FXを始めるにあたり、どこの業者を選択するかはとても迷ってしまいます。
業者によって使用できるツールや、取り扱い銘柄、スプレッドなど様々待遇が変わってきます。
当サイトでは様々な証券業者について紹介させていただいていますが、今回はプロトレーダーの使用も多い「ライブスター証券」について詳しく紹介させていただきます!
ライブスター証券で口座開設を使用かな?と考えている方も是非参考にしていただければと思います。
目次
ライブスター証券とは?概要について
(画像=ライブスター証券Webサイトより)
ライブスター証券はなんと1948年創業で、70年以上も続くFX業者の中でも老舗です。
老舗だけあり信頼性も高く、安心してサービスを利用することができますが、最近では手数料の安さからも非常に大きな注目を集めています。
株や投資信託も行っており、FXだけにとらわれず金融市場のノウハウが最大限に活かされています。
自動売買ツールの提供もあり、様々なコンテンツが充実しており、環境としても非常に最適化されている印象です。
ライブスター証券のメリット
ライブスター証券を使用するにあたって、メリット・デメリットを知った上で自分に合う証券会社かどうかを見極めましょう!
まずはメリットからの紹介です。
取引手数料が安い
業界最安水準の手数料というのが大きなメリットです。
一律プランと定額プランというプランが用意されており、それぞれ手数料も変わってきます。
手数料を表にすると以下のようになります。
一律プラン | 定額プラン | ||
約定代金 | 手数料 | 約定代金 | 手数料 |
10万円以下 | 80円 | 50万円以下 | 400円 |
10万円以上20万円以下 | 97円 | ||
20万円以上50万円以下 | 180円 | ||
50万円以上100万円以下 | 340円 | 50万円以上100万円以下 | 600円 |
100万円以上150万円以下 | 400円 | 100万円以上150万円以下 | 800円 |
150万円以上300万円以下 | 600円 | 150万円以上200万円以下 | 1,000円 |
300万円以上 | 800円 | 100万円超過ごと | 400円刻みで増加 |
業界最安値水準での手数料ですので長く使用するのも安心ですね。
注文方法が多い
一般的な証券会社の注文方法の場合、成行注文・指値注文がありますが、ライブスター証券の場合、それに加えて逆指値注文・OCO注文・IFD注文・IFDO注文といった特殊な注文法があります。
ずっと相場を眺めていなくても良くなるような便利な注文方法があるため、通常では行えないような理想のトレードが可能となります。
逆指値注文・OCO注文・IFD注文・IFDO注文がしたいという方はメリットが大きいですね。
トレードツール「livestar R2」「livestar S2」「livestar WEB」が使用できる
株式取引ツールがデバイス毎に使用可能となっています。
PCダウンロード版である「livestar R2」とタブレット端末、スマホアプリ版の「livestar S2」では、登録する銘柄をアカウントで共有することができますのでチャート確認をする際には非常に便利です。
「livestar WEB」というブラウザ版も存在し、PCにインストールしなくともウェブブラウザで開くだけで使用できるものもあります。
ライブスター証券のデメリット
次にデメリットについてです。
メリットをみて良かったと思っても、デメリットを加味すると自分の取引スタイルに合わないこともあります。
しっかり他の証券会社と見比べて、トータルして善し悪しを判断しましょう。
海外株式・ETFを取り扱っていない
ライブスター証券では海外株式・ETFの取り扱いがありません。
海外株式やETFを取り入れたいと考えている方は他の口座も開設する必要があります。
地方単独上場銘柄(名証、札証、福証など)の取り扱いもないため、もしそちらも検討している場合にはデメリットになってしまいます。
最低取引通貨が1万通貨からとなっている
最低取引通貨に関しては、他の証券会社のほうがより小さい通貨単位から取引できるところも存在します。
マネーパートナーズに関しては100通貨からなど、探してみると最低取引通貨は他にも少なくて良いところがありますので、もし1万通貨からという単位が厳しいと感じる方にとっては不向きといえます。
特に資金が少ないうちは、より小さい最低取引通貨であると助かりますので、その点も含め検討しましょう。
ライブスター証券の口座開設方法について
ライブスター証券のトップページから口座開設ボタンを押すと、以下のような画面に切り替わります。
