この記事では、Automixの自動売買システム『WINS(ウィンズ)』について解説しています。
WINS(ウィンズ)は、コロナショックの乱高下する相場で、月利60%と過去最高益を叩き出したそうです。
Automixの自動売買システム『WINS(ウィンズ)』は稼げるのか?不労所得は可能なのか?について徹底解説しますので最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- Automixについて知りたい方
- Automixの自動売買システムを検討している方
- 不労所得の方法を探している方
- 自動売買の選ぶポイントを知りたい方
目次
AutoMixの自動売買システムWINS(ウィンズ)とは
入引用––公式ページより
WINS(ウィンズ)の説明の前に、提供元である「AutoMix」について説明します。
AutoMixは次世代のテクノロジーを活用して「資産」を手軽に安定的に増やしていくための方法を研究、開発、提供していくサービスを行っています。
FXをやったことがない人でも簡単に始められる、FX自動売買システムの提供サービスです。
引用—公式ページより
簡単に説明しますと、無料で自動売買システム(EA)を提供しているサービスです。
WINS(ウィンズ)の概要
WINS(ウィンズ)とは、Automixが提供する無料のFX自動売買システムです。
数百のシステムや多くの資金を費やして開発したシステムのようです。累計1,000名以上の方が利用し、資金を数倍にした人も数多くいます。
WINS(ウィンズ)という名称は、「皆が勝てるように」という想いを込めて命名したそうです。
WINS(ウィンズ)の特徴
WINS(ウィンズ)には、5つの特徴があります。
- 平均勝率70%、月利10%~20%(平均月利13%)
- 取引通貨はUSDJPYのみで、ナンピンマーチン型
- 両建ての売買システム
- 資金管理機能が搭載
- サポート体制がある
平均勝率70%、月利10%~20%(平均月利13%)
公式ページには、「これまでは月利5〜60%で推移して、平均月利にすると13%程度」とあります。
投資の神様と言われる、バフェット氏は年利10%前後と言われています。ですのでこのシステムは、月利でバフェット氏の年利以上の利益を出しています。
取引通貨はUSDJPYのみでナンピンマーチン型
取引通貨は、USDJPY(ドル円)のみになります。
私たちになじみのある、メジャーな通貨です。その為、取引量が多く、トレードには適した通貨です。
ナンピンについて解説をします。
例えば、104.303円の買いを1ポジション保有しているとします。しかし、104.118円まで相場が下がったとします。ここで買い増しを1ポジション追加します。
このように、不利方向に相場が動いたときに、にポジションを増すことを「ナンピン」と言います。
先ほどの例を式にすると下記になります。
平均取得価格 =(104.303円で1ポジション+104.118円で1ポジション)÷2ポジション=104.211円となり、平均取得価格が下がります。
平均取得価格が104.211円になったので、1個目のポジションの104.303円以上になるまで待たなくても利益が出ます。
このように、平均取得価格を下げて利益を出しやすくします。
先ほどのナンピンをするときに、前回より多い枚数で注文することをマーチンと言います。
公式ページから引用した取引画像で説明します。
・普通のナンピンの平均取得価格 ⇒ 104.211円
・ナンピンマーチンの平均取得価格 ⇒ 104.180円
ナンピンマーチンの方が、平均取得価格が下がっています。
マーチンをすることで、普通のナンピンよりも利益を出す確率がさらに高くなります。
話が少しそれますが、先ほどのトレード履歴を見ていて気になった点がありました。
詳しく見ると、決済するときも工夫されているように思えます。
理由は、ナンピンマーチンをしたポジションが同じ時間に決済されていない点です。
先ほどの画像では、どちらも104.227円で決済されています。しかし、決済された時間が違います。
相場の流れを考慮したロジックで、決済している可能性があります。
良い手法に思えるナンピンマーチンですが、実はとても注意が必要です。しっかりと資金管理をしないと「あっ!」という間に破産します。
公式ページにある、トレード履歴をキャプチャーした下の画像を見て下さい。
赤枠部分はナンピンマーチンを含めてトレードしたと思われます。約20pips幅程度でナンピンマーチンされています。
もっとpips幅の狭いのナンピンマーチンもありましたが、20pips幅程度が多いように見えます。
WINS(ウィンズ)の売買ロジックがわかりませんので、仮に、絶対に無いと思いますが、あくまで仮にです。
単純に20pips逆行したらナンピンマーチンするロジックとします。
下のチャート画像を見て下さい。
2022年08月05日(金)のドル円の5分足チャートです。この日は、アメリカの雇用統計の発表がありました。
真ん中付近の大陽線が、発表があった時間です。ピンクの線の上下幅で約120pipsあります。
もし、発表の少し前に売りポジションを持っていたら、5分間に6ポジションも持つことになります。その後も上昇し続けています。
さらに、ナンピンマーチンのポジションが増していくことになります。
このような相場の場合、単純に20pips逆行したらナンピンマーチンするロジックとすると、「あっ」という間に破産してしまうのが想像できると思います。
このようなこともあり、ナンピンマーチンは「もろばの剣」とも言われています。ナンピンマーチンの資金管理はとても重要です。
両建ての売買システム
