今回はCCI EMA 3linesというインジケーターについて解説をしていきます。
TradingViewで使用することができるインジケーターで名前からCCIとEMAを使ったインジケーターのようですね!
- CCI EMA 3linesとはどんなインジケーター?
- CCI EMA 3linesの設定方法
- 具体的なFX攻略手法が知りたい!
などなど私が実際にチャートに入れてみて調査しましたので最後までご覧ください。
目次
CCI EMA 3linesとはどんなインジケーター?
CCI EMA 3linesとは、CCIのEMA(指数平滑移動平均線)を長期、中期、短期の3本をいっぺんに表示させてくれるインジケーターになります。
CCIに対するEMAを表示してくれるインジケーターは今までなかったですし、1本ずつではなくてまとめて表示することもできるため、非常に使い勝手のいいインジケーターになります。
開発者の方は、
という方ですので、ぜひフォローしてみてください。
開発者の方の正式な取り扱い説明は、こちらの有料noteにて読むことができます。(150円)
今まではこの3本のラインを入れるのにCCIが3本、EMAが3本の計6本を導入して、CCIの部分を透明にするという作業をしなければCCIに対するEMAを3本表示させることはできなかったため非常に便利です。
またTradingViewでは表示させることができるインジケーターの数に制限があり、無料会員だと3つまでしかチャートに入れることができないためこのチャートにはできません。
そこで便利なツールがCCI EMA 3linesなのです。
CCIをエントリーの根拠にしている方はもちろんですが、RCIを使っているが動作が重たい・・・といった方もターゲットにしているようです。
私自身が使用してみてとても見やすく、動作も軽いインジケーターだったため詳しく説明していきますね。
CCI EMA 3linesの設定方法について
CCI EMA 3linesをまずはチャートに設定してみましょう。
TradingViewのチャートの「インジケーター」より「CCI EMA 3lines」と検索し出てきたものをダブルクリック。
そうすることでCCI EMA 3linesを表示させることができます。
次に設定方法も解説していきますね。
CCISource | CCIの適応価格です。3本とも変わります。 |
CCILength1.2.3 | CCIの期間を変更できます。1→短期、2→中期、3→長期で設定してください。 |
EMALength1.2.3 | CCIに対するEMAの期間を変更できます。1→短期、2→中期、3→長期で設定してください。 |
CCI(1.2.3)Thoreshold | 背景色を出す条件、詳しくは有料noteに書いてあります。 |
Limit100 | チェックを入れると上限下限が+-100になります。 |
次に色の設定ですね。
Bgcolor→サイン背景色の色
UpperLine→上ラインの色
LowerLine→下ラインの色
CCIEMA3→長期CCIEMAの色
CCIEMA2→中期CCIEMAの色
CCIEMA1→短期CCIEMAの色
色の部分をクリックすることで、色や線の太さが変更できるためお好みで設定してみてください。
CCI EMA 3linesの見方や使い方について
CCI EMA 3linesの見方はとても簡単です。
初期設定だと
短期CCIEMAがオレンジ
中期CCIEMAが青
長期CCIEMAが緑
で表示されます。
CCIの移動平均線のため、CCIメイン線よりもダマしが少ないという特徴がありますね。
一般的には
+100以上→買われすぎ
-100以下→売られすぎ
といわれています。
3本のCCIEMAが+100以上-だった場合は買いがとても強い、3本とも100以下だった場合は売りが強いとみることができます。
またグリーンの背景サインが出た時、買いサイン
ピンクの背景サインが出た時に売りサイン
となっております。
開発者の方が初期設定のまま使ってもいい感じになるようにしているとの解説があったため、そのまま利用してしまいましょう!
CCI EMA 3linesインジケーターをFX取引で利用した攻略手法とは?
CCI EMA 3linesを利用したFX手法も解説していきますね。
緑のサインが出た時に買いエントリー
オレンジのサインが出た時に売りエントリー
ただ注意していただきたいのは、サイン背景が出たからといってすぐにエントリーではないということです。
詳しい設定方法の解説や開発者の方の考察は、有料noteの部分に詳しく書いてありましたので、そちらを見てみてください。
こちらのページでは、CCIEMA以外の観点から見てどのようにしたら勝率が上がるのかを解説していきます。
CCI EMA 3linesインジケーターをFXで利用する際の注意点
CCI EMA 3linesインジケーターをFXで利用する際の注意点は、サイン背景が出たらすぐにエントリーではなくて、他の根拠と併用してエントリーをしていくことです。
具体的には
- レジスタンスライン・サポートライン付近でのエントリーを心がける
- 上位足の流れに乗る
上の2点です。
レジスタンスライン・サポートライン付近でのエントリーを心がける
まず無駄なエントリーをして無駄な負けを減らすためには、レジスタンスラインやサポートラインを引きライン付近での反発を確認出来た時にエントリーをしていくのが大事です。
このように何度も反発しているラインや直近高値や直近安値にラインを引いておき、ライン付近での反発+CCI EMA 3linesのサインが揃った時でのエントリーなどを心がけることで、無駄な負けを減らすことができて、勝率を上げることができます。
意識されているラインで反発が起こったときというのは、売り買いの均衡が破れることが多いです。
相場の転換を狙うCCI EMA 3linesにレジスタンス・サポートラインの相性は、抜群ですのでどんどん活用していきましょう!
上位足の流れに乗る
またFX取引をするときは、大きな流れに乗ることが非常に大事です。
ですので上位足の流れを確認し、大きな流れを確認しながら短期足で流れに乗るようにエントリーしていくのがおすすめです。
基本的には2つ上の上位足まで見てあげるとよいでしょう。
例えば1分足スキャルピングをする場合は5分15分の流れに乗るように、1時間足でのデイトレードの場合は4時間日足の流れに乗るように意識をするとよいですね。
上位足のトレンドを見るのには、GMMAなどのインジケーターがおすすめです。
GMMAは期間の違う12本のEMAのことのため、12本の向きによって相場の向きが簡単にわかります。
上位足のGMMAで流れを確認して流れに逆らわないように短期足でエントリーをしていくのがおすすめです。
CCI EMA 3linesインジケーターに関するまとめ
- CCI EMA 3linesとはCCIのEMA(指数平滑移動平均線)を長期、中期、短期の3本をいっぺんに表示させてくれるインジケーター!
- TradingViewでは表示させることができるインジケーターの数に制限があるため1つにまとめられるのは大きなメリット!
- 緑の背景サインが出た時に買いエントリー、オレンジの背景サインが出た時に売りエントリーが基本!
- サイン通りにエントリーするだけでなく、レジスタンスライン・サポートライン付近での反発確認後のエントリーを心がける、上位足の流れに乗ると勝率アップ!
いかがでしたでしょうか?
CCI EMA 3linesは6本のCCI,EMAを使ったラインを一括表示してくれるインジケーターのためとても便利ですね。
1本ではなく、3本表示させることによってダマしも回避できるためとてもおすすめです。
開発者まっつ@matsu_bitmexさんのTwitterもぜひ見てみてください^^
コメントを残す