強弱(篠原)レシオとは?意味は?MT4での設定や計算式からFXでの使い方について解説!

 

どうもバカポンドです。

 

強弱レシオは、一目均衡表と同様に日本人が考案したオシレーター系指標です。

考案者の「篠原正治」の名前から、「篠原レシオ」とも呼ばれたりします。

ただですね、恐らく同じオシレーター系である「ストキャスティクス」や「MACD」などと比べると、馴染みのない方もいるのではないでしょうか。

しかしながら、強弱レシオは専門家にも人気のテクニカルと言われています。

使いこなせれば非常に強力な判断ツールになり、今まで見えなかったトレードサインを教えてくれるでしょう。

より客観的な判断から相場を捉えたいという方にとっては、とても相性の良い指標ですし、最終的なエントリーの判断を値ごろ感で行ってしまうという方にも、是非オススメしたいテクニカルです!

 

強弱(篠原)レシオの意味を解説!

 

強弱レシオは「Aレシオ」、「Bレシオ」の二つのパラメーターから構成されています。

中には「Cレシオ」というのもあり、補助として使われることもありますが、今回はよく使われる「Aレシオ」と「Bレシオ」について紹介します。

レシオというのは、比率や割合といった意味合いですね。

A、B2つの指標が出すシグナルから、これからの相場の動向を予測しようとするのが「強弱レシオ」です。

 

つまり、AとBの相関から、

・現在の価格がどれほど過熱しているのか?

・売りが強いのか?

・買いが強いのか?

ということを判断するツールが強弱レシオなのです。

 

強弱(篠原)レシオの計算式について

 

強弱レシオは、考案者の篠原正治が「エネルギー」と「人気」という概念を取り入れた独特なテクニカル指標です。

Aレシオが「強弱エネルギー」、Bレシオが「強弱人気」を表します。

計算式はあまり難しくありませんが、期間が長ければ長いほど計算量が多くなります。

実際に使うに当たっては、意味を理解する程度にとどめておくだけでも十分でしょう。

まずAレシオ(強弱エネルギー)は、設定した期間における強エネルギーから、弱エネルギーを割って、100倍した値で表されます。

 

・強エネルギーは、1期間の高値と始値の差

・弱エネルギーは、同じ期間の始値と安値の差

となります。

 

言葉で表すと結構複雑ですので、式を以下に紹介します。

Aレシオ(1期間)=強エネルギー/弱エネルギー×100=(高値-始値)/(始値-安値)×100

 

以下に例を紹介します。

次の画像を見てみましょう。

 

 

ポンド/円の日足の始値、終値、高値、安値を表示しています。

 

実際に計算してみると、

(144.500-143.170)/(143.170-142.652)×100≒257(%)

となります。

ただこれだけでは何かわかりませんよね。

 

またBレシオの計算方法は、

Bレシオ(1期間)=強人気/弱人気×100=(当日の高値‐前日の終値)/(前日の終値‐当日の安値)×100

となります。

 

例を見てみましょう。

 

 

これも計算してみると、

(144.500-143.285)/(143.285-142.652)×100≒192(%)

となりますね。

 

実際には決められた期間のその日ごとの強エネルギー、弱エネルギーをすべて足した数(総和)を使いますので、値はもっと低くなることが多いです。

 

強弱(篠原)レシオの設定方法について

 

日足で使うのであれば、1か月を目安とした20日間か、一目均衡表など他のテクニカル指標でもよく使われる26日間として設定すると、相性が良くオススメです。

また、例えばレンジの中だけを分析したい場合は、お使いのプラットフォームに付属している十字カーソルを合わせて、ローソク足の数を設定期間にするなど多様な使い方ができます。

基本デフォルトの状態で問題ありませんが、各時間足ごとに分析したい期間に合わせて、使いやすく調整していくのが良いでしょう。

 

強弱(篠原)レシオの使い方や見方を解説!

 

Aレシオでは、設定期間の値の総和を用います。

レシオの名の通り、比率を表しているということは、式から何となく理解できるでしょうか。

強エネルギーと弱エネルギーが均衡している場合は、比率が1:1に近づきますので、「Aレシオは100%付近に落ち着く」ということがわかれば大丈夫です。

ということは、100%が基準になっていることが式から読み取れますね。

 

このことから、

・100%を超えれば強エネルギー優勢

・100%を下回れば弱エネルギー優勢

となります。

 

一般的に200%超えることは少なく、行き過ぎると相場の過熱状態が考えられ、高値からの下落、40%〜70%だと底値圏から反転と予測することができるでしょう。

Bレシオに関しても、基本的な考え方は同じですが、Aレシオよりも比率が高くなり、200%〜300%付近まで来ると過熱状態と考えられます。

主に、過熱状態からの反転を意識したトレードに使われることが多いのが「強弱レシオ」です。

レンジや押し目、戻りを捉えることができます。

 

ただですね、それだけですとストキャスティクスなどと変わりませんよね。

強弱レシオの良い点は、エントリー後の利確の目安がわかるということです。

利食いは、反転した位置から約2倍が良いとされています。

また、Aレシオ・Bレシオを併用した使い方もあります。

例えば、A・Bどちらも急落し70%を下回った場合、再度70%を抜けたところからの押し目買いをする強い根拠になるでしょう。

 

強弱(篠原)レシオに関するまとめ

 

強弱レシオは「エネルギー」と「人気」の2つの観点から、相場全体の雰囲気を数値化したものです。

そのため、応用範囲が広く様々な使い方ができます。

また、専門家やテクニカルマニアと言われる方に多く使われる指標でもあります。

 

しかし、自由度が高い分、使いこなせるかどうかは本人の技量によるところが大きいのも事実です。

今回の解説で、基本的な計算の意味が理解できましたら、より専門的な記事を見たり、実際に使ってみることで、パターンが見えてくることでしょう。

一般的なオシレーター系指標とは違った切り口から相場を見てみたいという方は、ぜひ強弱レシオを使ってみることをオススメします!

 

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