自動売買は勝ち続けられない

 

FXの自動売買でお金を稼ぎたい。

そう思っている方も多いのではないでしょうか?

FXを自分でやろうと思うと、毎日勉強して、チャートを見て・・

とかなりの時間を費やさなければならなくなってしまいます。

 

簡単にお金を稼げるのではないか?

と思いFXを始めてみたが実際はそんなに甘くなくて

毎日相場と2~3時間はにらめっこ

2~3時間見たのに資金を溶かしてしまうことも(時給-10000円)

などと、思っていた以上に時間はかかるし、稼げないし、FXが嫌いになりつつある。

その気持ちとてもわかります。

 

時間をかけたからといって絶対に稼げるわけでもなくて、むしろマイナスになってしまう時だってある。

それがFXの怖さです。

私も経験があります。

損失を取り返そうとムキになってしまい、Lotを上げるも惨敗・・

気づいたときには資金は半分以下に・・

なんてこともありました。

 

そんな損失を出してしまった後に、

「自動売買で月利30%!」

「完全自動売買で1年で資金10倍に!」

なんていう自動売買の宣伝を見ると、普段は疑うのにも関わらず「自分でやってもダメならシステムに任せてみよう!」と思い自動売買の運用を始めました。

しかし結果は惨敗・・

 

始めのうちはよかったのです。

何もしていないのに日に日に資金が増えていく様子をニヤニヤしながら眺めていました。

しかしそんなときも長くは続かず。

相場というのは年に数回大きな動きが起きることが多いです。

その波にのまれて大きな損切りを受けてしまいました。

それにより

100万→130万まで増えた口座は、一瞬で30万へ・・

この時自動売買の恐ろしさを知りました。

 

その時は自動売買のデメリットを理解していないまま運用をしていたためです。

それが前回の記事でもお話した「どんなロジックにも得意不得意がある」いう点です。

 

自動売買の大きな弱点とは?

自動売買は何もしなくてもシステムが勝手にお金を増やしてくれるというメリットがありますが、大きなデメリットがあります。

それは「急激な値動きに弱い」という点です。

自動売買ツールはテクニカル分析を元に優位性のあるロジックで売買をしていくものなのですが、急激な値動きがある場合は想定して作られていません。

そのため多くの自動売買システムは1~3ヶ月ほどはプラスにできても、稼ぎ続けることはできないのです。

 

過去10年間のバックテストでプラスに!と書かれているEAが11年目に資金ショートをしてしまったり

2年間無敗!と書かれているEAが2年1か月目に大きなロスカットを食らってしまったりということが多々あるのが相場の世界です。

相場はテクニカル分析を元に似たような動きをすることはありますが、全く同じ動きをすることは絶対にありません。

今までになかった動きがある可能性もありますし、相場の傾向が変わることだってあります。

FXで勝ち続けるためには、相場に合わせてロジックの調節を随時行わなくてはならないですし、避けるべきポイントは避ける必要があります。

 

そのためいくらバックテストでいい結果が出ていたとしても、それが未来に通用する保証なんてどこにもないのです。

バックテストの結果は過去のデータを見ていい成績が出るように調節しただけなので、いい結果を出すことは難しいことではありません。

例えば現在身近に起きているのが、コロナウイルスが発端となり世界全体が不況ななりつつあります。

多くのトレーダーが損失を出しましたが、最も被害を受けているのが自動売買です。

トレーダーは危険を察知してすぐに損切りをしたため、損失を最小限に抑えましたが、自動売買は経済状況などわかるはずもなく大きな動きにのまれてしまい大きな損失を出してしまいました。

 

これが自動売買の最大の落とし穴です。

負ける相場でも自動売買は淡々とシステムがエントリーしてしまう。

設定も、避けるべきポイントもすべて無視して自動売買は淡々と打ちこんでしまいます。

それにより大きな値動きが起こったときに大きな損失を出してしまうのです。

 

これを避けるためには自動売買のロジックの特性をよく知り、負けやすい相場では自動売買を停止し、勝てる相場でのみ稼働させるという裁量スキルが必要なのです。

あなた自身が自動売買が勝ちやすい相場と負けやすい相場の特性を勉強し、自動売買を停止させるべきポイントを理解するか

プロトレーダーの方が運用している自動売買と同じものを使い、停止させるべきタイミングも同じにするか

このどちらかになります。

 

勝ちつづける自動売買の2つの要素とは?

FXの自動売買で勝ち続けるためには2つの要素が必要です。

優位性のあるロジック

危険な場面を乗り越えることができるリスク管理

この2つが重要になります。

 

しかしこの2つを持ち合わせた自動売買というのは非常に少ないです。

というよりもどんな動きにも耐えられる自動売買を作ろうと思うと月利がどうしても下がってしまうためです。

優位性のあるロジックで大きな値動きに耐えられる、年利2~3%を目指す自動売買とかならあるのですが、100万投資をしても年間で2~3万円しか増えません。

おそらくもっと欲しいですよね?

月利10%ほどはできれば欲しいと思っているのではないでしょうか?

高い月利を出そうと思うとリスクがつきものになります。

 

そのため勝てる相場で稼いで、危険な場面では自動売買を停止したり、手動で損切りをする。

自動売買で月利10%を安定して出すには、このようなスキルが必要です。

 

完全放置の自動売買はいつか大きな値動きがあった時に資金を大きく溶かします。

また相場とロジックが合わなくなったら、資金はマイナスになっていってしまうでしょう。

そのため危険な相場は裁量で避けて、相場に応じて設定値も変える。

これが自動売買で勝ち続けるためのポイントです。