今回は、DMMFXでFX自動売買は出来るのか、メリット・デメリットについて詳しく書きました。
DMMFXは、DMM.comグループの1つ株式会社DMM.com証券が運営しているFX会社です。
2006年12月6日に設立され、現在では83万口座を突破している業界最大手のFX会社となっています。
業界最大手のDMMFXでは、自動売買が出来るのか、メリット・デメリットや特徴などを、様々な角度から徹底的に調査した結果を解説していきます。
最後までご覧いただければ、DMMFXへの疑問や悩みを解消できることでしょう。
こんな方におすすめ
- DMMFXで自動売買ができるのか知りたい
- DMMFXのメリット・デメリットを知りたい
- DMMFXは初心者に向いている口座か知りたい
- DMMFXで口座を開設しようか迷っている
目次
DMM FXの基本情報
DMMFXは、DMM.com証券が運営しているFX会社です。
2006年12月6日の設立から、現在では83万口座を超える口座開設数を誇っています。
業界大手のFX会社「DMMFX」の基本情報をまとめましたので、下記をご覧ください。
DMMFX 基本情報 | ||||||
スプレッド(ドル/円) | スワップポイント(ドル/円)買い | スワップポイント(ドル/円)売り | 取引通貨ペア | 最低取引通貨単位 | 取引手数料 | 口座数 |
0.2 | 31円 | -34円 | 21種類 | 1万通貨 | 無料 | 83万口座 |
DMM FXの特徴
まず初めにDMMFXの特徴について紹介します。
DMMFXには、
- チャートが見やすい
- 最短1時間で取引可能
- 24時間LINEで問い合わせ可能
など3つの特徴がありますので、解説していきます。
チャートが見やすい
DMMFXのチャートは、初級者から上級者まで非常に見やすいプラットフォームを提供してくれています。
FX初心者が見ても操作性は簡単で、チャートも見やすく自分の力量にあったカスタマイズが可能になっております。
チャートが見にくいと、文字が見えにくいのと一緒でトレードに不快感を覚えてしまいますが、
83万口座開設とFX業界シェアトップクラスを誇っているDMMFXは、チャートの見やすさ使いやすさにとことんこだわっています。
スマートフォン・PC問わず見やすさと使いやすさを追求したクオリティは圧巻です。
最短1時間で取引可能
DMMFXは、最短1時間での取引を可能にしています。
その理由は、「スマホでスピード本人確認」を行う事で、即日口座を発行するというものです。
これまで、本人確認書を提出→審査→自宅へID/Passが郵送され、ある程度口座開設までに日数が必要でしたが、DMMFXは最短1時間で取引を開始できるシステムを構築しています。
本人確認の際に必要な書類は、
- マイナンバーカード
- 免許証+マイナンバー通知カード
- 在留カード+マイナンバー通知カード
以上3項目のうち、どれか1項目の本人確認書類が用意できれば審査可能です。
スマートフォン1つで完結出来、最短1時間で取引が出来るのはDMMFXならではです。
24時間LINEで問い合わせ可能
DMMFXは、業界初となる24時間LINEでカスタマーサポートへの問い合わせが可能です。
「夜間に問い合わせがしたい」「電話するのは苦手」「問い合わせ内容や返答内容を後で確認できる」など、今までの面倒だった手間や不便だった部分を解消できます。
手順は簡単です。
- LINEを開いて「友達追加」を選択
- QRコードかID検索で、「DMM.com証券カスタマーサポート」を追加
たったの2ステップで完了します。
月曜日~土曜日まで受け付けていますが、日曜日は受付しておりません。
FX会社単体ではなく、DMM.com証券とDMM.comグループだからこそ可能にしたカスタマーファーストのサービスです。
24時間問い合わせが可能であれば、レスポンスも早いので困ったときには非常に助かります。
DMM FXは自動売買はできない
DMMFXは、自動売買機能を使用したトレードはできません。
DMMFXには、自動売買機能や取引ツールに自動売買システムを使用する事が出来ないからです。
また、後に記載しておりますがスキャルピングも出来ません。
自動売買やスキャルピングが出来ない理由は、DMMFXが0.2銭というスプレッドの狭さと高い約定力を備えており、裁量トレードに重きを置いているからです。
