今回はFX自動売買の種類について記事を書きました。
FX自動売買には種類がたくさんあるので、それぞれの特徴を知っておくことがとても大事です。
適当に選んで気付いたら資金を減らしてしまった・・・
それでは、自業自得です。
まずは、たくさんある自動売買のそれぞれの特徴を知ることが大事ですので、これから自動売買の運用を検討している方は最後までご覧ください。
目次
FX自動売買とは？
FXの自動売買とはその名の通り、あなたがFX取引をしなくても自動で取引をしてくれるシステムになります。
プログラムが自動で取引をしてくれるものもあれば、トレーダーが代わりに取引をしてくれるものもあります。
FXのイメージはずっとチャートに張り付いて、PCの前でずっと分析をしているイメージがあると思いますが、自動売買の場合はあなたがチャーㇳを見れない時でも何かが監視してくれています。
自動売買で最も大切なのがどんな自動売買を使うのか？
という部分です。
自動売買が上手くいくかどうかは、あなたがどの自動売買を選ぶのかによって運命は変わります。
どんなにあなたの資金管理ができていたり、危険な相場では停止させるスキルがあったとしても自動売買自体が良くなければ資金はマイナスになってしまいます。
FX自動売買にも種類がたくさんあるので、それぞれのメリットデメリットを知ったうえで選ぶ必要があります。
これから解説していきますね。
FX自動売買の種類について
FX自動売買の種類についても解説していきましょう。
全部で4種類あります。
リピート系
リピート系の自動売買とは、
買いか売りか？
どの値幅で取引するか？
を設定して後は放置するだけというシンプルな自動売買です。
相場は一定の幅を推移していて、上がったり下がったりしている傾向がある
という相場の修正を利用して、一定間隔で売り買いを繰り替えす手法を言います。
有名なのでいうと、マネースクエア社のトラリピなどが有名ですね。
引用：マネースクエア
この写真のように売り買いを一定の幅で繰り返すことによって、利益を出していくといった感じです。
リピート系の最大の特徴は、シンプルかつ完全に放置できる点です。
基本的に含み損を抱えていてもいつかは戻ってくるという考えで取引を行うため、完全に放置してもOKなのがリピート系自動売買です。
日本国内ではとても人気の高い自動売買になっております。
ただし、短期間で資金を増やすというよりは、長期で少しずつ資金を増やしていくという考え方ですので、長期投資でFX自動売買を行いたい方に非常におすすめですね！
ユーザー指定型システムトレード
次に自分でいくらになったら買い、いくらになったら売りといった感じで売買ポイントを自動で設定することができるタイプの自動売買もあります。
自分である程度FXをしているけど、ある程度自動化して楽をしたいという方におすすめの自動売買になります。
有名なのだと、インヴァスト証券のトライオートFXなどは有名ですね。
引用：トライオートFX
トライオートFXは、あらかじめ数種類の自動売買を利用するすることができます。
プラスで自身で作成した自動売買も利用することができるのが高ポイントになります。
指定型の自動売買の特徴は自由度が高いことです。
自分の裁量に最も近いトレード手法なため、FXで手法があらかじめ固まっている方には、とてもおすすめの自動売買になりますね。
また、あらかじめ用意されている自動売買の結果を見ていいものがあれば、そちらを利用することも可能ですのでどんどん活用するといいでしょう。
EA
FXの自動売買世界で最もポピュラーなのがEAを使った自動売買です。
EAとは、MT4上で作動する自動売買のことです。
MT4の中に入っているメタエディターというソフトを使い、自動売買のプログラミングができるため、世界中のトレーダーが自動売買の開発をしています。
そのため種類の多さは世界一です。
EAのメリットは種類の多さから、いろいろなロジックのEAを試すことができるという点です。
またカスタマイズ性が高いため、複雑な売買ロジックにも対応が可能です。
例えば、あなたがFXの売買ロジックがあったとしたら、ある程度は再現が可能です。
そのため、ご自分のロジックがある程度固まっている人には、EAの開発をして自動売買化をするのをおすすめいたします。
またロジックを持っていない方もロジック開発をしている方から購入するのも一つの手です。
中には無料で公開しているEAもあり、指定された口座で売買する形でプレゼントされていることも多いのでぜひ活用してみてくださいね。
MAM・コピートレード
最後にご紹介するのがMAM・コピートレードです。
MAM・コピートレードの意味は同じで、簡単に言うとプロトレーダーの口座とあなたの口座を紐づけて自動で売買を行うことを言います。
これまでは自動売買＝システムがトレードする
のが主流だったのですが、MAM・コピートレードは違います。
プロトレーダーが実際に裁量取引をしている口座をコピーすることができるのが最大の特徴です。
システムで動く自動売買はレンジ相場には強いのですが、大きく値が動いてしまったときに対応できないというデメリットがありました。
プログラムにはファンダメンタルズ的要素などがわからないため、急激な値動きがあった時に対応できません。
2020年のコロナショック時は多くの自動売買が損失を出してしまっているのが現状です。
そこが裁量が入っていることで、相場に合わせてエントリーをすることが可能ですし、仮に損失を出してしまったとしても早く対応することができます。
なので自動売買の最大の弱点である急激な値動きに弱い、という点を解消したのがMAM・コピートレードなのです。
FXの自動売買で資金を増やすコツって？
FXの自動売買で資金を増やすコツは最初にも言いましたが、勝てる自動売買を選ぶことです。
まずはバックテストの結果からシュミレーションしてみるのをおすすめいたします。
バックテストの結果を見て、1年間で年利何%出ているか？
最大損失は何%か？などを見てあげるといいでしょう。
バックテストの結果はできるだけ長い期間を見た方がいいです。
1ヶ月より半年
半年より1年
1年よりも5年分
のバックテストの結果を見た方がいいです。
なぜかというと、バックテストは過去のチャートを元にとるため、短い期間だとたまたま成績がいい設定値を見つけてそれをバックテストでこれだけの結果が出ています！
と公開しているものも多いためです。
しかし、過去5年間の成績がよければその設定値は信用できますよね？
短い期間だとバックテストでいい結果を出す設定をして、実際の相場だと実際に勝てなくなるという現象が多数発生しています。
カーブフィッティングと呼ばれており、注意が必要です。
もしもバックテストの結果を参考にするのならば、なるべく長い期間の結果を見ることで自動売買で失敗することは少なくなります。
またなるべく安全に運用したいのであれば、単ポジションしか持たない自動売買がおすすめです。
ナンピンや買い増し売り増しを多用する自動売買は勝率こそ高いですが、一回の損失が大きい傾向にあります。
そのためポジション数はあまり持たずに利益を出すことができる自動売買を見つけることが、最も安定して利益を出せる方法なので自動売買の選び方の参考にしてください。
まとめ
- FXの自動売買とはあなたがチャートを見ていなくても自動で取引をしてくれるシステムのこと
- 自動売買にはリピート型・ユーザー指定型・EA・コピートレードの4種類がある
- 自動売買で資金を増やすためのポイントは勝てる自動売買を見つけることで、なるべく長い期間のバックテスト結果を見るのがおすすめ
FXの自動売買はあなたがチャートを見なくても自動で取引してくれるとても便利なサービスです。
しかし、適当に選んでしまっては損をしてしまう可能性があるので注意です。
この記事を読んで自動売買の種類についてきちんと理解したうえで、利用する自動売買を検討してみてください。
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