今回はFXの運用代行って存在するの?
というテーマで記事を書きました。
最初に聞きますが、あなたは自分のトレードに自信が持てますか・・・?
持てると思った方は素晴らしいと思います。
自信を持てないと思った方、トレードの代行をしてくれる人がいたら便利だと思いませんか?
預けておくだけで資金を増やしてくれるのでしたら、こんなにありがたいことはないです。
自信をもってトレードをしているという方も、自分がチャートを見れない時間に代わりにトレードをしてくれる人がいたらいいですよね?
そんなことを思っている方のためにFXの投資代行について、違法性や委託方法について解説をしましたので最後までご覧いただければと思います。
目次
FXの運用代行って存在するの?

「自分はFXの知識があまりないため、だれか詳しい人に代わりに運用してもらいたい!!」
こんなことを思ったことはありませんか?
確かにFXで毎月利益を出している人が周りにいるのならば、その人にお金を預けて代わりに運用してもらえば自分も利益になる!
そう思いますよね。
FXの運用代行は存在します。
しかし、他人のお金を運用するということは大変なことですし、運用代行してくれる業者が信頼できるかどうかなども知らなければいけません。
FXの運用代行といってお金をたくさん集めて、気づいたらその会社がなくなってしまいお金をすべてとられてしまった・・・
出金トラブルがあって損をしてしまった・・
なんてこともあるのが現実です。
実際私が聞いたことがある話では、「未公開株の運用を代わりにやりますよ。」といって、2000万円を振り込むように言われた・・・(おそらくオレオレ詐欺)
なんてケースもあるようです。
こんなように運用代行というのは確かに存在しますが、いいサービスもある反面、詐欺業者が多いのも事実です。
そのため、いい運用代行を見つけることができるようにちゃんと知識を付けることが大切です。
FX運用代行の違法性は?

引用:日本投資顧問業協会
まずは投資代行を依頼する前に簡単な法律について知っておきましょう。
FXなどの投資の運用代行ををする場合は「投資顧問業」という資格が必要で、金融庁に届け出を出して審査が通った場合でなければ投資の代行はできません。
仮にあなたがFXに詳しい友人にお金を預けて運用してもらうという行為は、その友人が届け出を出していなければ違法になってしまいます。
もし国内でFXの運用代行を頼みたければ、日本国内でライセンスを持っている業者の方に頼むのが一般的です。
ただ、ライセンスの審査がとても厳しく、多額の資金が必要になってしまうためやっている業者がかなり少ないのが現状です。
そのため現在では海外FX業者を使い、運用代行を行うのがポピュラーになりつつあります。
海外業者を利用する際の注意点
海外に拠点を置くFX業者ではその国の法律が適応されるため、日本の金融ライセンスがなくても運用代行ができるのです。
現状は海外FX業者で運用代行をするのは法律上問題ないことになっているため、よく利用されています。
特に最近では「MAM」といって、自分の口座とプロのトレーダーの口座を自動で紐図けてくれるサービスがあり、そちらがかなり人気です。
指定した口座に資金を預けておき、あとは放置でお金を運用してくれるためです。
それで出た利益の何%かをトレーダーに支払うというシステムが一般的です。
「MAM」も現状では違法性はなく、多くの日本人トレーダーがサービスを展開していますので、FXの運用代行を頼むには最適なサービスですね。
FX運用代行の委託方法をご紹介
MAMサービスの活用法
FX運用代行の委託方法ですが、今回は最も始めやすい「MAM」サービスの始め方を解説してきます。
MAMサービスを始めるまでの流れは以下の通りです。
- 信頼でき、利益が出そうなMAMサービスを探す
- 指定された証券会社で口座開設をし、資金を入金
- 後は自動で運用してくれるため見守る
まずは信頼できて安定した利益が見込めるMAMサービスを探しましょう。
MAMの探し方はSNSやWebで探すか、海外FX業者で探すか、コミュニティ内で探すかの3つがあります。
MAMや自動売買にて自分の資金を運用代行してもらう場合は、「いいMAMや自動売買」を見つけることができるかが最大のポイントとなると思います。
いいサービスに出会えることができれば、大きな利益が期待できます。
もしよくないMAMに資金を預けてしまったら、大きな損失になってしまう場合もあります。
あなたの大切な資金を代わりに運用してもらうのですから、慎重に選ぶ必要がありますね。
個人的には過去の結果をすべて公表しているサービスを選ぶのが一番いいと私は思います。
運用代行をお願いしたい「MAM」サービスが決まったら、そのガイダンスに従って口座開設をしましょう。
MAMは1つの業者にてトレーダーと顧客の口座を紐づけるため、証券会社は指定されます。
指定された証券会社でなければMAMサービスを利用することはできないため、そこは注意しましょう。
信頼できる証券会社の選び方
ここで見るべきポイントは「指定された証券会社がライセンスをとっている業者かどうか?」という点です。
海外FX業者にも、ライセンスを持っている業者と持っていない業者があるため、もしもライセンスを持っていない業者だった場合は口座開設は中止しましょう。
ライセンスを持ってない業者の場合出金できないなどのトラブルがあると聞きますし、そもそもライセンスを持たないで営業をしているという行為が信頼性に欠けます。

