前回までの内容はなんとか理解できていますか?
私自身も公開できる範囲ではできるだけのことを無料で公開していこうと思っていますので是非何度もメールを読み返してみてくださいね。
そして、今日は私自身が一番大事だと思っている内容をお伝えします。
それが、「損切り」です。
FXをやる上で私はこれが一番大事で損切りを正しくできな人は絶対にトレードで稼げないという確信があります。
もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが、
「コツコツドカン」
これが損切りできない人の典型的な負け方で、勝つ時は早く利益を確定するので小さい利益をコツコツと積み重ねるが、負ける時はなかなか負けを認めることができず、いざもう無理だと判断した時には含み損が大変な額になっていてそれまでの利益を全て飛ばしてしまうぐらいドカンと負けてしまうようなトレードです。
これをやっていると一生稼げませんし、経験のある方も多いと思います。
これは明確な損切りのルールを持っていないからであり、損切りの心構えをしっかりしていれば、「コツコツコツ」で勝ちが少額なら負けも少額で済むはずなんです。
トレードで稼いでいくために必要な最後のスキルはこの「損切り」です。
「損切りは大事」なんてどこのトレーダーも言っていると思います。
しかし、「じゃあ具体的にどう損切りするか?」というのはトレーダーによって言っていることがバラバラだし、人によっては言っていることが抽象的で役に立ちません。
ここで大切なのが、「誰の言うことだったら信用できるか?」ということです。最初の方でお話ししましたね?覚えていますか?
ロジカルに根拠のある人の説明を信用しましょう。
明確な根拠や理論なしに、勘と感覚でしかものを語れないトレーダーは、たまたまうまく行っているか、コンサルやツールを販売して日銭を稼いでいる偽物です。
少なくとも私は、明確な利確と損切りのルールをポジションを持つ前から定めて、そのルールでしかトレードしません。そのおかげで、1ヶ月で200〜500万円くらいは安定して稼ぐことができています。
大きく賭けて一回のトレードで大きく稼いでいるわけではありません。利確もコツコツ、損切りもコツコツでもこのくらいは全然いけるのです。
まだ月に50万円以上稼いだことがない方には信じられないかもしれませんが、私の言う通りに勉強していけばいずれあなたもそうなれます。
今日は、そんな私が日々実際に用いている損切りのルールをあなたに共有します。
実は、前回の内容ともかぶる部分が多々ありますので復習も兼ねてお読みいただければと思います。
エントリー前に必ずレシオを計算
前回出てきた「レシオ」ですね。
レシオとは、利確と損切りの幅の比率です。利確30pipsで損切り10pipsならレシオは3:1です。
これを計算してあらかじめ利確と損切りをセットしておくのが基本中の基本です。
裁量での設定というのは本当に稼げるようになってからです。
はじめは絶対にルールを作ってそれ通りにしなければいけません。
相場の天才もいるかもしれませんが、私も含め99%は凡人です。
ただし、凡人でも損切りをしっかりとしていくことで、利益を着実に伸ばしていくことができます。
一発逆転!みたいなトレードをしていると、そのうち爆死します。
なので、しっかりと数字と向き合ってFXをしていかないといけないのです。
レシオについては前回のメールを確認いただければと思うのですが、この比率についてはロジック次第で変えていただいて大丈夫です。
1:3のロジックもあれば2:1のロジックもあると思います。
勝率やバックテスト、いろんな要素から設定できるものなのでそこはお任せですが、1つ言えるのは途中で変えたりしないことです。
そのロジックなのであればレシオはいくつ、というのを決めれるようになってからそのロジックを使うようにしましょう。
なぜか?そのレシオで勝てるということが証明できているからそのロジックを使いますよね?
しかし、レシオを変えてしまうことで勝てるロジックが一気に勝てないロジックに変わってしまう可能性があるんです。
なのでコロコロ変えたりは絶対にせず、レシオを変えるときはロジックを変えるときだけにしましょう。
絶対に期待トレードはしない
これがコツコツドカンの一番の原因なのですが、自分の取引に謎の自信を持ってしまうパターンです。
多少逆行したけどこれはまだ許容範囲。
ここから戻ってくる「はず」。
この「はず」、というのが厄介で人はポジションを持ってチャートに表示されると不思議とそこに自分の願望を載せてしまうんです。
「下に行け」「上に行け」
など、感情が入ってしまうんです。
ただ当然のごとく相場はそんなこと関係ありませんので好きな方向に動きます。
例えばエントリー直後に逆行してしまい、確かに読みは間違っていたので建値ぐらいに戻ってきたら損切りして仕切り直そう。
このように考えていたとしても、これって「建値付近まで戻ってくる」ことを前提としていますよね?
