確のポイントは、今回は1分足のスキャルピングのため3pipsから5pipsほどの利益を一回の取引で目指していきましょう。
それを繰り返すことで20から30pipsの利益を1日で狙っていく手法になります。
最も大切なのは、左のようなトレンドができている相場ではやらないことです。
右のようなレンジ相場の時の逆張りのスキャルピングをやって行くのがおすすめです。
なぜトレンド相場にやってはいけないかですが、トレンド相場での逆張りは反発が少ないからです。
勝率や取れる利幅もあまり良くありません。
そのためトレンド相場ではなく、レンジ相場でのエンベロープタッチの逆張りを狙ってあげることで、利益を伸ばすことができます。
是非試してみてください。
エンベロープをスマホアプリで使える業者がある?
次にエンベロープをスマホアプリで使える業者はあるのか??
という疑問にお答えしていきます。
答えはYesです!!
エンベロープはとてもメジャーなインジケーターで利用している方も多いため、多くの業者で対応しております。
今回はその中でも人気の3社を紹介していきますね。
ヒロセ通商
ヒロセ通商は 最近とても伸びているFXの取引会社で、最近ではオリコン顧客満足度調査、FX取引・FX専門業者部門第1位を獲得しております。
ヒロセ通商が人気の秘密は圧倒的な使いやすさにあります。
ヒロセ通商が入っているライオンチャートプラスというチャートがとても見やすく使いやすいからです。
直感的に操作できるのはもちろん、スマホ業者での中でもとても見やすく使いやすいためとても人気があります。
初心者の方で分かりやすい業者がいい方にはヒロセ通商がイチオシです!
外為どっとコム
スマホでFXスキャルピングをする際は、外為どっとコムもおすすめです。
外為どっとコムでは、外為外貨NEXTneoというスマートフォン版アプリがありまして、短期トレードに最適な機能が充実しているのが特徴です。
スピード注文画面や1画面でトレードの約定ができるのがいいですね。
決済画面などもとても分かりやすく、スピード勝負のスキャルピングをやる方にはうってつけのアプリになっております。
スマホでスキャルピングをやりたいという方は、外為どっとコムがおすすめですね。
マネーパートナーズ
マネーパートナーズは、初心者でもわかりやすい取引サポートツールが入っていたり、少額から取引が始められるのが特徴です。
2019年9月2日現在
ドル円は440円から
豪ドル円は300円から
南アフリカランド円は100円から
取引を開始させることができます。
またPCからだけでなく、iPhoneやAndroidなどのスマホにも対応しているため、
『まずは少額から取引を始めてみたいんだよな』
という方にはとてもおすすめな証券会社になります。
上記の3つを抑えとけば取引業者は間違いなしでしょう。
エンベロープのスキャルピング手法に関するまとめ
エンベロープは移動平均線を一定距離の幅を開けてスライドさせたもの。
エンベロープの設定は移動平均線の設定に合わせるのがおすすめ。
レンジ相場時にエンベロープの上ラインにタッチ時に売り、エンベロープの下ラインにタッチ時に買いがおすすめ。
・エンベロープをスマホアプリで使えるおすすめ業者
エンベロープのスキャルピング手法はレンジ相場の山と谷を狙っていく考えのロジックになります。
今回はスキャルピングを例に出しましたが、デイトレードでもスイングトレードでもトレードの考え方は変わりません。
まずはでもトレードで試してみてから実践していくのがおすすめですよ^^
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