本日はFXの過去検証や分析はすべきなのか?
というテーマで記事を書きました。
過去検証ってした方がいいのはわかっているけども、実際のエントリーへ活かすための検証方法がわからないという方も多いですよね。
過去の相場で検証したことを未来の相場に活かせるようにならなければ意味がないです。
そこで今回は過去検証の重要性や過去検証の仕方やポイントをまとめましたのでご覧ください。
目次
FXの過去検証や分析はすべきなのか?
あなたはFXの過去検証や分析をしていますか?
毎日しているという方もいれば、ほとんどしていない方もいるでしょう。
結論から言うと、FXの過去検証は必要です。
特にエントリーの振り返りは勝てるトレーダーになるためには必要です。
私はFXで勝てている人で過去のエントリーの反省をしない人を見たことがありません。
過去のエントリーを見返さない=成長しない
ということになります。
勝てるトレーダーになるためには過去の振り返りは必須です。
また過去の相場を見て分析や検証をすることは非常に大事だといえるでしょう。
今FXで勝てていないという方は必ず過去検証をするようにしてください。
急にトレードが上手くなることはありません。
日々の相場分析と、過去の相場の振り返りを繰りかえすことで資金はプラスになっていきます。
もし今過去検証や分析をほとんどしていないという方がいましたら、この機会に過去検証をするようにしてください。
FXにおいて過去検証と分析が大事な理由
よく過去検証、分析が大事だと聞きますが、なぜ大事なのでしょうか?
ここが理解できていないと今日から始めようと思っても3日坊主で終わってしまいます。
そのため過去分析がどれだけ大事なことであるか理解しておく必要があるのです。
解説していきます。
相場を客観的に見ることができる
まず1つ目は、相場を客観的に見ることができる点です。
どうしてもリアルタイムでエントリーをしようと思うと、相場を客観的に見ることができずに主観的に見てしまいがちです。
例えば、下降トレンド中、そろそろ反発しそうだな
結構戻ってきてるからそろそろ戻り売りしたいな
などと相場を自分都合のいいように見てしまいます。
相場はあなたがどう思っても、その方向に動くとは限らないのですが、まるで自分都合で相場が動いているように感じてしまうのです。
この感覚を頼りにしてしまうとFXで勝つことはできません。
ただ感覚的な部分は確かに大事です。
しかし、勝てているトレーダーの感覚とは、たくさん相場分析や過去検証をしてきた経験からの感覚ですのであなたもその感覚を養っていく必要があります。
そこで有効的なのが過去検証なのです。
過去の相場ではいくら
「ここエントリーしたかったなー」
と思ってもそれはタラレバでエントリーすることはできません。
エントリーできないということは、客観的に相場を見ることができるのです。
リアルタイムで視野が狭くなってしまって変な負けを拾ってしまうという方は、過去チャートの検証をして客観的に相場を見る癖を付けるといいですね。
相場は似たような動きを繰り返すため、何度も過去検証をすることであなたの感覚も養われます。
未来の形が分かっている状態でロジック検証ができる
2つ目は、未来の相場の形が分かっている状態でロジック検証ができるためです。
よく過去検証は未来の結果が分かっているからしても意味がない。
などという方や思う方もいるでしょう。
たしかに未来の形が分かっているためリアルタイムで見ているチャートとは違うのですが、逆に未来の相場が分かっていることはメリットでもあります。
例えば、上昇トレンド終了後に赤枠のレンジをブレイク後ローエントリーを過去検証するとしましょう。
自分の思っているほどブレイクしておらず、あまり利益が取れないなと感じたとしましょう。
その場合、なぜあまり大きく下がらなかったのか原因を考えることが大切です。
今回の場合レンジの赤枠と同じくらいの幅ぶん下落したと考えることができます。
E計算ですね。
このような感じで未来の相場が分かっているからこそ、
なんで手法が効かなかったのか?
なぜあまり利益を伸ばせなかったのか?
などの検証ができるのです。
過去検証は結局過去相場だから意味がないという方もいますが、結果が分かっているからこそ検証がじっくりとできるメリットもあります。
反省や分析結果を今後のトレードに活かすことができる
最も大事なのが、過去検証をすることで、今後のトレードに活かすことができるためです。
特に自分が過去に負けたポイントというのは絶対に保存しておいた方がいいですね。
ある程度ためておいて見返してみると
「なんでここでエントリーしたんだろう」
という場面がたくさんあると思います。
過去のエントリーを記録に残しておくと、自分の負けパターンというのが見えてきます。
例えばエントリーするのが早いとか、損切するのが遅いとか。
絶対に負けパターンというのがあります。
これらを反省し次につなげていくことで、勝ちトレーダーになっていくのです。
ですので過去検証、特に過去にエントリーしたポイントというのは納得できるまで分析することをおすすめいたします。
FXにおける過去検証と分析方法をご紹介!
次にFXにおける過去分析方法を解説していきます。
まずは過去チャートを見ながら、自分がチャートを見ていたらエントリーしそうだなというところを探しましょう。
だいたいこの辺くらいでOKです。
だいたいこの辺くらいと目星を付けたらリアルタイムと同じように見えるようにします。
こんな感じです。
そうしたら、検証をしていきます。
こんな感じで根拠を1つ一つ書いていくのが大切です。
もし過去にエントリーしたのだとしたら、利確損切ポイントはどうだったのか?
なども確認するのがよいですね。
このように画像をスクリーンショットでとってお絵かきして、保存しておくのがおすすめです。
やればやるほどトレードが上手くなりますので試してみてください。
FXで過去検証と分析をする際の注意点やポイントを解説
過去検証と分析をするときはどのポイントをチェックするのか?
ある程度決めておくことが大切です。
過去検証で見るポイントを決めて癖づけておくことで、リアルタイムのチャートでもいろいろな視点から相場を見ることができます。
そのため過去検証のチェックポイントは決めておいた方がいいですね。
チェック項目をまとめてみましたので過去検証をするときの参考にしてください。
●相場の方向性はどっち目線か?
●レンジ・上昇トレンド・下降トレンドのどれか?
●MAと価格の関係性は?
●上位足の目線は?
●各インジケーターの値や形は?
●チャートパターンを作っているか?
●ローソク足の形はどうか?
●利確損切ポイントはどこにするか?
最低限これらのことは見ておいた方がいいでしょう。
後はあなたのエントリースタイルや手法によっても変わってきますので、プラスでチェックする項目を増やしてあげるといいですね。
まとめ
もしもこれから勝てるトレーダーになりたいのであれば過去検証や分析は必須です。
PDCAを回すのが大事とよく言いますが、まさにその通りです。
過去チャートを見てロジックの分析をするのがPlan
エントリーしたポイントの反省をするのがCheck
の部分になりますね。
FXで勝てるようになるためには、とにかくチャートを見てとにかくエントリーするのではなくて、きちんと分析をして準備をして、エントリーポイントの反省をし、次に活かしていくという基本的なことが大事になります。
そのため過去検証はサボらず丁寧に行うようにしてください。
繰り返していくうちにいいエントリーポイントとダメなエントリーポイントが感覚的にわかるようになってきます。
コツコツと頑張りましょう。
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