どうもバカポンドです。
FXで取引するときに大切なのが「ボラティリティの強さ」です。
これを見極めることにより、勝負のタイミングをはかっているトレーダーも少なくありません。
ただですね、MT4を眺めているだけでは、トレンドの強さを見極めるのは困難です。
しかし、そんなときに役立つのが「ADXインジケーター」です。
今回の記事では、「ADXインジケーターについてパラメーター設定や使い方」を解説していきます。
目次
ADXインジケーターとは?
ADXインジケーターとは、トレントの総合的な強さを見るためのテクニカル指標であり、「Average Directional Movement Index」の略称で、日本語に訳すと、「平均方向性指数」と言い表すことができます。
ADXはモメンタム指標の一種で、DMIと組み合わせることにより、相場の上昇や下降の強弱を判断できるようになったトレンド系のインジケーターです。
MT4でのダウンロード方法について
ADXインジケーターは、MT4の標準装備されているので、とくにダウンロードの必要はありません。
「見つからない」という人は、もしかするとADXで探されているのかも、そうではなくトレンド系の中に「Average Directional Movement Index」と表示されており、これがADXインジケーターのことになります。
それでも見つからない場合は、ダウンロードするしかありません。
検索サイトで「ADXインジケーター」と入力すれば、無料でダウンロードすることも可能です。
万が一標準装備されていない場合は、無料のダウンロードを利用するようにしましょう。
ADXのパラメーター設定について
ADXインジケーターのパラメーター設定は、デフォルト通りの「期間14」で大丈夫です。
もしラインが見にくいのであれば、変更しておきましょう。
ADXラインを見極めるために、+DIラインと-DIラインより太くしておくと、見間違うことも無くなります。
使うのに慣れていない人は、ラインの太さを変えるようにしてください。
さらに、+DIラインは陽線のローソク足、-DIラインは陰線のローソク足と同じ色にしておくと、初心者には分かりやすくなるはずです。
また、レベル表示を追加し、20~30の間で好みのラインを追加しておくと、分析がしやすくなります。
FXでのADXインジケーターの使い方(手法)を解説!
まずは、ADXインジケーターの使い方からです。
ADXインジケーターは、3本のラインから形成されています。
・+DIライン
上昇トレンドの強さを示すライン、数値が高ければ高いほど強く、下降トレンド中の数値は低くなります。
・-DIライン
下降トレンドの強さを示すライン、数値が高ければ高いほど強く、上昇トレンド中の数値は低くなります。
・ADXライン
トレンドの強弱を示すライン、上昇でも下降でもトレンドの強さが大きければ数値が高く、トレンドが弱まれば数値が下がります。
3本のラインが、先ほど引いた20~30の付近を交差しているときは、レンジ相場と判断することができ、この場合はエントリー控えるようにしましょう。
つまり+DIラインと-DIラインの乖離幅が大きいほど、数値の高いラインの勢いが強くなっているという判断ができ、その後ラインが交差したときは、相場の反転を示唆したとみることもできるのです。
また、ADXインジケーターは1分足チャートではダマシが多くなるので、FXで利用する場合は、15分足チャート以上で利用することをおすすめします。
ADXインジケーターを利用した手法は、先ほどレベル表示で追加した25ライン(20~30の間ならば大丈夫)が基準です。
ADXラインが25より上にある状態で、+DIライン(-DIライン)も超えたときがエントリーポイントとなります。
先に+DIライン(-DIライン)が25ラインを突破した後、ADXラインが突破すれば、これもエントリーポイントです。
その後、ダイバージェンスが発生もしくは、+DIライン(-DIライン)が下降し始めたら決済を行います。
「もしかしたら、まだまだ下がらないかも…。」という考えを持つのは、FXを行う上では考えないようにしましょう。
確かに上がる可能性も考えられます。
ただ下がる可能性も高いことから、決めたルール内で決済することが大事です。
ADXインジケーターに関するまとめ
ADXインジケーターはトレンドの判断がしやすい点から、多くのトレーダーに利用されているインジケーターです。
ただ、ADXインジケーターだけに注目すると、エントリーポイントを明確にするのが難しいと言われる初心者の人もいます。
これはもう、何回も利用して慣れるしかありません。
今回の手法は、初心者の人にも分かりやすい手法ですので、複数回こなすことにより利用しやすくなるはずです。
使い慣れていない人は、ADXインジケーターを利用したトレードを複数回こなしてみましょう。
次に、他のインジケーターと組み合わせた手法を考える必要があります。
実は、ADXインジケーターのみで順張りトレードを行うのは、あまりお勧めできません。
ADXインジケーターと移動平均線など、他のインジケーターと組み合わせることにより、さらに明確なエントリーポイントを示すことができるようになります。
ADXインジケーターを上手に利用して、稼げるトレーダーを目指しましょう。
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