自動売買の代わりに自動決済機能を備えており、設定値に合わせて決済をおこなえるシステムがあります。
自動決済機能を設定する方法
自動決済機能には、注文時に指値・逆指値注文を設定する方法とOCO注文の2種類があります。
指値・逆指値注文
指値・逆指値注文は、これから注文する取引・現在取引中のトレードに対して、指値の利益確定注文と逆指値の損切確定注文を出すことをいいます。
また、指値・逆指値のレートに到達したら売買注文を出す方法もあります。
利益が出ている状態で利益を残しながら利益を伸ばしたり、チャートに張り付いていられないとき自動で取引してくれるので有効な手段となります。
注文方法は以下の手順です。
- 注文する通貨ペアを選んで、「選択」をクリック
- ポジション紹介を表示して、ポジションを選択し「決済指定」にチェック
- 注文タイプを「指値」か「逆指値」を選択して発注をクリック
- 内容を確認して、「注文」をクリック
という手順を行えば注文は完了です。
OCO注文
OCO注文は、2つの注文を発注しておき、どちらかの注文が成立すると成立しなかった注文が自動的にキャンセルさせる仕組みです。
例えば、ドル円が100円の時に「99円に下がったら買いたい」「102円になったら売りたい」と思ったとします。
この時OCO注文を使えば、2つの注文を同時に行う事ができます。
注文レートに到達するまで待てない方やチャートを見ていられない場合に、とても有効な手段となります。
注文方法は以下の手順です。
- メニューより「決済注文」クリック
- 決済するポジションにチェックをいれ、「決済注文画面」をクリック
- 注文タイプに「OCO」を選択して注文をクリック
- 注文画面を確認して「決済実行」をクリック
という手順を行えば注文完了です。
注文時間に注意
為替取引は、オセアニア・日本・ロンドン・ニューヨークと世界各国で取引が行われており、日本市場が閉まっている時間帯でも土日以外の平日・祝日は24時間取引が出来ます。
ただ、土日などDMMFXが取引が出来ない時間帯や平日の営業時間外では、注文をすることが出来ないので注意が必要です。
取引時間には、夏時間と冬時間があり多少時間が違いますので、DMMFXの場合は下記を参考にしてください。
営業日 | 冬時間 |
月曜日 | AM7時~翌AM6時59分 |
火曜日~木曜日 | AM7時~翌AM6時59分 |
金曜日 | AM7時~翌6時50分 |
営業日 | 夏時間 |
月曜日 | AM7時~翌AM5時59分 |
火曜日~木曜日 | AM6時~翌AM5時59分 |
金曜日 | AM6時~翌AM5時50分 |
DMM FXのメリット
FX会社トップクラスのシェアを誇るDMMFXには、どんなメリットがあるのか紹介します。
DMMFXのメリットは、
- スプレッド幅が小さい
- ラインで問い合わせができる
- 初心者でも使いやすいアプリ
- 万能型のPCプラットフォーム
の4つが挙げられます。
スプレッドの幅が小さい
DMMFXのスプレッドは、ドル円が0.2銭と業界でもトップクラスの狭さです。
スプレッドは言いかえれば、取引する際にアドバンテージとなる項目ですので、スプレッドが狭ければ狭いほど、利益が速く出せるのでトレードには有利に働きます。
また、ドル円だけではなく他通貨も他社と比べて、業界トップクラスの水準ですので、安心してトレードするできます。
スプレッドは、取引回数が多くなれば多くなるほど他社と差が開いてきますので、スプレッドでFX会社を選ぶ方も少なくありません。
スプレッドの狭さは、それだけでトレードにかかせない大きなメリットとなります。
ライン問い合わせができる
24時間ラインで問い合わせが出来るのも、他社にはないメリットです。
朝早くにトレードする方や会社員で夜トレードする方は、どうしても問い合わせしたい事があった時に、カスタマーサポートがやっていないという問題が発生することがあります。
DMMFXでは、DMM.com証券のカスタマーサポート機能を使って、24時間問い合わせが可能ですので、何か問題が発生したり不明な点が出てきても解決する事が可能です。
また、電話が苦手な場合や電話をしていてメモが取れないという事もあります。
ラインで問い合わせをすることで、問い合わせ内容や返信内容を後から見直すことが出来るので便利です。
業界初となるラインの問い合わせ機能は、他社にはないメリットです。
