この記事ではcTraderのFXコピートレード「cTraderCopy」について解説しています。
こんな方におすすめ
- cTraderを使っていてコピートレードに興味がある
- 「cTraderCopy」の始め方や成績が知りたい
- MT4以外のコピートレードにも興味がある
こんな悩みを持つ方にぴったりの内容になっています。
cTraderはMT4・MT5に次ぐトレード取引プラットフォームです。
しかしあまりcTraderでコピートレードができるということは国内では認知されておらず、情報も少ないのが現状です。
100種類以上のEA開発、コピートレード運用、コピートレード運営を行ってきた僕がcTraderCopyの始め方や成績をまとめました。
記事の下のほうには僕なりの各トレードの見解やトレードの選び方なども解説しましたので、コピートレードで稼ぎたいと思っている方はこの記事をぜひ最後まで読んでください。
目次
cTraderのFXコピートレード「cTraderCopy」の概要
cTraderCopyは、トレードプラットフォーム「cTrader」でコピートレードができるサービスです。
cTraderは取引プラットフォームで、MT4・MT5よりも利便性が高いことで知られています。
ただ現状はcTraderCopyが使えるブローカーは一部しかありません。
取引プラットフォームのcTraderに対応のブローカーでも、cTraderCopyには対応していないことがあるからです。
日本で有名な「AXIORY」と「FxPro」では、cTraderには対応していますがcTraderCopyに対応していません。
日本語対応していてcTraderCopyが使える海外ブローカーは現状「Tradeview」のみです。
ただしcTraderCopyには、他のコピートレードサービスにないトレードがたくさんありますので確認してみることをおすすめします。
cTraderのFXコピートレード「cTraderCopy」のやり方を解説！
次にcTraderCopyのやり方を解説します。
まずcTraderを開き、「copy」をクリックします。
その後下のような画面になるため「Investors」をクリックします。
トレード一覧が出てきますのでこの中からトレードを選びます。
デフォルトだと英語なので日本語に直しましょう。
日本語に直す際は「Setting」→「General」→「Language」より変更できます。
日本語になりましたら「コピーを開始」よりコピーをすることができます。
詳細が出てきますので、コピーしたい口座と運用金額を設定しましょう。
下のトレードだと11,008円からコピーできて利益の30％が毎月トレーダーへの報酬となります。
条件の確認と金額・口座設定ができたら「コピーを開始」をクリック。
これでコピーが完了です。
「Copy」の部分に追加されていれば接続されていますので確認しましょう。
cTraderCopyのやり方は以上になります。
シンプルですし、デモでもできますので試してみてください。
cTraderのFXコピートレード「cTraderCopy」の成績
cTraderのコピートレードを始めてみたいけど実際の成績はどうなの？
と思う方のために人気のトレードの成績も紹介します。
FIBONACCI
利益率：836,827,665%
プロフィットファクター：3.63
手数料：30％
1つめに紹介するのが利益率1位のFIBONACCIです。
投資収益率がすごいことになっています。
ただ少し気になるのが初期残高が0.34ドルとなっている点と、途中で入金している点です。
これが利益率が異常な数値になっている理由かな？と感じました。
またフォワード実績が1ヶ月満たない点も気になりました。
ただ損切もなく資金が右肩上がりになっているため、今後の成績によってはアリなトレードだと思います。
FOREX SCALPING
利益率：424,304,034%
プロフィットファクター：27.89
手数料：30％
2つめに紹介するのはFOREX SCALPINGです。
こちらも投資収益率がすごいことになっています。
ただこちらも有効証拠金を見ると少し変です。
投資収益率は高いのに証拠金は増えていない。
これは何か見た目を良くするために行っている感じがしますのでおすすめしません。
Alpha™
利益率：179,114%
プロフィットファクター：9.36
手数料：25％
3つめに紹介するのはAlpha™です。
Alpha™も利益率が非常に高いのが特徴です。
ただcTradersCopyの利益率の表記は変な気がしています。
入金や出金なども関係があるのかもしれません。
単純に考えて数か月で10万倍の利益がFXで出ることは考えずらいです。
ただそれでもAlpha™は証拠金ベースでも資金が増えているためアリだと思います。
cTraderのFXコピートレードを選ぶ際のポイントや注意点
cTraderのFXコピートレードを選ぶ際のポイント
- 長期間での実績があるか確認する
- ドローダウンが激しくないか確認する
- 余剰資金の範囲内で投資する
長期間での実績があるか確認する
1つ目は長期間の実績があるトレードを選びましょう。
2・3年以上の実績があるものがおすすめです。
常に新しい自動売買やコピートレードができては資金を溶かしてを繰り返しています。
直近1・2か月の調子が良くても、短い期間の成績はたまたまの可能性もあります。
そのため長期間で利益を出し続けているトレードを選ぶことがコピートレードを選ぶ際はとても大切です。
ドローダウンが激しくないか確認する
コピートレードの成績には「ドローダウン」という項目が必ずありますのでチェックしてください。
ドローダウンとは【最大資産（累積利益）からの下落率】のことをいいます。
特に「最大ドローダウン」の金額は必ずチェックしましょう。
例えば最大ドローダウン20％と書いてあっても、証拠金が50万円の時と300万では損失額が違います。
基本的にコピートレードはコピー元と同じLotで紐づけるのが基本のため％ではなく金額でみたほうがいいです。
70万円のドローダウンが過去にあるトレードを100万円でコピーすると70％のドローダウンの可能性があるということです。
これは結構危険です。
どれだけのリスクがあるかはしっかりと確認し、なるべくドローダウンが小さくて、きれいな右肩上がりの曲線を描いている成績のトレードを選んであげるとよいですね。
またcTraderCopyでは残高ベースのドローダウンしか載っていないため、注意が必要です。
例えば損切をしないトレードなら含み損が何％だろうが残高ベースのドローダウンは0％です。
そのため有効証拠金のグラフも一緒に確認する必要があります。
余剰資金の範囲内で投資する
当たり前ですが投資は余剰資金の範囲内で行いましょう。
貯金をすべてコピートレードに入れるとか、借金して投資をする人がいますが絶対にやめたほうがいいです。
あくまでリスクがあるということを念頭に置いて余剰資金で投資は行うようにしましょう。
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この記事ではcTraderのFXコピートレード「cTraderCopy」について解説してました。
金融ライセンスを持ったブローカーTradeviewで運用ができますし、安全に運用は可能です。
しかしフォワードテストの結果が短いものが多く、投資収益率やドローダウンもわかりづらいためコピートレード初心者向けではありません。
もしcTraderCopyを利用する際は投資収益率だけでなく取引履歴などをしっかりと確認して運用することをおすすめします。
投資収益率が高く、ドローダウンが0％だから運用しようだと、おそらく損をしてしまうと思います。
コピートレードで資産を増やしていきたいのであれば、勝てるコピートレードの選び方を知らなければいけません。
負ける自動売買の特徴、資金管理の仕方、テスト結果の見方などをまずは見れるようにならなければいけません。
これらのスキルを身につければ、コピートレードで資金を溶かすことなく安全に増やすことが可能になります。
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