引用:TradersTrust
ですので、口座開設する業者がライセンスがあるかどうかはしっかりと確認した方がよいですね。
ライセンスをとっているFXブローカーでは、ページ下に写真のようなライセンス表示があるはずなのでチェックしましょう。
その後は入金をし、MAMとの接続を行えばあとは自動で取引を行ってくれます。
あくまでも短期的な資金推移を見るのではなくて、長期的な視点で見るようにしてくださいね。
FX運用代行の危険性とリスク回避術
FX運用代行にはリスクはあるのでしょうか?
勿論投資なのでリスクはあります。
資金管理の重要性
ただリスクがあるものだからこそ資金管理などの基礎的な部分を徹底した方がよいです。
例えば、必ず余剰資金の範囲内で投資を行うことや、頻繁に引き出したりはせずに長い目で運用することや、1つの投資代行にのみ頼るのではなくて、複数の口座を使ってリスク分散をするなどの対策はしておいた方がよいです。
実績があり透明性の高い運用代行を選ぶ
もう一つはきちんと実績のある運用代行を選ぶということです。
運用元やブローカーが不透明だなと少しでも感じた場合は、そこに資金を預けるべきではないですね。
大切な資金を預ける場所ですのできちんと信頼できるところに投資をした方がいいです。
よくハイリターンが期待できるMAMサービスなども聞きますが、ハイリターンな投資にはかならずリスクがあるということを覚えておいてください。
広告や欲につられてお金を預けるのではなくてきちんと考えて、計画的な運用を心がけるといいでしょう。
まとめ
- FXなどの投資の運用代行は存在するが、金融庁に届け出を出して審査が通った場合ののみでないできないため数は多くない
- 海外FX業者を使い、MAMサービスという運用代行が多い
- 海外FX業者を使い運用代行を行うことは違法ではない
- FXの運用代行はリスクもあるが、安心できる業者を見つけることがとても大切
FXの運用代行は存在しますが、その利用には注意が必要です。
日本国内では、金融庁の認可を受けた業者のみが合法的に運用代行を行えます。
しかし、海外FX業者を利用したMAM(Multi-Account Manager)サービスが増加しており、これは現状では違法とされていません。
MAMサービスを利用する際は、信頼できる業者選びが重要です。
ライセンスを持つ海外FX業者を選び、過去の運用実績を公開している信頼性の高いサービスを選択しましょう。
また、リスク管理のため、余剰資金での運用や複数の口座でのリスク分散が推奨されます。
運用代行にはリスクが伴うため、ハイリターンをうたう怪しいサービスには注意が必要です。
長期的な視点で運用し、計画的なアプローチを心がけることが大切です。適切な業者選びと慎重な運用により、FXの運用代行は有効な投資手段となり得ます。
コメントを残す