FX自動売買(EA)やMAMの含み損は仕方ない?考え方や対策を解説!

今回は自動売買やMAMの含み損は仕方ない?というテーマで記事を書きました。

MAMや自動売買を始めたての頃は、含み損が出ると不安になってしまいます。

「この自動売買はよくないのではないか?」

と思ってしまうこともあるでしょう。

そんな不安になってしまった方のために、今回は含み損に対しての考え方や対策について解説していきます。

 

自動売買やMAMの含み損は仕方ない?

自動売買やMAMの含み損は仕方ないのでしょうか?

結論から申し上げますと、自動売買やMAMで含み損を持たないものはありません。

 

なぜならば、含み損を持たない=エントリーした瞬間に必ずエントリー方向に動くまたは逆方向に動いた瞬間損切りするMAMや自動売買でないと、含み損がないというのはあり得ないためです。

大体の自動売買やMAMはポジションを持った時点で利確目標と損切数値を決めています。

 

そのため、ある程度の含み損は覚悟したうえで、期待値を追って損切しないという手法をとっていることが多いです。

そのため自動売買やMAMを運用する際には、含み損は仕方が無いといえるでしょう。

初めは含み損があると心配になってしまいますが、資金が徐々に増えて行けば安心するはずです。

 

自動売買やMAMの含み損は仕方ない理由

 

次に自動売買やMAMの含み損は仕方が無い理由について解説していきましょう。

 

すぐに損切りするのが必ず正しいわけではない

 

トレードにおいてすぐに損切りすることが必ず正しいとは言えません。

逆行したらすぐに損切りというスタイルも悪くはないのですが、まだプラスになる可能性もあるのにも関わらず損切りをするということになってしまいます。

特に初心者のトレーダーは損切りが早くて、利確が遅いといわれています。

 

人間というのは利益を出した喜びよりも、損失を出した時の悲しみの方が大きな生き物です。

人はどうしても損失になったときに、「損をしたくない!」という心理が働いてしまいます。

それにより損切りのタイミングが早すぎるという事態が起きてしまいます。

 

しかし、MAMのトレーダーさんはベテランですし、こういった心理まで分かったうえで取引をしています。

自動売買の場合も利確と損切のバランスを考えたうえで設定されています。

すぐに損切するのが必ずしもいいわけではありません。

そのためMAMや自動売買において、多少の含み損は仕方が無いといえるでしょう。

 

バックテストの結果をもとに期待値を追っている

 

MAMにしても自動売買にしても過去のデータを元に期待値が高いところをエントリーしているため、多少の含み損が出るのは仕方が無いです。

そもそも勝率100%というのは投資の世界ではありえません。

そのためある程度の含み損やドローダウンは仕方が無いものなのです。

それでもそのロジックでエントリーする理由はバックテストで有効性が証明されているためです。

過去の相場で優位性が証明されてるロジックだからこそ、エントリーをしています。

そのため多少の負けや含み損は仕方が無いですが、トータルでプラスにしていくという考えのもとロジックが組まれています。

そのため短期的な利益や損失でみるのではなくて、長い目で見て運用ができるようになるといいですね。

 

MAMや自動売買はある程度の含み損を想定して作られている

 

MAMや自動売買はある程度の含み損が出ると想定して作られています。

そのため推奨Lotや初期Lotは小さめになっているはずです。

特にリピート系などの自動売買などは損失が出ても、トータルでプラスになればいいという考えで取引をしています。

ある程度の含み損が出ても大丈夫なように余裕を持った資金管理をして、トータルで利益が出せるようになっているのが自動売買の特徴です。

そもそも含み損は想定したうえでlotなどの資金管理をしているため、多少の含み損は気にせずに運用するのがいいでしょう。

 

自動売買やMAMの含み損が見てられない方はどうしたらいい?

ここまで自動売買やMAMの含み損は仕方が無いという話をしてきましたが、

「含み損があると不安になってしまうよ!」

そんな方も多いと思います。

そんな方のために対策をいくつか紹介していきます。

 

自分が失っても大丈夫だと思える金額しか投資しない

 

まず、含み損が心配になってしまうという方は、投資している金額が大きすぎるのかもしれません。

投資する金額は自分が失っても大丈夫だと思える金額にしましょう。

投資は余剰資金で行うものですので失ったら困るお金は入れない方がいいですね。

その方がメンタル面も安定しますし、余裕が出てきたりすれば金額を上げればいいだけです。

含み損が気になってしまう・・という方は投資する金額を見直してみるのがいいですね。

 

こまめにMT4の含み損をチェックしない

 

含み損が不安になってしまうのであれば、MT4の損失額のチェックなどはしない方がいいでしょう。

気になってしまうと、どうしても数分に1回など含み損を見てしまいがちです。

しかし、精神衛生上それはよろしくありません。

自分でトレードをせずにプロトレーダーやシステムに任せているのですから、ある程度は任せた方がいいですし、信頼できるシステムを利用するのがいいでしょう。

含み損が気になっても頻繫にチェックしても何も変わらないですし、チェックするのならばチャートを見た方がいいです。

 

最大損失設定を設定しておく

 

含み損が膨らんでくると資金がショートしてしまうのではないか?

と、心配になる方は最大損失設定をしておくのがよいですね。

最大損失設定を決めておけば、それ以上の損失が出ることはないので安心できます。

含み損が不安になってしまうという方は、最大損失額は必ず設定しておくのがいいですね。

たとえシステムが止まらなかったとしても、自分自身で決めている損失額でストップがかかるため設定しておくとよいでしょう。

ハイリターンな自動売買の中にはショートするまで損切りしないというハイリスクなEAもあるため必ず設定しましょう。

 

自動売買やMAMの最大損失設定は何%がいい?

 

自動売買やMAMの最大損卒設定は何パーセントがいいのでしょうか?

こちらは過去のデータをもとに考えるのがいいと思います。

 

もし過去のデータでの含み損が見れるのであれば、どのくらいの含み損があったのか?によって最大損失設定ををするといいでしょう。

例えば、過去20%最大含み損を持っていたとしたら、最大損失設定を25%にしておくなど、過去のデータをもとに決めるのがいいですね。

年に数回は相場が荒れるときが来るため、その損失額を超えたらリセットするという設定がおすすめです。

また最大損失設定を決めていなければ戻ってきてプラスになるというケースもありますが、そのあたりは正解はありませんのでリスクを考えながら決めるのが良いでしょう。

 

まとめ

 

  • 自動売買やMAMで含み損を持たないものはない

 

  • 自動売買やMAMでの含み損は期待値を追っているのと、ある程度の含み損は想定して作られているためあまり気にしないでよい

 

  • 自動売買やMAMで含み損が気になってしまう方は資金を下げるか、MT4を見すぎないようにする、最大損失設定を入れておくとよい

 

  • 最大損失設定は過去の含み損を参考に設定するのが一般的

自動売買やMAMの運用をしていると、初めは含み損が不安になってしまう気持ちはとてもわかります。

しかし、投資をするにわたって勝率100%はあり得ないため、ある程度の含み損は仕方ないです。

おすすめなのは不安なうちは少額で運用すること。自分の資金に余裕ができてきたら心にも余裕ができます。

メンタル管理ができるようになれば投資は稼げますので頑張りましょう。

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