今回はFXのスキャルピングEAについて記事を書きました。
EAを見ているとスイング、デイトレード、スキャルピングなどいろんな種類がありますが、どれを選んだらいいのかわからない・・
そんなお悩みがある方も多いでしょう。
どれが一番いいというわけではなくて、取引スタイルに応じて選ぶのがいいと私は考えています。
今回はスキャルピング型のEAについて詳しく解説しましたので最後までご覧ください。
目次
FXのスキャルピング自動売買(EA)とは?
FXのスキャルピングEAとは、その名の通りスキャルピングをメインに行う自動売買のことを言います。
スキャルピングとはFXの超短期売買のことをいい、数分から1時間ほどの細かい値動きをとっていく売買スタイルのことをスキャルピングといいます。
FXの取引手法は
スキャルピング(5分~1時間)
デイトレード(1時間~数日)
スイングトレード(3日~数週間)
長期トレード(1ヶ月~)
の4種類がありますが、最も短期トレードなのがスキャルピングになります。
スキャルピングは、ポジションを長い間とらないため細かい値動きで利益を取っていくスタイルになります。
細かい利益を積み重ねてトータルでプラスにしていくイメージです。
そのため見る時間足は1分5分などになります。
1分5分の細かい反発やトレンドを狙っていく自動売買がスキャルピングEAです。
FXのスキャルピング自動売買(EA)の特徴について
FXのスキャルピングEAの特徴についても解説していきましょう。
実際に使用する前に特徴を知ることはとても大切です。
取引回数が多い
スキャルピングは、細かい利益を取っていくと手法のため取引回数は多くなります。
例えば、スイングトレードだと月に5~10ポジションほどしか持たないことが多いですが、スキャルピングの場合50~100ポジションは月に持ちます。
1つ1つの利益は大きくないですが、細かい利益を積み上げていくのがスキャルピングEAの特徴になります。
取引回数が多く取引量が多くなくても利益を取れるスキャルピング型のEAはどんな相場でも利益を上げやすい自動売買です。
スイングトレードだと大きなトレンドに乗り、反発点で利確、トレンド転換のサインが出たら逆ポジションを持つなどとかなり動きがゆっくりですが、スキャルピングの場合はちょっとした相場の上げ下げで利益を取っていくことが多いです。
そういった意味では、取引回数が多いことはメリットだといえるでしょう。
長くても数時間で取引が終了する
スキャルピングは短期の上げ下げを狙った手法のため長くても数時間で取引が終了します。
FXの自動売買を運用をしたことがある方ならばわかると思いますが、スイングトレードのEAなどで含み損が多くなってくるとひやひやしてしまいますよね・・?
数日間も含み損が出ていて、反発してプラスになったところで利確といったトレード手法は人によってはストレスになってしまうかもしれないですが、スキャルピングはすぐに終わるためストレスになりにくいです。
1日1日で利益を取っていくスタイルの手法が好きな方は、スキャルピング型のEAを使用するとよいでしょう。
スプレッドが若干不利
スキャルピングでは取引回数が多く、細かい利益を取っていくためスプレッドの面では若干不利になってしまいます。
なぜならば、スキャルピングでもスイングトレードでも同じスプレッドが発生してしまうためです。
毎回スプレッドはとられてしまうため短期取引の場合、どうしてもネックになってしまいやすいです。
スプレッドを考慮しても勝てるスキャルピングEAを作るのはなかなか難しいですが、多くのスキャルピングEAはスプレッドも考慮したうえでバックテストをとっているためそれほど大きな問題はないでしょう。
しかし、他の中期長期トレードを比べると手数料分が少し不利になってしまうかな?
といった感じです。
EAの種類が豊富
スキャルピング型は、EAの中でも種類が豊富なイメージがあります。
なぜ人気なのかというと、1日単位で資金を増やしていけるからという点と、取引回数が多いため利益を出しやすいという点が大きいからです。
選択肢が多いためいろんなEAの結果を見てから、自分に合ったスタイルの自動売買を運用できるのは大きなメリットです。
FXのスキャルピング自動売買(EA)の代表的なロジックとは?