こちらでは右側の「FX取引口座開設」を選択して進みましょう。
基本的にFX取引を行う場合は右側を選択いただければOKです。
すると入力フォームに切り替わりますので、上から順番に埋めていきましょう。
同意確認項目に関しては、よく内容を確認の上よろしければチェックボックスにチェックを入れていきます。
こちらの確認事項に関しては、それぞれクリックをするとPdf形式で読み込むことが出来ますので、目を通していただきよろしければ下のチェックボックスを埋めていきましょう。
確認項目が終わると、個人情報の入力がありますので、口座開設を行う本人の情報を入力していきます。
こちらの金融資産によっては口座開設が見送られてしまう可能性もありますので、初めに入金する金額だけではなく、金融資産全体の金額を入力しておきましょう。
投資経験などは投資経験なしでもOKですので、それぞれ正しくしておきましょう。
コースについては、使用するレバレッジによって選択する必要があります。
途中で変更という事はできないので、もし途中で違うレバレッジにしたいという場合は追加で口座を開設する必要がありますので注意しましょう。
コース詳細ページを確認すると通貨ごとのレバレッジ、ロスカットなどを詳しく確認することが出来ます。
ドル円の例を挙げるとそれぞれこのような計算になります。
お申込み内容の確認と進み、内容がよろしければそのままフォームを送信します。
フォーム送信が完了すると、本人確認用アップロードフォームに切り替わります。
マイナンバーカードがあれば、そのままマイナンバーカードを送信できれば本人確認も完了するので楽ですが、
もしお持ちでない場合はマイナンバー通知書など、マイナンバーを確認することの出来る書類と本人確認様に運転免許証やパスポートなどをアップロードする必要があります。
本人確認書類が無事アップロードされ、審査が通ればおよそ一週間から二週間ほどで資料が簡易書留にて自宅に到着します。
ログインID,パスワードが記載されていますので、そちらで口座にログインすることが出来ます。
これだけで口座の開設は完了です!
ライブスター証券のスプレッドについて
※以下は2019年9月ホームページ掲載のスプレッドです。
通貨ペア | スプレッド |
米ドル⁄円 | 0.9銭 |
ユーロ⁄円 | 1.9銭 |
英ポンド⁄円 | 3.4銭 |
豪ドル⁄円 | 3.2銭 |
NZドル⁄円ユーロ⁄スイスフラン | 3.6銭 |
カナダドル⁄円 | 3.1銭 |
スイスフラン⁄円 | 3.2銭 |
ユーロ⁄米ドル | 1.4PIP |
英ポンド⁄米ドル | 2.8PIP |
豪ドル⁄米ドル | 2.6PIP |
NZドル⁄米ドル | 3.8PIP |
米ドル⁄カナダドル | 3.5PIP |
米ドル⁄スイスフラン | 2.9PIP |
ユーロ⁄英ポンド | 3.2PIP |
ユーロ⁄豪ドル | 2.9PIP |
ユーロ⁄NZドル | 6.1PIP |
ユーロ⁄カナダドル | 4.2PIP |
ユーロ⁄スイスフラン | 2.5PIP |
英ポンド⁄豪ドル | 5.9PIP |
英ポンド⁄NZドル | 9.0PIP |
英ポンド⁄スイスフラン | 5.5PIP |
豪ドル⁄NZドル | 5.3PIP |
豪ドル⁄スイスフラン | 2.7PIP |
南アフリカランド⁄円 | 14.9銭 |
スプレッドだけみれば短期取引には少し不向きと言えます。
他の証券会社をみてみると、もっと安いというところもありますので個人的にはスプレッドを重視しているという方は他の証券会社を選択しても良いかなという印象でした。
ライブスター証券のスワップポイントについて
※以下は2019年9月ホームページ掲載のスワップポイントです。
通貨ペア | 売り Swap |
買い Swap |
通貨ペア | 売り Swap |
買い Swap |
---|---|---|---|---|---|
米ドル/円 | -72 | 65 | ユーロ/円 | 15 | -22 |
英ポンド/円 | -38 | 31 | 豪ドル/円 | -32 | 20 |
NZドル/円 | -36 | 20 | カナダドル/円 | -49 | 40 |
スイスフラン/円 | 19 | -33 | 豪ドル/スイスフラン | -60 | 40 |
豪ドル/NZドル | 1 | -2 | 豪ドル/米ドル | 22 | -33 |
ユーロ/豪ドル | 30 | -45 | ユーロ/カナダドル | 30 | -50 |
ユーロ/スイスフラン | -27 | 11 | ユーロ/英ポンド | 27 | -40 |
ユーロ/NZドル | 27 | -42 | ユーロ/米ドル | 78 | -88 |
