FXをパーフェクトオーダーで1分足スキャルピングエントリーする手法をまとめてみた!

FXの手法の中には「スキャルピング」という手法が存在します。

これは「短期決済」を意味し、一日のうちに何度も取引を行うことで細かく利益を積み重ねていくという手法のことを指します。

基本的に1分足や5分足などの短期間での時間足を使用するため、1時間足などをみる手法と違って、ずっとチャートをみていることができればかなりの多くのエントリーが可能となります。

一度に大きな利益を得ることはできませんが、一度に大負けしてしまうということもないため、手堅い手法とも言えます。

今回の記事では、このスキャルピングとパーフェクトオーダーを組み合わせた手法について紹介させていただきたいと思います。

パーフェクトオーダーとは何か?どんな意味?

パーフェクトオーダーとは、複数の期間の移動平均線を同時に表示したときに、それぞれの移動平均線の並び方が、

短期移動平均線<中期移動平均線<長期移動平均線など順番に並んでいる状態のことを指します。

逆に短期移動平均線>中期移動平均線>長期移動平均線でも「パーフェクトオーダー」となります。

 

上の画像では、4本の移動平均線を表示させています。

青(MA5)<緑(MA7)<黄(MA14)<赤(MA20)となっているとき=下降のパーフェクトオーダー

青(MA5)>緑(MA7)>黄(MA14)>赤(MA20)となっているとき=上昇のパーフェクトオーダーとなっていますね。

移動平均線同士がクロスしあう箇所のことを「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」とも呼びます。

ここでは、上昇のパーフェクトオーダーに切り替わる時に移動平均線がクロスするタイミングを「ゴールデンクロス」、反対に下降のパーフェクトオーダーに切り替わる時に移動平均線がクロスするタイミングを「デッドクロス」と呼びます。

細かくみてみると、小さくパーフェクトオーダーが入れ替わっている場面が何度も確認できますが、その都度トレンドの向きが変化しています。

このように小さなトレンドの動きをパーフェクトオーダーにより予想することができるため、このパーフェクトオーダーにスキャルピング手法を取り入れるということが出来るということです。

パーフェクトオーダーをFXで利用するメリットは?

パーフェクトオーダーは、トレンドのでき始めを察知することのできる手法です。

うまくいけば大きな上昇波、下降波の初動をつかむこともできるチャンスもあります。

何度もエントリーを重ねていけば、負けも当然ありますが、手堅くいけば負けの何倍もの利益を得ることもできます。

 

パーフェクトオーダー自体、一目でわかりやすく、初心者でも把握しやすい手法ですので、個人的にかなりオススメです。

わかりやすい手法であればあるほど使いやすく、他の手法とも組み合わせやすいので、わかりやすければわかりやすいほど良い手法だと考えています。

パーフェクトオーダーで1分足スキャルピングエントリーする手法を解説!

パーフェクトオーダーでスキャルピングを実践する際のエントリーポイントとは、もちろんパーフェクトオーダーになったタイミングです。

しかし、それだけみていると予想外の動きになってしまうということもありますので注意が必要です。

例えば、何度も反発している抵抗線(レジスタンスライン)がある場合には、そこで反発が起こる可能性も考えられます、他にも上位足でもパーフェクトオーダーが起きているかどうかであったり、以前のトレンドの高値や安値が意識される可能性もあります。

パーフェクトオーダー以外にも様々な目線を持つことで、より安定したトレードを行うことが出来ます。

1分足でのパーフェクトオーダーをみていく場合、トレンドが切り替わる時間も短い場合がありますので、欲張るのはできるだけ控えましょう。

また、スプレッドの差があるためエントリーしてすぐは、含み損からのスタートになりますので、利確するタイミングは含み損がなくなり、含み益がある程度出てからということになります。

もし含み益を欲張ってもいいタイミングがあるとすれば、上位足でもパーフェクトオーダーが出来ている時やチャートにかなりの角度がついている時です。

そのような時には「トレーリングストップ」を使用しても良いと思います。

「トレーリングストップ」は、損切価格を設定し、利益が上がると共に損切価格も動いてくれるというものですので、長いトレンドが続くときなど、ある程度利益が見込める状態であれば、一度に大きな利益を得ることができるかもしれません。

 

損切価格に関しては、通常であれば「エントリーポイント付近まで戻ってきたら」といった感じで決めておくと良いと思います。

多少の損益になってしまっても、何度も取引を行っていくため、あまり気にせずに危ないと思ったときには損切りしましょう。

 

パーフェクトオーダーは、移動平均線のインジケーターを複数立ち上げて確認するという方法もありますが、パーフェクトオーダーをすぐに確認できるようなインジケーターもありますので、そういったインジケーターを活用すると負担も少し軽減されます。

パーフェクトオーダーで大損してしまうパターンとは?

下降のパーフェクトオーダー、上昇のパーフィットオーダーになっていたとして大損してしまう可能性もあります。

焦って誤ったエントリーをしてしまう

スキャルピングは早さも求められる手法であるので、焦ってしまうというケースは多いと思います。

しかし、パーフェクトオーダーができそう!という判断でエントリーしてしまうと、実際にはパーフェクトオーダーにならずに反対のトレンド相場になってしまうという事もあります。

素早いエントリーも大切ですが、少しくらい遅れたエントリーになってしまっても大丈夫という気持ちで行ったほうが良いでしょう。

精神疲労による判断ミス

長時間チャートをみていると、必ず疲れというものは溜まっていきます。

スキャルピング手法においては、疲れも顕著に出てきます。

肉体的にも精神的にも疲れてくると、正常な判断ができなくなるという事は、そうなる前の自分が事前に対処しなくてはなりません。

適度に休憩を取ったり、疲れを感じたらチャートを閉じて、その日はしっかり休むなど取引の手法に限らず、自分自身のケアもトレードにおいては重要視する必要があります。

スプレッド幅の広いFX業者を選択してしまっている

これはそもそものお話になってしまいますが、使用しているFX業者によってスプレッド幅は異なります。

あまりスプレッドが大きい業者を選択してしまうと、スキャルピング手法ではかなり不利になってしまう事が多いです。

スキャルピングだけの手法にこだわらなければ問題はそこまでありませんが、今使用している業者のスプレッド幅と、他の業者のスプレッド幅を比べてみて、かなり開きがあると思ったら業者を見直してみましょう。

FXとパーフェクトオーダーに関するまとめ

パーフェクトオーダーの手法は初心者でもわかりやすく、確実に利益を上げていくにはとても良い手法だと思います。

有料のインジケーターを入れずとも移動平均線を調整して使うことで、パーフェクトオーダーは確認することが出来ますし、一度に大負けすることもほとんどないので安心して始めることが出来ます。

取引回数自体は多く、慣れないうちは精神的に疲れてしまう事も多いですが、メンタル面のトレーニングにも個人的にはなると思いますので、ぜひこの時期を参考にしていただきチャレンジいただきたいと思います。

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