自動売買とシステムトレードの違いとは?意味は同じ?メリットデメリットをご紹介!

今回は自動売買とシステムトレードの違いとは?というテーマで記事を書きました。

システムトレード、自動売買ってよく聞くけど何が違うの?と疑問を持った方に向けての記事となります。

自動売買やシステムトレードのメリットデメリットから、どんな方に向いているのかまでまとめましたので最後までご覧ください。

 

自動売買とシステムトレードの意味は違う?

 

あなたもFXについて調べていると、自動売買という言葉とシステムトレードという言葉どちらも聞いたことがあるかと思います。

しかし、それぞれの意味はしっかりできていますか?

自動売買とシステムトレードの意味は似ているのですが微妙に違います。

もし違いを明確に答えられないのでしたら、もう一度意味を復習することをおすすめいたします。

自動売買の定義から、システムトレードの違いについて詳しく解説していきます。

 

自動売買の定義

自動売買とは、あらかじめプログラムで売買方法をプログラム化しておき自動で売買をしてくれるものとなります。

MT4上で動くEA(エキスパートアドバイザー)を使うものが一般的で、MT4の中にあるメタエディターというソフトを使えば誰でも作れるものとなっています。

決められたシステム通りにEAのプログラムが売買をしてくれるため、自分がチャートを眺めていなくてもプログラムが自動で売買をしてくれるのです。

海外ではストラテジー(日本語訳:投資戦略)とも呼ばれることも多いですが、短くて呼びやすい名称であるEAという名称で呼ばれることが多いです。

有料で販売されているものから、証券会社で提供されているものまでたくさんの自動売買ツールが世界中に存在しています。

 

システムトレードの定義

システムトレードの定義とは、決められた売買手法通りにエントリー、決済をすることを言います。

EAもシステムトレードの一種なのですが、システムトレードはもっと広範囲の意味を持ちます。

自分自身で決めたルール通りにエントリーをしていくのもシステムトレードの一種だからです。

 

例えば、あなたのロジックでレンジをブレイクして

高値切り上げ安値切り下げで買いエントリー

高値切り下げで利確、安値切り下げで損切というロジックで淡々とエントリーしていくとしましょう。

こういった手動でも淡々と決められたルール通りにエントリーしていくのもシステムトレードなのです。

自動売買とシステムトレードの意味はほとんど同じですが、自動売買はシステムトレードの一種で、システムトレードは手動で行うトレードも含まれるということを覚えておくといいでしょう。

 

自動売買・システムトレードのメリットデメリット

 

自動売買とシステムトレードのメリットデメリットについて解説していきましょう。

メリットデメリットを知ったうえで運用をするということが私は非常に大事だと思っています。

 

自動売買のメリット

 

自動売買(EA)を運用するメリットについて解説していきましょう

 

・FXに関する知識がなくても運用することができる

まず自動売買はFXの知識がなくても運用が可能です。

投資家たちが考えて開発したロジックをプログラム化したものを、あなたは何も知識がなくても運用することが可能です。

通常FXで勝ちたいと思ったら、FXの基本(ローソク足・ダウ理論・エリオット波動・グランビルの法則・通貨相関・ファンダメンタルズ・チャートパターン)などをすべて勉強し、感情的にエントリーしないようにメンタル管理なども勉強していく必要があります。

しかし、自動売買の場合はそういったことを一切勉強していなくても、FXトレードで資金を増やすことができるのです。

上手くいけば何もしなくても稼げる可能性があるのが自動売買のメリットです。

 

・チャートを監視しなくてもプログラムが自動で取引してくれる

自動売買のもう1つのメリットは、チャートを監視しなくてもいいという点です。

通常裁量トレードでFXをやろうと思うと、かなり長い時間チャートを監視しなければなりません。

またポジションを持った後不安で眠れなくなる・・・

といったこともよく起こります。

そのためチャートを監視しなくてもプログラムが自動で取引してくれる自動売買は時間的な面でも大きなメリットがありますね。

 

