こんな悩みはありませんか?
- XM(XMTrading)で自動売買(EA)の運用を検討しているが本当に大丈夫か心配
- XMで自動売買を運用する方法について知りたい
- おすすめの自動売買(EA)を知りたい
こんな悩みを持つ方のために今回は「XM(XMTrading)のメリットデメリット・自動売買(EA)を運用する方法」について記事を書きました。
結論から言うと、XMは自動売買初心者の方におすすめのFX業者です。
しかし、XMにはいい部分だけではなく、デメリットと呼べる部分もあります。
FX自動売買(EA)の運用において証券会社選びは超重要です。
証券会社を適当に選んで運用してしまうと、
「同じシステムを利用しても数万円の利益の差が起こる」
「出金ができなくなってしまった・・」
なんてことが起こりかねません。
そこで今回は、実際に累計100種類以上のEAを利用・開発してきた僕が「XM(XMTrading)のメリットデメリット・自動売買(EA)を運用する方法」を解説していきます。
おすすめの自動売買サイトなども紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。
目次
XM(XMTrading)とは?
会社名 | TPS Management Limited |
ライセンス国 | セーシェル金融庁(FSA) モーリシャス金融サービス委員会(FSC) |
レバレッジ | スタンダード・マイクロ口座:最大1000倍 Zero講座:最大500倍 |
平均スプレッド | ドル円 1.7pips前後(スタンダード口座) 1.2pips前後(Zero口座取引手数料込み) |
設立年 | 2009年 |
日本語サポート | あり |
対応通貨ペア | 57通貨ペア |
XM(XMTrading)とは、セーシェルに拠点を持つFX業者です。
海外FX業者の中でも特に有名なため知っている方は多いでしょう。
信頼性が高く、総合力が高い海外業者のため、自動売買(EA)の運用口座として利用されることも多い業者です。
しかし、巷ではXMは自動売買(EA)の運用ができないと噂されていることも。
下ではXMで自動売買(EA)の運用が可能か?を確認してみましょう。
XM(XMTrading)で自動売買(EA)は利用できるのか?
XMではすべての口座タイプで自動売買(EA)の利用を認められています。
しかし、いろいろ調べてみると禁止されていると書いてあるところもあります。
それはなぜなのでしょうか?
自動売買自体は禁止されていないが、アービトラージなどを使った自動売買は禁止されているということです。
裁定取引といい、異なる市場間での価格差や金利差を利用して売買し利益を出すこと
アービトラージのような価格のゆがみを使った特殊なシステムが禁止されているだけで、普通の自動売買の利用は認められています。
ただし、XMでは自動売買の提供を行っていないため、自動売買のシステム自体はご自分で用意していただく必要があります。
ですのでXMで自動売買の運用をしたいと思っている方はぜひこの機会にチャレンジしてみましょう。
XM(XMTrading)における自動売買(EA)のメリット
次にXMで自動売買の運用をするメリットについて解説します。
- 約定力が高い
- ボーナスが豊富
- 日本語サポート充実で初心者にも安心
- 少ない資金で運用可能なマイクロ口座がある
- スプレッドの狭いZero口座がある
約定力が高い
XMは大手のFX業者であるため約定力が非常に高いです。
約定力が低い業者だと自動売買のシグナルが出てもエントリーされなかったり、不利なポジションを持ってしまったりすることがあります。
しかし、XMは約定力が高いことで有名です。
XMの人気の理由の大きな一因となっています。
そのためバックテストの結果と実際の結果はおおよそ同じ結果になるのが大きなメリットです。
ボーナスが豊富
XMでは口座開設をしたときのボーナスが豊富なのが特徴です。
口座開設時:3000円
入金時:入金額の100%(最大500ドル)+20%(最大4500ドル)
例を挙げると、5万円入金で10万3000円よりスタートすることができます。
こういったボーナスが受け取れるのは非常にありがたいですね。
自動売買を運用する際ある程度の資金を用意する必要がありますが、XMならボーナスにより低資金より始めることができます。
その他、取引数量に応じてボーナスに交換可能なポイントが貯まる、ロイヤリティプログラムなど豊富なボーナスがXMの魅力です。
日本語サポート充実で初心者にも安心
XMは日本語のサポートがとてもしっかりしています。
サイト内も見やすく親切で、海外FX初心者の方でも簡単に口座開設→取引ができます。
さらに日本人スタッフもいるため、メールサポートやライブチャットなどサポートもとても充実。
そのためXMは初心者の方が海外FXを始める際に人気の業者です。
