XMのマイクロ口座とは？その特徴やEAでの活用方法を徹底解説！

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今回は、XMのマイクロ口座とはどんなものなのか、EA（自動売買）の利用が可能かというテーマで解説します。

FX会社は、サービスによって様々な口座を用意している場合があります。

実際、XMTrading（エックスエム、以下、XM）のような人気のFX会社においても、マイクロ口座と呼ばれる口座が用意されています。

しかし、口座開設時に利用料やスプレッド、キャンペーンの内容で何となく口座を選んでしまう方が少なくありません。

また、自分が選んだ口座の特徴さえ、よく理解できていない方もいるのが事実で、自動売買が使えるか分からないなど疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事を読むことでXMの口座はどのようなものか、他の口座との違いは何なのか理解できますので最後までご覧ください。

XMマイクロ口座とは

引用：XMTrading

XMマイクロ口座とは、XMの口座タイプの一つです。

XMマイクロ口座の特徴を一言で挙げると、FXを小額から始めたい初心者向けの口座という点です。

XMで提供しているスタンダード口座やゼロ口座と比較してルールや取引のロット、損益の計算方法が特殊で、その点が初心者でもFXに取り組みやすい内容に設定されています。

初心者向けというと最大レバレッジなどの面で、かなり低く設定されていることも多いのですが、スタンダード口座と同じ最大1,000倍まで取引できます。

そのためマイクロ口座でも、ハイレバレッジで取引できる海外FXのメリットを存分に活かせるでしょう。

またXMマイクロ口座には、口座開設ボーナスも用意されています。

多くのFX会社では、スタンダード口座等の特定の口座以外はボーナスを受け取れないケースも少なくありません。

そういったデメリットもなく、ボーナスが受け取れる点もXMマイクロ口座の魅力といえるでしょう。

次の項目では、XMマイクロ口座と今紹介したスタンダード口座との違いを解説します。

マイクロ口座とスタンダード口座の違い

マイクロ口座とスタンダード口座の違い表形式でまとめました。

これらについて主な項目ごとに比較していきましょう。

レバレッジ・ボーナス

レバレッジやボーナスについては、マイクロ口座もスタンダード口座も変わりがありません。

レバレッジは、マイクロ口座もスタンダード口座も1,000倍。

レバレッジ倍率は、国内のレバレッジ倍率は当然のこと、海外FX会社と比較しても高めに設定されているのが特徴です。

高いレバレジの方が運用できる金額が大きくなるので、ダイナミックな取引が可能になっています。

さらに、口座開設ボーナスや入金ボーナスが用意されているXMですが、マイクロ口座もスタンダード口座も共に下記のボーナスを受け取ることが可能です。

• 口座開設ボーナス
• 入金ボーナス

口座開設ボーナスは、基本的に口座を開設すると無条件に得られるボーナスで、時期にもよりますが、3,000～5,000円分のボーナスを受け取ることが可能です。

入金ボーナスは、入金額に応じて支払われるボーナスであり、基本的に入金額と同額のボーナスに入金額の20％が追加された豪華なものになっています（2段階入金ボーナス）。

厳密に言えば100％入金ボーナス（上限500ドル）、20％入金ボーナス（上限4,500ドル）の2種類が用意されており、マイクロ口座もスタンダード口座も、両方を受け取れるようになっています。

たとえば、500ドルを入金すれば、100％入金ボーナスで500ドル、20％入金ボーナスで100ドルの合わせて600ドルを受け取れ、最初から入金した500ドルと合わせて1,100ドルもの資金で取引がスタートできるのです。

これがマイクロ口座もスタンダード口座も同額なので、両方の口座ともお得といえるでしょう。

スプレッド

売値と買値の差額であるスプレッドは、常に変化するので具体的な数字は明示できませんが、基本的にマイクロ口座もスタンダード口座も同じ水準で提供されています。

そのため、マイクロ口座で取引してもスタンダード口座で取引しても同じスプレッドで取引でき、たとえばスタンダード口座でユーロ円で2.7pipsのスプレッドであれば、マイクロ口座もユーロ円で2.7pipsになります。

このようにスタンダード口座と同じ水準で取引可能なのがマイクロ口座です。

1ロット・最大ロット

マイクロ口座とスタンダード口座との最大の違いはロットです。

1ロット単位とは、一度に取引できる基準の単位で、マイクロ口座が1,000通貨、スタンダード口座が10万通貨になります。

日本円ドルであれば、マイクロ口座が最低約15万円、スタンダード口座については約1,500万円を用意する必要があります。

ただ、取引可能単位は、マイクロ口座が0.01ロット（10通貨）スタンダード口座も0.01ロット（1,000通貨）で取引可能です。

最大ロットは、一度に注文できる最大の注文数量です。

取引可能単位は、マイクロ口座が100ロット、スタンダード口座が50ロットになります。

そして、表には記載していませんが、複数の注文を入れた合計最大注文数は、マイクロ口座が20,000ロット、スタンダード口座が10,000ロットです。

このようにマイクロ口座は、ほとんどスタンダード口座と同じものの、より少額で取引できる特徴があります。

ゴールドや原油などCFDの取引

XMでは、資源を対象にしたCFDの取引も可能です。

この点もマイクロ口座とスタンダード口座では同じ対象になっており、次のような構成でサービスが提供されています。

• 貴金属：4種※ゴールドなど
• 株価指数：24種
• 商品CFD：8種※穀物など
• エネルギーCFD：5種※原油など
• 仮想通貨CFD：31種類

仮想通貨の価格についてのCFDも充実しているので、その点も魅力といえるでしょう。

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ちなみにCFDに関しては一部を除いて、スタンダード口座と同じ通貨量での取引となります。