誰も戻ってくるとは言っていませんし、それはただの願望でしかありません。
こういうトレードをしてしまうと戻ってくるときもあるのですが、もう戻ってこないときもあります。
そこから超トレンドに乗ってしまい、高値掴み、安値掴みをしてしまうパターンです。
そうなると損切りを入れていなかったためどんどん含み損が膨らみ一定まで行くとここで切ってしまうと大損だから塩漬けだ。。。
ということになってしまうんです。
そして、やっぱりどんどん増える含み損に耐えられなくなり、当初は予想していなかった大損失で損切りをせざるをえない…という状況に追い込まれます。
この原因は期待トレードをしてしまったことで、ちゃんと負けは負けと認めすぐに切っておけばこんな事態は避けられごくわずかな損で終わっていました。
このような経験がある方は「そのエントリー」しか見れていないことが多いです。
取引というのは1ヶ月で何回するでしょうか?
その中でプラスで終われたら十分ですよね。
そう考えると、この1回の取引が損切りで終わろうが額が小さければ何の問題もないんです。
それなのに目先の損の確定を避けてしまうことで長期的に投資を見れていない、このような状態の方がFXで負けてしまう可能性が高いです。
- 負けを負けと認めそのエントリーを捨てれる決断力
- 市場に感情、願望を持ち込まない
- 長期的にプラスになればいいので数字で一定の損切りと利確を維持する
このようなことが非常に重要で、これさえ徹底できればあとはエントリーポイントだけで、大負けして資金を溶かす、ということにはそうそうなりません。
是非その部分は意識してみてください。
損切り幅は必ず小さく。それで負けるならエントリーを見直す
これは一概には言えないのですが、私自身の経験上レシオは損の方を小さくしたほうがいいです。
損の方を大きくしていいのは圧倒的に勝率のいいロジックの場合だけですね。
ただ基本的に一定のルールを持ってエントリーする以上圧倒的な勝率というのはなかなか難しいところでもあります。
なので、基本的には多くは利幅を狙っていくことになりますので負けが多くなってしまうんです。
その負けの時の値幅が小さければ1度の勝ちでカバーできるのですが損の幅のほうが大きければ負けが続くとみるみる資金が減っていきまずメンタル的に崩れます。
そしてルールを無視したエントリー・レシオの設定・期待トレードなどに走ってしまい、めでたく相場退場となってしまう可能性が高いです。
ですのでまずは損を最小限にすることを考えてください。
損切り幅を小さくして損切りにかかってしまったばっかりなのであればロジックを見直してみましょう。
このレシオ設定でも利益を安定して出すことができるポイントは?という視点からチャートを分析し、損切りの回数が多くても勝つ時にしっかり値幅を取って勝つことのできるロジックを研究すべきです。
逆にそういったロジックが見つかっていないのに取引をしたい!とポジポジ病になっている状態ではまだエントリーはお勧めできません。
まずはしっかりと分析をしてレシオとエントリーポイントをしっかりと見定めることに時間を費やすようにしましょう!
