今回はFXのストップロス(SL)の目安について解説をしていきます。
FXで勝ち続けるためにストップロスは必ず理解しておかなければいけません。
- ストップロスを入れずに取引をしている方
- ストップロスを適当に入れていて利益が出ない方
- ストップロスを入れるポイントがわからない方
上記のような方のためにストップロスを入れる意味や入れるポイントなどの解説をいたしました。
最後までご覧ください。
目次
FXにおけるストップロス(SL)の意味とは?
ストップロスとは、FX取引において、自分の予想に反して相場が突然暴落してしまった場合に備えて、損失を限定するために行う注文のことです。
「逆指値注文」や「SL」とも呼ばれます。
ストップロスを入れておけば相場が時文がエントリーした逆の方向に進んでしまっても、あらかじめ自分の決めておいたストップロスポイントに達したら自動で決済してくれます。
あらかじめ自分で損失額を決められるイメージですね。
ストップロスを入れておくことでより安全なトレードができるようになるため私は必須だと思っております。
なぜストップロスが必要なのか?を説明していきますね。
なぜストップロスを入れなければならないのか?
なぜストップロスを入れなければいけないのか?
いくつか理由があるため説明していきますね。
自分の資金を守るため
まずストップロスを入れなければいけない最大の理由は、自分の資金を守るためです。
せっかくあなたが働いて稼いでコツコツ増やしたお金がストップロスを入れなければ、一瞬で溶かしてしまう可能性だってあります。
なぜならば相場はいつ何が起こるかわからないから。
昨日までたくさんあった資金が1時間後ショートしてしまう可能性だってあります。
自分の資金を守るためにもストップロスは必ず入れておくようにしましょう。
ストップロスを入れておけば、資金がショートする前に自動で損切りをしてくれるため安心できます。
含み損を抱えてしまいいつかは戻ってくるだろう・・
という考えは私はよくないと思います。
そんな取引をするのなら、自動売買ツールなどを使った方がいいと思います。
自動売買は相場はある一定の値幅の上下を狙うものが多いので、わざわざ裁量でやらずに自動売買に任せてしまった方がいいです。
自分の裁量でエントリーをするのなら、エントリーポイントと利確ポイント、損切ポイントまで考えたロジックを使いFX取引を行っていった方がよいです。
エントリー回数を増やすため
またエントリー回数を増やすためにもストップロスを入れた方がいいです。
多くの含み損を抱えている状態では、次のエントリーができません。
投資は知識を付けることも大事ですが、経験が何よりも大事だと私は思っています。
エントリーして決済して、利益が出ても損失が出ても分析をし、次のエントリーに備えていく。
これがとても大事だと思います。
ストップロスを入れずにダラダラと含み損を抱えてしまうと、経験値が付きません。
さらに半年以上も含み損を抱え続けて半年後に戻ってきてプラスになってよかった。
なんてことばかりやってしまうと悪い癖しか付きません。
自分で今後のシナリオを考えてエントリーをし、シナリオ通りにいかなかったらすぐに損切り、取引の分析をして次回に活かす。
これを繰り返すことによって成長するものだと思っています。
メンタル管理のため
メンタル管理のためにもストップロスは入れておいた方がいいです。
というのも一気に相場が逆行した場合はとてもメンタルがやられます。
メンタルがやられてしまうと適切な判断ができなくなり、損切りしたくてもできなかったり、戻りを少し待った方がいいのに早く損切りしすぎたりしてしまうため、期待値などがバラバラになってしまいます。
人間はメンタルがやられると正常な判断ができなくなってしまうため、最初から損切りポイントは決めておくのがおすすめです。
ストップロスを入れておくと
「ストップロス引っかからなかったら戻ってきたのに・・」
なんてことがあるかもしれません。
しかしそのくらいで私はいいと思います。
確かにストップロスを入れなければプラマイゼロで終われたかもしれませんが、あなたのシナリオ通りではありませんよね?
シナリオ通りにいかなかったのなら、なぜうまくいかなかったのかを分析しましょう。
これを繰り返すことで勝ち組トレーダになれます。
ストップロスを入れるタイミングはいつ??
