今回は「CCI-alert_mtf」というインジケーターについて解説をしていきます。
普段CCIを使っている方にはとてもおすすめのインジケーターになります。
- CCI-alert_mtfとはどんなインジケーター?
- CCI-alert_mtfのダウンロード方法
- 設定方法が知りたい!
- 具体的な手法が知りたい!
などなど海外のインジケーターのため、情報が少なかったのですが私が実際にダウンロードしてみて解説いたしましたので最後までご覧ください。
目次
CCI-alert_mtfとはどんなインジケーター?
CCI-alert_mtfとは、様々な時間軸のCCIを表示させることができるインジケーターです。
通常のCCIでは1分足を表示させていたら1分足のCCIが、5分足を表示させていたら5分足のCCIが表示される仕組みになっておりますが、CCI-alert_mtfでは1分足のチャートに5分足のCCIを表示できたり、5分足のチャートに15分足、30分足のCCIを表示させることが可能です。
こういったいろんな時間足の分析をすることをMTF(マルチタイムフレーム)分析といい、CCIのMTF分析が簡単にできてしまうのが特徴です。
また0レベルや自分が指定したラインに到達した時にアラートを鳴らすこともできるため、買われすぎ売られすぎ、トレンド転換のサインなどもアラートが鳴るため見逃しません。
もしあなたがCCIをエントリー条件の1つに入れているのだとしたら、入れておいて損はないと思います。
CCI-alert_mtfのダウンロードから設定方法
CCI-alert_mtfのダウンロードはこちらからできます。
「CCI-alert_mtf.mq4ダウンロード」を右クリックで「対象をファイルに保存」からダウンロードすることが可能です。
ダウンロードができたら「CCI-alert_mtf.mq4」をMT4のIndicatorsフォルダに入れます。
MT4を再起動すると「ターミナル」にCCI-alert_mtfがあると思いますのでそれをチャートに入れます。
ダウンロード導入方法は以上になります。
次に設定方法も解説していきます。
CCIPeriod | CCIの期間 |
CCIPrice | CCIの適用価格(0→close,1→open,2→high,3→low,4→median,5→typical,6→weighted) |
UpperTrigerLevel | 買われすぎレベルを設定できます |
LowerTrigerLevel | 買われすぎレベルを設定できます |
CriticalLevel | クリティカルレベル(強サインの数値)を設定できます |
TimeFrame | マルチタイムフレーム(0→現在の時間足,1→1分,5→5分,15→15分,60→1時間) |
HISTGRAM | ヒストグラム表示(trueにするとバグります) |
Alerts | アラートのONOFF |
~~Alerts | 各アラート時の表示文を変更できます。 |
MaxBarsToCount | バーカウント(過去何本分まで読みこむか) |
設定方法は以上になります。
MTF表示の注意点なのですが、基本的に上位足のCCIを表示させるイメージにしてください。
下位足のも表示できなくないのですが、時間がずれてしまうため、ちゃんとした分析はできなくなってしまいますので、注意してくださいね。
CCI-alert_mtfのアラート機能や使い方について
CCI-alert_mtfのアラート機能はぜひ活用しましょう。
UpperTrigerLevel,LowerTrigerLevelを設定しておくと、そのレベルを上から下に抜けた時、下から上に抜けた時にアラートが鳴ります。
CriticalLevelを設定しておけば、CriticalLevelにCCIが到達した時にアラートが鳴ります。
またCCIの0ラインを上から下に抜けた時、または下から上に抜けた時にもサインが鳴ります。
CCI-alert_mtfでアラートを設定しておけば、常にチャートを見ていなくてもアラートが鳴ったときだけ相場を確認すればいいためとても便利です。
使い方はMTFを使う方法と、使わない方法の2種類があります。
- MTF分析をしないで買われすぎ売られすぎのアラートを設定して、アラートが鳴ったら逆張りエントリーを狙っていく方法
- MTF分析を利用して、長期足のCCIの買われすぎ売られすぎのサインを設定してアラートが鳴った後、短期足で違う根拠を探してエントリーをしていく手法
詳しく説明していきます。
CCI-alert_mtfを利用してFX取引を攻略する手法とは?
CCI-alert_mtfを利用してFX取引を攻略する手法を紹介していきます。
まずは単足での攻略手法です。
今回はCCI(7)で150、-150でサインが鳴るように設定しています。
200,-200にもラインを引いておきます。
手法としては、
- 過去に反発している価格にラインを引いておく
- +-150ラインを超えた時サインが鳴ったらチャートを確認
- +-150~+-200ラインでラインタッチまたは反発が見られたときに逆張りエントリー
という流れです。
ラインが鳴ったらすぐエントリーだとダマしにあってしまうことが多いので、レジスタンスサポートライン付近までエントリーを待ちます。
これをすることでレンジからトレンド相場に代わる瞬間のエントリーを避けることができるためおすすめですね。
次にMTF分析を利用したトレードを解説していきます。
1分足に1分と5分のCCI-alert_mtfを導入しましょう。
エントリーポイントは
- 上位足の買われすぎ売られすぎサインが鳴ったらチャートを確認
- 1分足で他の根拠を探してからタイミングを見てエントリー
例えば上の青枠部分だと5分CCIが100を超えているがレジスタンスライン付近でもじもじして、その後下に下がったときにエントリーという感じです。
このような場合はレジスタンスライン付近での売りと買いの拮抗が崩れ、売りが強くなったことをしますので売りでエントリーするとよいですね。
こんな感じでラインを見るのもいいですし、短期のCCIの売られすぎ買われすぎやダイバージェンスなども根拠になるため見るとさらにいいですね。
CCI-alert_mtfインジケーターをFXで利用する注意点とは?
CCI-alert_mtfインジケーターをFXで利用する注意点は、サインが鳴ったらすぐにエントリーではないということです。
指定していた買われすぎ売られすぎラインでアラートが鳴ったらすぐにエントリーしたくなる気持ちはわかりますが、あくまでCCIが○○以上○○以下という条件は買われすぎ売られすぎを表す1つの指標ですので、反発するサインではありません。
ですので必ず
- サインが鳴ったらチャートを確認
- 他の根拠が近くにあるならその価格まで待つ。
- もし待っても来なかった場合はスルー
という流れでエントリーをしてくださいね。
サインが鳴ったらエントリーすれば資金が必ず資金がプラスになるツールではありませんので、注意してください。
しかしCCIのMTF分析を活用して、エントリーポイントを決めていけば、勝率はアップするので、取り入れてみてはいかがでしょうか??
CCI-alert_mtfインジケーターに関するまとめ
- CCI-alert_mtfとは様々な時間軸のCCIを表示させることができるインジケーター
- 自分が指定したラインに到達した時にアラートを鳴らせる便利機能付き
- MTFで表示させるのは基本的に上位足のCCIを表示させるとよい
- 買われすぎ売られすぎのアラートを設定して、アラートが鳴ったら逆張りエントリーを狙っていく方法、MTF分析を利用して、長期足のCCIの買われすぎ売られすぎのサインを設定してアラートが鳴った後、短期足で違う根拠を探してエントリーをしていく手法がおすすめ
- CCI-alert_mtfインジケーターをFXで利用する注意点はサインが鳴ったらすぐにエントリーではないということ
いかがでしたでしょうか?
CCI-alert_mtfを使用すればCCIのマルチタイムフレーム分析が捗ること間違いなしです。
チャートに張り付かなくてもアラートで知らせてくれるため、忙しい方に特におすすめのインジケーターになります。
興味がある方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
コメントを残す