FX初心者が資金を溶かさないためにすべき6つの考えを解説!損切り(ロスカット)の決め方とタイミングを知ることがコツ?

 

どうもバカポンドです。

 

FX取引(トレード)においてとても大切な考えがあります。

それは、「損切り(ロスカット)というものです。

損切りは、これ以上の損失の拡大を防ぐことができるだけでなく、資金に流動性を持たせることにより投資のチャンスを逃すことがなくなります。

個人的には、この損切り(ロスカット)を上手にできるかどうかが投資家として長く市場で取引できる要素だと考えてます。

 

そのため!

今回は、「この損切りの重要性とそれをしないリスク、抵抗感なくロスカットするための考え方」などをまとめようと思います。

 

「損切りをしない」は正解か?

 

「損切り(ロスカット)をしない」という投資哲学をお持ちの方も多いようですが、損切りをせずに、含み損を抱えたままの株や為替などを塩漬け状態にしておくことにもリスクが発生します。

 

①含み損は、今後も拡大するリスクがある

②資金が拘束されて、他の有望な投資に資金が回せない(機会損失)

大きくはこの二つが言えます。

 

含み損は今後も拡大するリスクがある?

 

もっとも考えておきたいのはここです!

購入額から大きく株価や為替が動いて塩漬け状態になっているとします。

「この水準で売ったら損がでるから、塩漬けにしおけば、いつかは戻るだろう。」という考えも確かにあります。

しかしながら、為替がゼロになることは考えにくくても、株の場合、倒産などによって株価的な価値がゼロに近づくリスクがあるわけです。

「十分に下がったからこれ以上下がらない」という理由は、間違っていることが多いのも事実です。

今後株価が回復するだろうという確固たる見込みがあるのであれば、塩漬け状態も問題ないかもしれないですが、そうした理由もなしに保有しておくのは、まだリスクを抱えているということを忘れてならないでしょう…。

 

お金が拘束されて他の有望な投資に資金が回せない(機会損失)

 

この「機会損失」という考え方も重要です。

塩漬け状態の株は、簡単に売ることもできず、あなたの資産ポートフォリオを硬直的にしているとします。

このように、塩漬け株を保有し続けているということは、何か別の投資チャンスがあっても、それに投資をすることができないという「機会損失」を生んでいるということを忘れてはなりません!

ここ最近の仮想通貨でも、そんな経験をした人は少なくないでしょう。

また、投資における重要なファクターである「複利」という概念を考えると、本来見方につけるべき「時間」というものを含み損塩漬け状態の投資をして、商品は奪っているということも忘れてはならない重要なファクターのひとつです。

 

ナンピン投資はリスクが倍増している?

 

なお、ロスカット(損切り)と大局的な概念にあるのが、「ナンピン」という考え方です。

これは、為替が下がったから、買い増しをしていき、平均取得価格を引き下げていくというものです。

例えば、株式投資の場合、3000円で500株買っていた株が2500円にまで下落した時、1000株を追加で投資した場合、平均取得価格は3000円から2666円にまで下げることができます。

これを繰り返すことで、株価がある程度下がったとしても、平均取得価格を下げることで、戻りがあった時に損を解消しやすくなるわけですね。

確かに、ナンピン投資は有効な場面もあるように思えます。

しかしですね、それは「株価、為替が戻す」という前提があってこそであり、ナンピンを続けることで、確実にリスクは増大します。

先ほどの例では、500株の時は100円株価が下落しても5万円の含み損の増加ですんだのに、1500株までナンピンで株数を積み増すことで、100円の下落で15万円も含み損が増える計算になります。

投資で大きく失敗する人は、こうやってナンピンを積み上げて、結局余力をオーバーしてしまい、最終的に多額の含み損を泣く泣く決済して退場というパターンだけは避けたいところですね…。

 

損切りにどうしても抵抗がある人へ

 

まず、人は「損」をすることを嫌がるものです。

これは、行動ファイナンスでも実証されており、1万円落とした時(損した時)と1万円儲かった時では、同じ1万円でも損をしたときのマイナスの方が、儲かった時のプラスよりも大きく感じるようです。

ちなみに、行動ファイナンスの研究者によると、同じ金額の損と利益の場合、約2倍ほど損をしたときのダメージの方を強く感じてしまうそうです。

つまり、誰でも同じ!だから、損切りができない、抵抗があるというのは、皆さん持っているわけだと筆者は考えています。

 

数字としてのロスカットルールを作る

 

損切りについては、「機械的」に行うようにしましょう。

これを絶対のルールとして運用することで、抵抗感を小さくすることが重要です。

例外は作らないようにし、たとえば10%以上下げた場合は、売りといったような形が挙げられます。

 

上記のように、一律なルール以外にも、

・投資時点で25日線(移動平均線)を割ったらロスカット

・出来高が○%以上減少したらロスカット

といったように、個別指標ごとにロスカットルールを作るのも良いかと思います。

 

特に、短期の投資の場合は、こうしたルールを作ることも傷を小さくする上で重要です!

 

FX初心者が資金を溶かさないためのまとめ

 

いかがだったでしょうか?

最初にも書いたとおり、投資家として長く市場で生きていくためには、ロスカット(損切り)というものは、とても大切な考え方ということです!

ナンピンにナンピンを重ねていく投資は、何度かはうまくいくこともあるでしょう。

ナンピンだけでは増えているはずですので、大きな利益が得らたこともあるかもしれません。

しなしながら、それはそれだけ大きなリスクを抱えていることであり、「結果的に勝った。」ということに過ぎないです!

 

・ナンピンで大成功した時に、反転せずに、さらにそのまま為替が値をが下げた場合は大丈夫だっただろうか?

・相場が気になって夜も眠れなかったり、仕事中も気になって為替推移ばかり見ていたということはないだろうか?

 

過大なリスクを負った投資は、失敗した時の犠牲も大きくなる。

ぜひ、損切り(ロスカット)も覚えて、無理な投資をすることなく、為替市場と付き合ってゆこう。

 

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