初心者でも使いやすいアプリ
DMMFXのアプリは、シンプルな画面になっており初心者でも使いやすいアプリになっています。
デザインもダークバージョンとライトバージョンの2種類があり、自分好みのテーマカラーに切り替える事が可能です。
チャート分析も1画面チャートと4画面チャートを切り替えながら確認する事が出来ますし、縦画面・横画面で見る事も可能となっています。
搭載されているテクニカル指標も、移送平均線・ボリンジャーバンド・RSIなどよく使われている指標が標準機能として搭載されております。
使いやすさだけではなく、機能面も十分に考慮されて作られていますので、fx初心者の方から上級者の方まで、幅広いターゲットを意識した作りになっています。
万能型のPCプラットフォーム
アプリの他にも、PC版のプラットフォームがあり、機能面・操作性共に充実しています。
PCの取引ツールは「DMMFX PLUS」と「DMMFX STANDARD」のスタイルに合わせた2種類があり、チャート画面や取引画面に工夫がされており、用途に合わせた使い方ができます。
加えて、29種類のテクニカルツールを搭載した「プレミアムチャート」、取引結果をグラフ化した「取引通信簿」と魅力的な補助的ツールもDMMFXには備わっています。
DMM FXのデメリット
次にDMMFXのデメリットについて解説します。
DMMFXは、DMM.com証券が運営している大手のFX会社ですが、残念ながら始めやすさやトレードに関するデメリットがあります。
それは、
- 情報量が少ない
- 最低1万通貨からしか取引できない
- スキャルピングが禁止
デメリットは3つだけですが、FXトレードをする上で大変重要な項目になります。
情報量が少ない
多くのFX会社がセミナーや分析レポートなど、FXトレーダーの為の情報発信サービスを行っていますが、DMMFXではマーケット情報など他社と比べて情報量の少なさを感じます。
DMMFXは、DMM.com証券が運営している会社ですが、情報量の少なさはFXトレーダーにとって利益と直結するので、大きなデメリットになります。
DMMFX単体ではFXの情報を取得する事が難しいので、他のFX会社と併用して口座開設をしておく必要がありそうです。
トレードはDMMFXで、情報は他社でと使い分ける事でこのデメリットは解消できます。
最低1万通貨からしか取引出来ない
DMMFXは、最低取引通貨1万通貨からしか取引が出来ません。
1万通貨での取引をする場合は、ドル円が100円とするとレバレッジ25倍でも4万円以上の資金が必要となります。
1000通貨の取引単位であれば、4千円以上ですので単純に10倍の資金が必要になるということです。
1000通貨取引可能なFX会社が多い中、1万通貨取引からのDMMFXはFX初心者や少額から始めたい方にとっては、敷居が高く感じてしまうかもしれません。
スキャルピングが禁止
スキャルピングとは、トレード手段の1つで数銭~数十銭といった利益を数秒から数分で積み上げるトレード手段です。
トレード手段の中でも細かく利益を積み上げる事が可能なスキャルピングですが、DMMFXでは禁止されています。
DMMFXのスプレッドは、ドル円が0.2銭ですのでスキャルピングを行うには非常に適した環境ですので、スキャルピングが出来ないのは大きなデメリットになります。
もし、スキャルピングを繰り返し行ってしまうと、口座凍結の可能性が高くなり使用できなくなってしまいます。
スキャルピングの他には、数時間~1日で完結するデイトレード、数日~数週間・数カ月で完結するスイングトレードがあります。
DMM FXについてのまとめ
DMMFXは、DMM.com証券が運営している大手FX会社ですが、自動売買は出来ません。
また、メリット・デメリットを調べた結果
- 資金面で余裕がある方
- デイトレード、スイングトレードの方
- 自動売買をしない方
上記の方であれば、DMMFXを使用するメリットは大きいのではないかと感じます。
当てはまらなかった方も、FX会社は1つではありません。
殆どのFXトレーダーは、複数口座を保有し使い分けながらトレードしています。
少しでもDMMFXが自分にとってプラスになると感じたら、口座を開設してつかってみることをおすすめします。
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