ゴールドとシルバーだけは、少額で利用できる（スタンダード口座の1/100の価格）ので、それらを中心に利用するのがおすすめです。

XMポイントやキャッシュバック

XMではボーナス以外にもXMポイントやキャッシュバックといった特典が用意されています。

これらもマイクロ口座で利用できるため、マイクロ口座はXMのサービスを十分に体験できるでしょう。

XMマイクロ口座のメリット

XMマイクロ口座のメリットは次の4点です。

• 通貨単位が小さい
• 最大レバレッジは1,000倍
• すべてのボーナスを利用することができる
• デモトレードのように利用できる

これらについて、どのようなメリットか解説していきましょう。

通貨単位が小さい

マイクロ口座は通貨単位が小さいことがメリットです。

先ほどの表で触れたマイクロ口座の通貨単位は、1ロットあたりの通貨量が1,000通貨です。

これは、同社の用意する他の口座の100分の1の金額で、最小0.01ロットから取引できるので、お小遣い程度の予算でも本格的な海外FXを体験できます。

最大レバレッジは1,000倍

マイクロ口座は最大レバレッジが業界でもトップクラスの1,000倍まで設定できます。

通常こういったハイレバレッジの設定は、マイクロ口座のような少額取引の口座で利用できないケースも少なくありません。

しかし、XMではマイクロ口座でも、他の口座と同じ1,000倍までのレバレッジがかけられます。

これで少額の取引であっても、高い利益を狙えます。

すべてのボーナスを利用することができる

マイクロ口座でも、すべてのボーナスが利用できます。

お得なボーナスやXMポイントのような特典が、他の口座と同様に利用できるのは、大きな魅力といえるでしょう。

デモトレードのように利用できる

少額で利用できるので、最低取引額を投入してデモトレードのように利用できます。

XMでは、デモトレードが用意されていますが、実際の約定力やスリッページ（注文のタイミングがズレてしまう現象）まで再現しきれていません（これは、他社のデモトレードでも同じです。）。

しかし、マイクロ口座を利用すれば、非常にリアルな取引になるので、自分の取引技術を磨くには最適な環境と言えます。

こういった使い方ができるのもマイクロ口座が少額取引できることに尽きるといえるでしょう。
残念ながらマイクロ口座にはデメリットもいくつか存在し、それは次の3点が挙げられます。

• 大きな利益が期待できない
• ゼロ口座よりもスプレッドが広め
• 口座変更ができない

これらについてみていきましょう。

大きな利益が期待できない

マイクロ口座は大きな利益が期待できません。

たしかに1,000倍ものレバレッジがかけられますが、損失が出たら一瞬でロスカットになってしまいます。

ゼロカットシステムによって追加証拠金を請求される事はありませんが、長期間にわたって利益を出し続けるのは難しく、長期運用する場合はレバレッジを下げて運用することになります。

通貨単位が小さいため、損失額が少ない反面、利益も大きく出しにくいのです。

ゼロ口座よりもスプレッドが広め

XMにはスタンダード口座以外に、ゼロ口座と呼ばれる口座があります。

ゼロ口座は、スプレッドが狭いため安く通貨を買って、高く通貨を売りやすくなるのがメリットです。

一方、マイクロ口座は、他社に比べてスプレッドが広くはないものの、ゼロ口座に比べるとスプレッドが広く、取引のコストがかかります。

このスプレッドが広い点がデメリットですが、少額取引中心の運用であれば、そこまで致命的ではありません。

口座変更ができない

XMのマイクロ口座でトレードしていると、より利益を出したくなります。

そんな時、高額な取引もできるスタンダード口座やゼロ口座へ移行したくなることも多いでしょう。

しかし、途中から口座を変更できないので、一度マイクロ口座を作ったら、新しく追加口座をする必要があります。

XMマイクロ口座のEA活用方法

EAを運用する際にマイクロ口座は便利です。

主な活用法として、ごく少額な金額からトレードできるため、テスト環境としての利用が挙げられます。

そこまで大きな損失も出すリスクなくFXができるため、EAの運用テストであるフォワードテストを実施するのに最適です。

XMはデモトレードを提供していますが、実際の取引に比べて約定力の面で、異なる場合も少なくありません。

そのため、EAの正確なパフォーマンスを計測するには不十分です。

一方、マイクロ口座で少額でEAを動かせば、リアルなデータが手に入るためより正確なEAのパフォーマンスのデータが得られます。

XMマイクロ口座のまとめ

XMのマイクロ口座は、少額からトレードできる便利な口座です。

さらに、スタンダード口座とほとんど同じ特典が得られます。

少額取引で気軽にレバレッジ1,000倍の本格トレードが体験できるので、一度口座開設をして試してみましょう。

ただし、マイクロ口座は取引額が少ないので、大きな利益を狙う場合は新たに別の口座を作る必要があるので、その点は注意しましょう。

少額取引ができ、デモトレードの代わりにEAのバックテストやトレード技術の研鑽にも最適なので、とても魅力的な口座であることに変わりはありませんので作成しておくことをおすすめします。

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