エントリー前に資金から損失額を計算してロットを決める
この方法は、自分の残高からあらかじめ損失の額を決めて、ロットを設定するというものでこれもエントリーロットを決めるときのオーソドックスな方法です。
損失はロットによって大きく変動します。
要するに、「資金管理」ですね。
なので大きな損を被ってしまうのはロット管理が正しくできていないという可能性があります。
ロットの適正な設定をすることで意外に大きく負けないトレードをすることができます。
数字の話になり少し難しいかもしれませんが例を出してみたいと思います。
例:
損失額を口座の2%までというルールを決めるとします。
100万円×2%=2万円
損切りを10pipsとすると2万円÷0.1(10pips)=20万通貨
1ロット:10万通貨 であれば、2ロット
までのロットが可能ということになります。
仮に口座の5%までの損を許容できるのであれば、
100万円×5%=5万円
損切りを10pipsとすると5万円÷0.1(10pips)=50万通貨
1ロット:10万通貨 であれば、5ロット
という形になります。
このように、数字からロットを計算して残高が変わるたびに適正なロットを決め直していくと非常に安定したトレードが可能になります。
これが資金管理です。
なんとなくの資金管理ではダメです。
ここまで正確な計算のもと行わなければ意味がありません。
そして、この計算では損切りを10pipsと想定していますので、それ以上には引っ張らないことが前提です。
レシオを仮に2(利確):1(損切り)に設定しているのであれば利確は20pipsということになります。
これでエントリーまでの準備は整いました。
エントリーロット:2ロット
利確:20pips
損切り:10pips
このトレードを淡々としていくだけになります。
もしこれで利益が出てこないならエントリーポイントを見直していく、それだけです。
シンプルですよね?わかってしまえばやることは単純です。そのシンプルな行動パターンを見つける能力を高めていけばいいんです。
多くの方はエントリーポイントがダメだから勝てないと勘違いしています。
そうではなく「明確なルールがないから勝てない」場合がほとんどであることをぜひ知っていただければと思います。
逆にどれだけエントリーポイントがよくてもルールがなければ破産します。
だから私がこれだけ資金管理にくどいくらいこだわっているのです。
資金管理が重要、と言っていないトレーダーの言うことは信用しないでください!
インジケーター頼りにならないで、と言っているのも同じ理由です。
インジケーターは資金管理してくれません。
決めた資金管理ルール通りにトレードをしてくれるEAはありますが、資金管理のルールをツールに設定するのはあなたです。
あなたが利確と損切りをはじめと資金管理が理解できていなければインジケーターもEAも役に立ちません。
インジケーターやEAにお金を使うのは自由ですが、それよりもあなたが資金管理を理解するために時間と費用を投資した方が間違いなくリターンが望めます。
私がそれなりに稼げるようになったのも、ツールではなく自分に投資したからです。自分への投資は、無駄になりません。
あなたも「何に時間とお金を使うか?」次第でどんな人生が送れるかまったく変わってくるので、真剣に時間とお金の使い方を考えるようにしてください!
では、今回お伝えした損切りのポイントについては、常に意識してくださいね!
これで今日のお話は以上となります。
ここまでお届けしてきた内容で、
- トレードに対しての考え方
- 相場の見なければいけない部分
- エントリーロジックについて
- 利確について
- 損切りについて
これらの内容を勉強してきました。
もちろん全部吸収していただければと思いますし、全部でなくても少しでも今後のFXトレードに対してお役に立つ部分があればいいなと思っています。
大事なのは勝てるまで努力をやめないことだと思っていますので、諦めないチャレンジ精神は常に持っていてくださいね!
明日は少し裁量スキルのお話とはジャンルが変わり、
「実際のところ自動売買ってどうなの?」
という点をお話ししようと思っています。
実は、私自身プログラムもかじっていますので、大体のシステムはなんとなくわかりますし、これまでもたくさん試してみたりしました。
それらを踏まえて実際どうなのか?初心者さんにもおすすめなのか?
ということなどを徹底暴露しちゃおうと思っていますので是非お楽しみに!
ではでは、また明日のメールをお待ちください!
———————————–
☆インジケーターダウンロード案内
本日ダウンロード案内させていただくのは、
「急激な値動きが出た時にサインを出して相場が動き出す初動を教えてくれるインジケーター」
になります。
相場での狙い目は相場が動き出してきたタイミングになることが多いです。
このインジケーターは相場が急に今まで以上に大きく動いたタイミングをお知らせしてくれますので、価格が動いていないレンジ相場などで神経をすり減らさなくても良くなるインジケーターになります。
詳細は下記から
ダウンロードはこちら
https://fx-tradesite.com/member/myfiles/file/zip/2019/09/0906-180421.zip
※他インジケーターを見られて登録された方もいるかもしれませんが、インジケーターは毎日1つずつ配布することにしました。
というのも、私自身がっつり裁量のお話をするつもりなので、インジケーターを使っていただく以上、それで損失を出して欲しくないためです。
損失を出さないためにも裁量の習得も同時にしていただきたいという思いで裁量の勉強をしながらインジケーターも手にしてほしいと思います。
※ただ、希望している以外のインジケーターも完全無料でGETできちゃいます!