FXのスキャルピング自動売買(EA)の代表的なロジックを解説していきましょう。
大きく順張りEAと逆張りEAの2種類があるためどちらも見ていきましょう。
逆張りEAの代表ロジック
まず逆張りのEAからご紹介していきます。
逆張りのEAの特徴は相場の買われすぎ、売られすぎ、意識されている価格での反発を狙うものが一般的になります。
インジケーターを使ったロジックですと、エンベロープにタッチで逆張りエントリーをする手法などが有名です。
エンベロープは移動平均線を一定幅分上下にシフトしたもので、相場は移動平均線に収束しやすい性質を持っているためエンベロープタッチで逆張りは効果的です。
こういったロジックをEA化して逆張りをするのがスキャルピングEAには多いですね。
順張りEAの代表ロジック
順張りEAのロジックも見ていきましょう。
順張りのEAのロジックはトレンドに乗っていく手法が多いです。
例えば、「トレンド中の押し目買い、戻り売り」です。
このようにトレンド中の押し目で買いを入れる手法は一般的です。
基準としてはMAが使用されることが多く、トレンド中にMAタッチで押し目買い戻り売りというのは、FX順張りの王道中の王道です。
こちらもEA化することは可能ですので、順張りのEAには使用されていることが多いですね。
FXのスキャルピング自動売買(EA)の選び方について
スキャルピングEAの選び方についても解説をしていきましょう。
無料で配布されているEAもありますが、初めは「Gogojungle」などの大手サイトで探してみるのがおすすめです。
なぜならばフォワードテストの結果がすべて公開されていますし、値段も「1万円~5万円」ほどの価格帯が多く手を出しやすいためです。
こんな感じでフォワードテストの結果がすべて見られるのが特徴です。
上の画像を見ると、大きなドローダウンもなくて右肩上がりに資金が増えているのがわかりますね。
このように実際に動かした結果が見れるのは大きなメリットだと思います。
そこでどこを見るべきなのかというと、
- 利益は安定して出せているか?
- 最大保有ポジションはいくつか?
- 大きなドローダウンはないか?
- 通貨ペア・時間足はどうか?(画像のEAはEURGBP5分足)
などといったところですね。
画像のEAは5分足での稼働ですが、スイング型のEAのようです。
そのため1週間スパンでみて利益を狙っていくスタイルのEAですね。
このようにフォワードテストの結果や、説明文などを見ながら運用するEAを選ぶのが良いでしょう。
Gogojungleさんでは詐欺商材などもなく、高額な請求などもされる心配がないので一度見てみてはいかがでしょうか?
FXのスキャルピング自動売買(EA)を使用する際の注意点について
FXのスキャルピングEAを使用される際の注意点も解説をしていきましょう。
利益を安定して出すために大事なことになりますので頭に入れておいてくださいね。
資金管理をしっかりとする
「結果が出ているスキャルピングEAだから大丈夫だろう」という理由などでLotを上げてしまったり、資金管理がおろそかになってしまったりするのは絶対にやめた方がいいです。
基本的にはEAの説明にある推奨Lotを守って運用するようにしてください。
また不安なようでしたら、初めはLot数は下げてもよいと思います。
自動売買に限らず投資に大切なことは「資金を減らさないこと」です。
そのため、少しでも不安があるようでしたら低Lotでの運用をおすすめいたします。
停止すべきタイミングは守る
EAを使って資金を溶かしてしまったケースで多いのが、停止を推奨しているタイミングで動かしてしまったこと。
特に損切をあまりしないスキャルピングEAに多いので注意しましょう。
スキャルピングは細かい利益を取っていくので、相場が安定している時が得意です。
しかし、経済が不安定なイベントなどが起こった場合、EAが相場に対応できないケースがたくさんあります。
そのため、スキャルピングEAでは停止すべきタイミングをアナウンスしている場合が多いです。
例えば、米国雇用統計などのイベントなど相場が大きく動く可能性があるときは停止を推奨しますと書かれていた場合は守るようにしてください。
まとめ
- FXのスキャルピングEAとはスキャルピングをメインに行う自動売買のこと
- スキャルピングEAの特徴は取引回数が多い、数時間で取引が終わる、種類が豊富、スプレッドが少し不利など
- 逆張り、順張りどちらのEAもあるため投資スタイルに合ったEAを使うのがおすすめ
- スキャルピングEAを運用する際の注意点は資金管理を守る、停止すべきタイミングを守ること
スキャルピングEAは細かい利益を取っていくタイプのEAのため、毎日少しずつ利益を積み重ねていきたい!とお考えの方にはとてもおすすめのEAとなります。
GogojungleなどのサイトにもスキャルピングEAはたくさん販売されていますので検索してみてください。
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