小額運用が可能なマイクロ口座がある
XMには通常の口座の100分の1のLotで取引ができる、「マイクロ口座」があります。
XMスタンダード口座(一般的な海外FX業者と同じ)
→1Lot=100,000通貨
XMマイクロ口座
→1Lot=1,000通貨
Lotが100分の1で取引できるため5,000円など非常に少ない資金で取引できる口座です。
しかし、その分だけ損益も小さいのが特徴。
デモ口座とスタンダード口座の中間に位置する口座として使えます。
「自動売買(EA)を使いたいが、最初は小額で試してみたい!」
というニーズに答えることができる便利な口座です。
スプレッドの狭いZero口座がある
XMではボーナスなどがない代わりに、スプレッドが狭い「Zero口座」が存在します。
スプレッドが極端に狭い代わりに『1Lot:10ドル』前後の取引手数料がかかるのが特徴。
ただし、スタンダード口座と比べても実質スプレッドは狭くなります。
【ドル円】
1.7pips前後(スタンダード口座)
1.2pips前後(Zero口座取引手数料込み)
スプレッドが狭い方が利益を大きく残すことができるため、
「ボーナスよりも取引の利益を最優先させたい!」
という方にZero口座はおすすめです。
XM(XMTrading) におけるEAのデメリット
次にXMで自動売買の運用をするデメリットを解説します。
- XMよりもスプレッドが狭い業者は存在する
- B-Bookである
XMよりもスプレッドが狭い業者は存在する
XMのスプレッドは海外FX業者の平均的な広さではありますが、さらに狭い業者は存在します。
他のスプレッドが狭い業者として有名な業者とXMを比較してみましょう。
XM Zero口座:1.2pips前後
Tradeview ILC口座:0.9pips前後
Axiory ナノスプレッド口座:1.0pips前後
このようにスプレッドが狭いZero口座でも、他の業者と比べるとやや広めであることが分かります。
そのためスプレッドの狭さを最優先に考える場合、XMはデメリットになってしまうでしょう。
B-Bookである
XMは「ノミ業者」とも呼ばれるB-Book業者と言われています。
A-Book=顧客から受けた注文をインターバンクへ流す、透明性が高いスタイル
B-Book=顧客から受けた注文をインターバンクへ流さずに業者側で呑んで処理するスタイル
簡単に言うと
A-Bookは「スプレッドの一部を利益をしているFX業者」
B-Bookは「スプレッドの一部+顧客の負けを利益としているFX業者」
そのため、B-Bookは稼いでいるトレーダーを不利な価格で約定されたりさせられることがあります。
XMは表向きはA-Bookを謳っていますが、ボーナスなどがある業者はほぼ100%B-Bookと言われています。
本当のことは不明ではありますが、稼ぎすぎると不利な条件で取引させられる可能性があると考えておきましょう。
XM(XMTrading)で自動売買(EA)を運用する際の注意点
XMで自動売買(EA)を運用する際の注意点も解説していきましょう。
長期間のバックテスト結果があるEAを利用する
XMで自動売買を運用する際は長期間のバックテストの結果があるEAを利用しましょう。
なぜなら、短期間の結果しかないEAはたまたま調子が良かっただけの可能性があるためです。
過去3ヶ月分のデータしかないEAと過去3年分のデータがあるEAならどちらのEAが信頼できますか?
過去3年で右肩上がりに増えていたからといって今後も増え続けるということはありませんが、テスト期間は長ければ長い方がいいのは間違いないです。
そのため長期間のバックテストの結果があるEAを運用しましょう。
分散投資をする
運用するEAの数は複数に分散して投資したほうがいいです。
特に資金が大きい人ほど分散しましょう。
有料のEAを何個も買いたくない方は、無料のEAでもOKです。
おすすめのEA販売サイトについては下で説明しますのでそちらもご覧ください。
資金管理は徹底する
自動売買はlot数などを自由に設定できるのがメリットですが、資金管理はしっかりしましょう。
例えば、バックテストの結果を見て、「これくらいのドローダウンならlotを上げても大丈夫だろう」という安易な考えで資金を上げるのはよくないです。
余裕を持った資金で運用するのがおすすめです。
資金管理が適当だと、どんなにいいEAを使ったとしても資金を溶かしてしまいます。
大切な資金を守るために資金管理はとても大事ですので徹底しましょう。
XM(XMTrading) のEAの設定方法
XMで自動売買を始める方法を解説します。
- 口座開設
- MT4のダウンロード導入
- EAを用意する
- EAをMT4のデータフォルダーに入れる
- EAをセットしてスタート
上記の流れで行うことができます。
口座開設
まずはXM公式ページにアクセスし、口座開設をしましょう。
口座開設の流れは下の記事をチェック!