英ポンド/豪ドル | 2 | -6 | 英ポンド/スイスフラン | -62 | 47 |
英ポンド/NZドル | 10 | -15 | 英ポンド/米ドル | 51 | -60 |
NZドル/米ドル | 19 | -29 | 米ドル/カナダドル | -30 | 23 |
米ドル/スイスフラン | -73 | 63 | 南アフリカランド/円 | -200 | 120 |
スワップポイントに関しては、他のFX業者と比較してもかなりの高水準かと思います。
ドル円やNZドル円のスワップも高いのは嬉しいですね。
ただ、高金利通貨として人気のトルコリラやメキシコペソの取り扱いはないので、そちらは少し残念ですね。
ライブスター証券のデモ口座開設について
ライブスター証券のデモ口座はとても簡単に開設することができますので紹介させていただきます。
まずはホームページからデモ口座開設ページに進みます。以下のリンクからそのまま移動いただいてOKです。
するとこのようなページになり、お名前とPCアドレスの入力が求められます。
ご自身のお名前とPCアドレスの入力が終えたら、「確認画面へ」のボタンで次のページへ進み、フォームを提出します。
フォーム提出が完了すればこのような画面に切り替わります。
入力したPCアドレスにすぐメールが届いていますので、そのメール内にデモ取引口座におけるログインID、パスワードの記載があります。
たったそれだけでデモ口座の開設は完了です!簡単ですね!
あとはそのID、パスワードでいつでもデモ口座にログインすることが可能になります。
ライブスター証券FXトレードツールの使い方について
ライブスター証券のトレードツールである「livestar R2」「livestar S2」「livestar WEB」については先ほど軽く触れさせていただきましたが、実際の使い方についても紹介させていただきます。
ちなみにどちらのツールでも基本的には機能に違いはありませんが、各機能の使いやすさなどが変わってきます。
PCダウンロード版「livestar R2」
PC画面で見ることができるため、使いやすさを重視したバージョンといえます。
チャート表示の機能では、最大2,880本の足の表示が可能であり、銘柄の機能ではお気に入りの銘柄を600銘柄まで登録することが可能です。
板画面から直接発注することももちろん可能で、広く画面を見ながらスムーズな分析、発注に向いています。
アプリ版「livestar S2」
AndroidでもiPhoneでも使用することができる「livestar S2」はPC版とも情報共有することが可能です。
PC版に比べて画面が小さいというデメリットはありますが、チャート機能やお気に入りの機能に関してはユーザーが使いやすいようにワンタッチ操作が出来るようになっています。
アプリ版特有の音声検索機能も便利な機能です。検索の効率化にはぴったりですね。
また、テクニカル分析も比較的簡単に使用でき、発注もスマホ一台で行うことが出来ます。
出先やリビングなど、PCを離れて操作を行いたい場合はアプリ版で使い分けると便利です。
Webブラウザ版「livestar WEB」
個人的にオススメなのがこのブラウザ版です。
PCにダウンロードしなくともブラウザ上で完結できるというものであったので、簡易的な物かな?と思ったのですが、かなり本格的でした。
逆指値・OCO・IFD・IFDOといった特殊な注文も簡単に行えるようになっており、登録した銘柄を一覧で1画面に並べるようなことも出来ます。
マーケット情報の確認についても、完全無料でQUICKスコアというQUICK社提供の投資情報ツールを使用することができるため、各銘柄に対する情報を詳しく確認することが出来ます。
このような機能があってもブラウザ版だけで完結することができますので、ダウンロード版を使用する前にWebブラウザ版から試していただいても良いと思います。
ライブスター証券(FX)に関するまとめ
ライブスター証券は老舗である信頼性がありながら、自動売買ツールの提供もあり、スワップポイントも高いというようなメリットを多く兼ね備えています。
信頼性の高い口座開設をしたいという方には非常にオススメです!
デモ口座も簡単に作ることが出来ますし、個人的にはとても使いやすく便利です。
スプレッドに関しては比較的広めの設定ですので、短期取引、スキャルピングを行うと考えている方は、他の証券会社でスプレッドの狭い口座を開設したほうが良いかもしれません。
自分の環境、トレードスタイルに合わせてニーズが合うことを確認できれば、ぜひ開設してみましょう!
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