公式ページにあるフォワードテストの売買履歴を見ると、両建てをしている箇所がありました。
引用—公式ページより
画像の通り両建て(買いと売りの両方の取引を同時におこなう)の取引があります。
両建ての取引はありますが、両建てを駆使して利益に結び付けているのか、それとも単純に「売り」と「買い」のロジックが同時に発生しているのはわかりません。
資金管理機能が搭載
FXに限らず、どのような投資でも資金管理は重要です。
先ほど少し説明しましたが、ナンピンマーチン手法は資金管理がとても重要になります。
「資金管理は重要!」とは分かっていても、人間が行う場合は感情が入るので難しいものです。「損切りが出来ず、破産した」というのはよく聞く話です。
しかし、WINS(ウィンズ)には資金管理機能(損切り機能)が搭載されているようです。
損切りを設定をすることで、システムが自動で損切りをしてくれるのは、とても助かります。
サポート体制がある
システム初心者を想定した「分かりやすいマニュアル」と「ユーザー専用コミュニティ」、 「専門のサポートスタッフ」を用意しています。
引用—公式ページより
公式ページには、このように書いてありました。初心者から安心して、FX自動売買システムが使える体制になっているようです。
しっかりしたサポート体制があることは、高評価です。
WINS(ウィンズ)の実績
ここでは、次の2点で実績を解説します。
- WINS(ウィンズ)のバックテスト
- WINS(ウィンズ)のフォワードテスト
WINS(ウィンズ)のバックテスト
下の画像は公式ページにある、4年間のバックテスト結果の画像になります。
引用—公式ページより
後半で落ち込みがありますが、右肩上がりに推移しています。
純益は約580万円で年利約144%です。最大ドローダウンは23%(172万円)になります。
WINS(ウィンズ)のフォワードテスト
さて次は、一番気になるフォワードテストです。
下の画像は、公式ページにあるフォワードテスト動画をキャプチャーした画像です。
元金100万円からスタートした、デモ口座のフォワードテストになります。
取引期間の設定。2020年3月5日~2020年12月4日までの、9ヶ月間の履歴に設定されています。
取引履歴を最後までスクロールしていき、利益が約131万円になっています。
最後に、口座残高の画像になります。
9ヶ月で100万円の元金を回収して、131万円(131%)の利益が出たことが分かります。
WINS(ウィンズ)の評判・口コミ
公式ページには、ご利用者の声が掲載されています。
ですが、1,000人以上の利用者がいるのに、Twitterやブログでの口コミ・評判は見当たりませんでした。
優秀なシステムだからこそ、「他人に教えたくない」のかもしれません。
FXはゼロサムゲーム(誰かの損失は、誰かの利益になっている)と言われることがあります。
ゼロサムゲームとした場合、システム利用者が増えると1人当たりの利益が減ってしまったり、システムの賞味期限が短くなる可能性があります。
あなたは、「利用者が増えると、自分の利益が減る」とわかったら、SNSなどで不特定多数に紹介したいですか?
多くの方は紹介しないと思います。
そのために、あえて口コミや評判が出ないのかもしれません。
だとしても、1,000人以上の利用者が誰も口コミしていないのは、やはり不安解消できません。
もしかしたら、利用規約に口コミや評判することが禁止になっている可能性もあります。
WINS(ウィンズ)の注意点
WINS(ウィンズ)を本格的に稼働させるには、VPSが必要です。
WINS(ウィンズ)は、「EA」(Expert Advisor)と言われるプログラムです。「EA」を稼働させるには、「MT4」と言われるプラットフォームが必要になります。
例えるなら、「MT4」はゲーム機本体。「EA」はゲームソフトと言った感じです。さらに、「MT4」を動かすにはパソコンが必要になります。
そして、WINS(ウィンズ)に限らず、自動売買システムの「EA」は、24時間稼働させるのが基本です。
つまり、WINS(ウィンズ)で不労所得を得る為には、相場が開いている時間はパソコンの連続稼働が必須です。
試す程度なら、普段使用しているパソコンでも可能です。しかし、本格的に稼働させるには、自動売買システム専用のパソコンを用意する必要があります。
高性能のパソコンは必要ないので、余っているパソコンを自宅て稼働させてもいいです。しかし、停電や真夏の暑さで停止するリスクがあります。
一番良い方法は、「VPS」といわれる専用サーバーを契約することです。VPSについて詳しくはネットで調べてみて下さい。
FXブローカーによっては、保有している金額によって無料で使用できる場合もあります。
WINS(ウィンズ)のまとめ
公式ページには、バックテストの結果やフォワードテストの結果を掲載しているものの、公式ページ以外の利用者の口コミが見当たりませんでした。
今年(2022年)は、超円高で、さらに1日(数分の場合もある)数百pipsもの値動きがある激しい相場です。
だからこそ、最近の成績が気になります。成績が不明な点を考えると、積極的におすすめすることは出来ません。
ですが、「WINS(ウィンズ)の評判・口コミ」に書いたように、優秀なシステムの可能性もあります。無料で入手出来ますので、少額で試してみるのは「あり」だと思います。
ただし、注意して頂きたいのは、どんなに優秀なシステムでも、絶対に勝てる保証はありません。
システム運用の選択や、資金管理は、ご自身で慎重に慎重を重ねて行って下さい。
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