今回は自動売買を運用する際に手数料が安い業者について解説していきます。
自動売買での利益を少しでも伸ばしたいのであれば手数料は気にするべきです。
なぜ手数料が安い方がいいのか?おすすめの業者も紹介していきますので、最後までご覧ください。
目次
なぜFXの自動売買を使う際に手数料が安い方がいいのか?
なぜFXの自動売買ツールを使う際に手数料を気にした方がいいのでしょうか?
それは「手数料が安い業者の方が利益が出るから」
例えば手数料のことをスプレッドといいますが、ドル円のスプレッドが2pipsの業者と0.2pipsの業者があったとしましょう。
どちらの方が利益が出るでしょうか?
例えば、ドル円を100.000で買いポジションを持った場合
2pipsスプレッドがある業者の場合、100.020でポジションを持ちます。
しかし、0.2pipsのスプレッドの業者なら100.002でポジションを持ちます。
どちらの方が利益を出せるかは歴然ですよね・・?
1回あたり、1.8pipsの差があるため、月に100回エントリーをする人なら180pipsの差が出ます。
これは大きな差です。
もちろん取引業者をスプレッドだけで選ぶのはよくないですが、スプレッドは非常に大事な要素になります。
特にEAなどの自動売買はロジックに従って淡々と取引をしていくトレードのため手数料は安いにこしたことありません。
スイングトレードなどの取引回数が少ない自動売買ならスプレッドをそんなに気にする必要はありませんが、スキャルピングなどの1日に10ポジション以上持つトレード手法のEAはスプレッドが広いと利益を出しづらくなってしまいます。
もちろん業者を選ぶ際にスプレッド以外にも
約定力があるかどうか
信頼できるライセンスを持っている業者かどうか
出金トラブルなどは過去にないかどうか
大きな値動きが起きた時にスプレッドが開きすぎないかどうか
など見るべき点はいくつかあるのですが、手数料は安ければ安いほどいいよね。という話です。
先ほど月180pipsの差があると書きましたが、100万円以上運営していた場合数万円の違いはスプレッドだけで出ます。
大きな金額を運用しようと考えている方ほど手数料は気にしたほうがよいですね。
FXの自動売買を使う際に手数料が安い業者4選
FXの自動売買を使う際に手数料が安い業者を紹介していきます。
スプレッドだけではなくてその他の特徴なども解説していくのでチェックしてください。
GEMFOREX
まずスプレッドの狭いおすすめ業者は「GEMFOREX」です。
海外FXの業者の中でも使いやすくて、スプレッドも広くないのが魅力的ですね。
初心者の方には日本語のサポートもしっかりしており、バランスがいい業者です。
- オールインワン口座
- ノースプレッド口座
- レバレッジ5000倍口座
の3種類がありますが、ノースプレッド口座が最も手数料が安いです。
しかし、ノースプレッド口座はEA使用不可になっているため、オールインワン口座のみ使用可能です。
そのためスプレッドはそこまで狭くないのですが、その代わりにGEMFOREXはEAが無料で使い放題といったサービスを行っているため、自動売買を手に入れるコストなどを考えたらお得だと思います。
単純にスプレッドが安い!という業者ではありませんが、日本語対応がしっかりしていて、自動売買が無料で手に入るという点で総合コストは低い業者ですね。
Axiory(アキシオリー)
スプレッドが狭い業者で有名なのがAXIORYですね。
AXIORYは公表値では他のブローカーよりも手数料が高いのですが、実際に使ってみるとスプレッドが狭く感じます。
他のブローカーのスプレッドが少し盛っているのでしょう。
特に「ナノスプレッド口座」は1lotあたり3ドルの手数料が固定であるもののスプレッドはかなり狭いので、大きな金額を運用する際にはいい業者ですね。
またAXIORYは日本語サポートもしっかりしていて、動きもなめらかです。
初級者の方から上級者の方まですべての方におすすめできるブローカーだといえるでしょう。
TitanFX
TitanFXもスプレッドの狭さをウリにしているブローカーです。
Traseview,AXIORYには少し劣るものの、スプレッドは業界の中では狭めな業者ですね。
中でも比べてみるとTitanFXが狭い通貨ペアも存在するため、比べてみるといいです。
スタンダードとブレードがあるのですがブレードが役定が早くプロ仕様の口座となっています。
Tradeview
最も手数料が狭い業者は「Tradeview」になります。
Tradeviewはサポートが充実していないなどのデメリットこそ少しありますが、手数料の狭さは断トツです。
あまり目立っている業者ではないですが、取引コストを抑えたいという多くのトレーダーに愛されています。
その分口座開設時のボーナスなどはないのですが、長期的に見た場合にスプレッドが狭いことによりプラスになりやすいのが大きなメリットです。
自動売買の運用も特に制限はないですし、おすすめできる業者だといえるでしょう。
ブローカーを選ぶ際、手数料以外に見るべき場所とは?
自動売買を使うブローカーを選ぶ際に手数料以外に見るべきポイントはあるのでしょうか?
いくつかポイントがありますので解説していきますね。
約定力が高いかどうか
まずは約定力が高いかどうかを注目するといいですね。
いくら手数料が安くても、約定力が低い業者だと利益が出せません。
せっかく決済をしようと思ってもはじかれてしまうとそのタイミングで決済できません。
大きく滑ってしまい利確損切ができない場合大きな損失が生まれてしまう場合があります。
そのため自動売買を使う場合は特に約定力があるかどうかも気にしてあげるといいですね。
信頼できるライセンスを持っている業者かどうか
信頼できるライセンスを持っている業者かどうかも確認するといいですね。
海外の業者の中ではライセンスなしで営業している業者がたくさんあります。
そういった業者ではトラブルが多数発生したりしています。
そのため信頼できるライセンスを持っているかどうか?をブローカーを選ぶ際には気にした方がいいですね。
出金トラブルなどはない業者かどうか
また出金の際トラブルがない業者かどうかも確認した方がいいですね。
出金トラブルが多い業者だとせっかく利益を出したのになかなか出金できない・・
といった事態が予想されます。
出金トラブルがあるかどうかはネットで調べれば有名な業者であれば出てきますので確認してみてください。
もちろん本日ご紹介した業者は出金トラブルなどはありませんのでご安心くださいね。
まとめ
- 手数料が安い業者の方が利益が出るため自動売買を使う場合もスプレッドを気にした方が良い
- 特にスキャルピングEAの場合は取引回数が多いため気にしましょう
- 最も手数料が安い業者はTradeviewですが、通貨ペアによっても違いがあるため運用の際に比べてみるとよい
- 手数料を以外に見るべき箇所は、約定力が高いか、ライセンスを持っている業者か、出金トラブルはないか
自動売買を使う場合は手数料を気にした方が長期的に見て有利になります。
今までスプレッドが広い業者で負けていた方も業者を変えることでプラスになることだってあり得ます。
今回の記事を参考に、手数料なども気にするようにしてみてくださいね。
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