自動売買のデメリットについて

 

自動売買の最大のデメリットは、勝ちつづけている自動売買が圧倒的に少ないという点です。

裁量で相場をいろんな時間軸で分析し、通貨相関やファンダメンタルなどを分析したうえでやっとFXというのは勝てるものです。

自動売買にはそこまで分析することはなかなか難しいです。

そのため裁量で勝つよりも、勝てる自動売買を開発する方が圧倒的に難しいです。

今勝てている自動売買はたくさんあるのですが、それが3年後勝ち続けているのか?ということを考えるとほんの一握りしか生き残っていないと思います。

勝ち続ける自動売買はほんの一握りなため、自動売買選びがとても大切になってくるのです。

 

システムトレードのメリットについて

 

システムトレードのメリットについて今回は手動でルールを決めてエントリーをするシステムトレードについて考えていきましょう。

 

・メンタル管理がしやすい

自分でルールを決めてその通りにエントリーするシステムトレードは、なんとなく上がるかな?下がるかな?という思いからエントリーするトレードよりも圧倒的に勝ちやすいです。

結局のところトレードで勝つためには、手法を決めて実際トレードをして、エントリーを見直して、改善点はないか?などを考えられるかどうかです。

このPDCAを回せるかどうかでトレードが上手くいくかどうかは決まります。

PDCAをきちんと回すことができればメンタルも安定しますし、一回一回のトレードで一喜一憂することはなくなります。

一番危険なのは根拠のないエントリーを繰り返してしまうことです。

根拠のないエントリーをしてしまい、なぜ負けたのか?がわからないままエントリーをし続けてしまう。

これが一番危険です。

自分でルールを決めてルール通りに取引するということが一番大事なのです。

 

・細かいロジックを決めることができる

自分でルールを決める場合細かいロジックも決めることができます。

EA化する場合RSIが○○以上、移動平均線がクロスなどといった簡単なことは言語化できますが、レンジかトレンドかなどといった環境認識的な部分までロジックを決めることができません。

しかし、自分のルールを決める場合同じロジックでも、ルックすべき箇所、エントリーをする箇所などの細かいロジックを決めることが可能です。

そのため自動売買よりも高精度でエントリーポイントを狙うことができるのです。

システムでは制御できない部分まで根拠を積み上げることで勝率を上げることができるのが大きなメリットになりますね。

 

システムトレードのデメリット

 

システムトレードのデメリットは「時間がかかってしまう」点です。

チャートを見ている時間も長いですし、ロジックの分析から改善、修正までしなければならないためやることはたくさんあります。

そのためかなりの時間をトレードに費やさなければいけないのがデメリットになりそうです。

しかし、システムトレードは一度自分のロジックが固まってしまえば今後ずっと稼ぎ続けることができます。

時間こそかかってしまいますが、もしも今後トレードで稼ぎ続けたいと思っているのでしたらシステムトレードを覚えてみるのはとてもおすすめですよ。

 

まとめ・自動売買とシステムトレードはどんな人におすすめか?

 

自動売買とシステムトレードはどんな人におすすめなのか?を最後にまとめていきたいと思います。

 

自動売買がおすすめな方

FXの知識がないけども資産を増やしていきたいと思っている方

自動で何もしないでもお金を増やしたいと思っている方

メンタル管理が苦手なため、システムにすべて任せたいと思っている方

 

システムトレードがおすすめの方

自分のトレードスキルを高めていきたいと考えている方

高月利で大きく稼ぐことを目的としたい方

現在はなんとなくのエントリーしかしていないが、自分の手法を確実なものにしていきたいと考えている方

 

上記のいづれかに当てはまる方は、ぜひ自動売買やシステムトレードを始めてみるといいと思います。

ただどちらも勝ち続けるのは難しい世界です。資金を溶かしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、PDCAを回し続ければきっとうまくいきます。

負けても改善して行動を繰り返して勝ち続けるトレーダーに慣れるように頑張っていきましょう。

 

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