ストップロスを入れた方がいいのはわかったけど、どのタイミングで入れればいいの?
と思う方もいるかもしれません。
そんな方のためにストップロスを入れるタイミングもお教えします。
エントリーしたタイミング
エントリーしたタイミングでストップロスを入れるのが一番スタンダードです。
本当ならエントリーしたタイミングで、利確損切ポイントまで考えておくのが理想です。
エントリータイミングと利確損切りポイントを最初に決めておき、勝率を上げることに専念する。
これができるようになれば、一生勝ち続けることができるトレーダーになれます。
今までエントリータイミングで損切りの位置を考えていなかったという方は、必ず考えるようにしましょう。
自信がなければデモトレードから試してみるとよいです。
トレードで勝ち続けるためにはまず資金を減らさないこと、それに尽きます。
目を離さなければいけないとき
ストップロスを入れなければいけないのはわかったけど、自分が見ている時は自分で決済したい!
そんな方もいるでしょう。
確かに一気に動いた相場は、必ず戻ろうとする動きがあるため自分でチャートをみながら決済したいという方も少なくないと思います。
そんな方でも、目を離さなければいけない時は念のためストップロスを入れておきましょう。
例えば、トイレにいく2.3分でも何が起こるかわからないため、ストップロスは入れておいた方がいいです。
少し面倒かもしれませんが、大事な資金を減らさないためですので、必ず設定するようにしてください。
ストップロスの目安・ポイントは??
ストップロスを入れておく目安はどのくらいがよいのでしょうか?
3パターン説明していきますね。
シナリオから外れた時
ストップロスをいれるポイントとしてシナリオから外れてしまった時が一番いいかなと思います。
例えば、赤矢印で売りエントリーをしたとしましょう。
高値切り下げ、安値切り下げが起こったタイミングで売りエントリーを入れたとしましょう。
このまま売り優勢のまま進むと予想してのエントリーですが、この損切りポイントを考えてみましょう。
このシナリオが崩れるときというのは、高値安値を切り下げてたのが切り上がったときではないでしょうか?
私だったら上の赤いラインまで買われたらストップロスで決済されるように設定します。
高値を切り上げたら売り優勢ではなくなっていると判断できるためです。
このように自分が思っているシナリオが崩れた時にストップロスを入れておくのが一番いいかと思います。
直近安値高値を超えた時
もう一つは、直近の最高値、最安値を超えた時に設定しておくのもおすすめですね。
自分のエントリーした方向とは逆に動き、直近の最高値最安値を超えている場合は相場の向きが変わってしまっていることが多いです。
向きが変わってしまった場合はなかなか戻ってこない場合が多いため、損切りして次のエントリーポイントを探す方がいいと思います。
また直近高値安値をブレイクしてしまった場合は、強いトレンドが出来てしまうことも多く大きな損失を出してしまう可能性があるため、注意しましょう。
資金の○○%
資金の○○%の含み損を抱えてしまった時にストップロスをかけておくのもいいかと思います。
エントリーの金額や資金にもよりますが、5%~30%くらいを目安にストップロスを入れるのがよいでしょう。
FXなどの投資の世界では資金管理がとても重要ですので、大事な資金を減らさないように注意しましょう。
まとめ
- ストップロスとは、FX取引において、自分の予想に反して相場が突然暴落してしまった場合に備えて、損失を限定するために行う注文のこと
- 自分の資金を守るため、エントリー回数を増やすため、メンタル管理のためにもストップロスを入れた方がよい
- ストップロスを入れるタイミングはエントリーしたタイミングか目を離さなければいけないときがおすすめ
- ストップロスの目安は、シナリオから外れた時、直近安値高値を超えた時、資金の○○%以上の含み損になったときに入れておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
ストップロスはあなたの大切な資金を守るために必要であることがお分かりいただけましたでしょうか?
今までストップロスを入れていなかったという方は必ず入れるようにするのと、今適当にストップロスを入れてたという方はポイントを見直してみてくださいね!
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