口座の種類は、
・マイクロ口座
・スタンダード口座
・Zero口座
の3種類がありますが、Zero口座が最もスプレッドが狭いです。
ボーナスはスタンダード口座の方が大きいのですが、長期的に見たらZero口座がおすすめです。
MT4のダウンロード・インストール
口座開設までして、身分証明もできたらMT4をダウンロードしましょう。
こちらよりMT4のダウンロードができます。
ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックして案内に従うとインストールができます。
自動売買(EA)を用意する
自動売買ソフトを用意します。
XMでは自動売買を提供していないため、ご自分で探してくる必要があります。
自動売買を購入できるサイトは下で紹介します。
自動売買が用意出来たらデータフォルダを開きMT4にセットしましょう。
EAをMT4のデータフォルダーに入れる
次にMT4のデータフォルダを開き、ダウンロードをした自動売買(EA)を入れていきます。
自動売買を入れるフォルダは「MQL4」→「Experts」フォルダに入れます。
これでダウンロードをしたEAがMT4上で起動できます。
EAをセットしてスタート
最後に自動売買の設定をしていきましょう。
自動売買を起動したい場合は「ナビゲーター」→利用したいEAをチャートにドラッグでできます。
必ず上段メニューの「自動売買」は緑色に点灯するように(クリックでONOFF切り替え可)、設定画面の「自動売買を許可する」にチェックを入れましょう。
正常に稼働すると、右上の顔がにっこり(☻)しますのでそうなったらセット完了です。
あとは放置するだけで自動で売買をしてくれます。
これが XMTradingで自動売買(EA)を始める流れになります。
おすすめのEAサイトをご紹介!
次にXMで利用できるEAが手に入るサイトを4つ紹介します。
有料2つ、無料2つを厳選しましたので参考にしてみてください。
- GogoJungle(有料)
- LET’S REAL(有料)
- EA-BANK(無料)
- Traders-Pro(無料)
GogoJungle(ゴゴジャン)
1つ目は国内最大手の投資プラットフォーム「GogoJungle」
GogoJungleでは高性能な自動売買を低価格で購入することができます。
値段は1~5万円ほどと手が届きやすい価格で、なおかつフォワードテストもすべて公開しています。
FXなどの投資戦略を将来の値動きでテストすること
GogoJungleでは販売開始からの運用結果がすべて公開されているため、今実際に利益が出ている自動売買を購入できるのが特徴です。
LET’S REAL(レッツリアル)
2つ目は有料自動売買販売プラットフォーム「LET’S REAL」
GogoJungle同様、高性能な自動売買を低価格で購入することができます。
LET’S REALとGogoJungleは同じ出品者が多く、時期によってはLET’S REALの方が価格が安く購入できる場合もあるためチェックしてみてください。
EA-BANK
EA-BANKは無料で100種類以上のEAがダウンロードできるプラットフォームです。
EA-BANK内の口座開設リンクよりXMの口座開設をすることで、無料でXMで自動売買EAが利用できます。
無料だからと言ってEAの品質が低いこともなく、GogoJungleなどに有料で出品している出品者さんが、EA-BANKに無料版を出品していたりクオリティも高いのが特徴。
「無料でEAの運用をしたい!」
という方にはイチオシのサイトになります。
Traders-Pro
Traders-proは無料でEAがダウンロードできるプラットフォームです。
Traders-proの口座開設リンクよりXMの口座開設をすることで、無料でXMで自動売買EAが利用できます。
上で紹介したEA-BANKよりも審査が緩めなため、他のプラットフォームにはない個性的なEAがあるのが特徴。
バックテスト結果なども公開されているため、チェックしてみることをおすすめします。
XMTradingでVPSサービスを利用するべき?
XMで自動売買を運用する際VPSは使えるのでしょうか?
XMでは口座を持っている方向けにVPSを提供しています。
VPSとは仮想デスクトップといいMT4を仮想デスクトップ上で24時間動かす際に使うものです。
しかもこのVPS、条件を満たしていれば無料で使えるのです!
- 5000$以上の入金
- 月に5Lot以上の取引
この2つを満たしていれば無料で使えます。
そこまで厳しい条件ではないため満たしている方は多いと思います。
自動売買を動かす際VPS環境は、必須ですのでぜひ活用しましょう。
もし満たしていない方は月28$かかってしまいますので、他のVPSを契約した方が安く済みますね。
まとめ
- XMでは自動売買(EA)の利用は認められているが、アービトラージなどの自動売買は禁止されている
- XMで自動売買を運用するメリットは約定力が高く、ボーナスが豊富、日本語サポートが充実で初心者に安心な点
- XMでEAを運用する際の注意点は長期間のバックテストの結果があるか、分散投資をする、資金管理を徹底する点
- XMでは5000$以上の入金、月5Lot以上の取引をしていれば無料でVPSが利用できる
XMでは自動売買の利用がOKなためどんどん活用しましょう。
初回ボーナスをうまく活用し、自動売買の運用で大きく資金を増やしていきましょう。
「スプレッドが狭くはない」というデメリットさえありますが、日本語サポートも充実で初心者の方にもおすすめできるFX業者なため、ぜひ口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
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